夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

結婚指輪は 400円

2018年07月11日 | 俺の女房は- - -

*俺が結婚したのは昭和39年、東京オリンピックの年だ。

経済的に厳しい生活をしていたので、結婚式は簡単に済ませ、女房に結婚指輪さえ買ってあげられなかった。 そして、共働きを始めた。

*それから、2年ほどたった秋と思うが、俺は東京へ所用で出かけ、日の暮れた銀座の街を歩いた。  歩道の片隅に露店があった。 安物のアクセサリーの店だ。 夜店は裸電球でガラス玉のような装飾品がキラキラと輝いている。 

のぞいてみたら、ダイヤもどきの指輪がある。  リングに5個のダイヤもどきがキラキラと輝いている。  指輪のサイズはいろいろある。  俺の小指にはまるものを探した。  俺の小指と女房の薬指は同じ太さだろうから。

値段はわずか400円。  これなら俺の小遣いで軽く買える。

*帰宅して女房に、紙の小袋にセロテープで閉じたままのダイヤもどきの指輪をポイと渡した。  俺は正直に400円だと知らせた。

こんな安物でも女房はたいそう気に入り、薬指にはめた。  サイズはぴったりだ。

そして、翌日から女房は指輪をして勤務先へ出かけた。 その結果、俺は同僚に恨まれることになろうとは夢にも思わなかった。

*女房の職場の同僚たちは指輪に気づいて尋ねた。

『どこで買ったのか? 値段はいくらか?』などと訊かれたので、『銀座です。 値段はとても教えられません』と答えたそうだ。

《銀座の夜店で400円のガラス玉の指輪を買った》などとは、恥ずかしくて言えなかったという。

そこへ、ダイヤの鑑定が出来ると言う女性が、ガラス玉に水を付けたり、太陽にかざしたりして調べた結果、本物のダイヤモンドと鑑定してしまった。

それから、すけつねは奥さんに銀座のデパートでダイヤが五つもある高価な指輪を買ってあげたそうだと、尾ひれがついてうわさが広まった。

そのうわさは、一駅離れた俺の職場の結婚したばかりのK氏の耳にも入った。 K氏の妻は女房の知人であった。

K氏は俺に尋ねた。「指輪はどこで、幾らで買ったのか」と。

俺だって結婚を明かす重要な指輪を《銀座の夜店で400円で買った》などとは、恥ずかしくて言えたものではない。 

だから、「銀座で買ったが、値段は口に出せない」と答えた。

女房は友達から指輪を貸してと言われると気軽に渡していた。 本物のダイヤだったら貸すことはしなかったろう。

「どこで、幾らで買ったの?」と尋ねられると、「銀座で買った。 値段は言えない」としか答えなかったし、決してダイヤとも、ガラス玉とも言わなかった。

*女房はお気に入りの指輪をしたまま炊事洗濯をしていた。 

それから半年も過ぎたころ、女房の職場の同僚が5個のダイヤ?のうち、一つが無くなっていることに気がついた。 通勤途中に落ちたのだろう。

 「ダイヤが一つ無くなっているよ」と注意を受けた女房は答えた。 

「糊がはがれたのでしょ。 400円だから気にしないよ」と。

職場の同僚たちは大笑いになった。

*それから間もない日、K氏は俺をにらみつけて、どなった。

「嘘をついたな! 指輪は400円のおもちゃではないか! 俺は妻から、すけつねが贈ったいう、ダイヤの指輪を私にも買ってくれと、何度も何度もせがまれて、悩んできたぞ ‼ 」

俺も女房も嘘は言っていない。 《ガラス玉の結婚指輪を銀座の夜店で400円で買った》などと恥ずかしくて言えないから、《買ったところは銀座、値段はとても言えない》としただけだ。 

ガラス玉を勝手にダイヤモンドと思い込んでしまったのは同僚たちではないか。 

K氏はくやしそうに俺をにらんでいる。 俺はK氏を気の毒に思った。

*それから20年も経ったころ、俺は本物の一文字ダイヤの結婚指輪を女房にプレゼントした。 しかし、その頃、女房は指輪に関心が無くなって、めったに指輪をすることをしなくなった。

*あの頃の事を想い出すと愉快になる。


七夕の願い 二人の仲は?

2018年07月05日 | 日記

デパートの催事場に七夕の飾りがあった。

 

 

笹竹に願い事を書いた短冊が数多く結ばれていた。

子供や若者、大人たちが、それぞれの願い事を書いている。

 

*部活の大会で優勝できますように

*算数が出来るようになりますように

*家族が健康で暮らせますように

*〇〇さんと結婚できますように

 などと、願い事が書かれてある。

その中でおかしなものを見つけた。

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二人の仲はどうなっているのだろうか?

お二人とも幸せになりますようにと俺は祈った。

 


1000万円くれるそうだ (詐欺メール)

2018年07月02日 | 日記

 

今朝スマホのメールを開いた。

受信時刻は真夜中だから気がつかないでいた。

アマゾン?からのメールだ。

  

  

    

  

1000万円くれるそうだ。

 

詐欺メールだろう。笑いがでたよ。

 

しかし、文字を細かに見直した。

 Amazon アマゾン ではなく、

Anazonアナゾン》だった。

   

  

     ご用心! ご用心!

 


下校見守り

2018年06月13日 | 日記

今日は小学生の一斉下校。

爺は見守り活動に出かけた。

去年は子供たちと一緒に歩けたが、今年は体力が落ちて、子供たちと歩けない。

ただ、道路の端で「お帰り」と声をかける。

そして、事故に遭わないようにといのる。

   

足腰が弱って、ヨタヨタ歩きの爺を心配して、後から婆がついてきた。

子供たちを見送ったあとに、和菓子屋へ寄り道した。

喫茶コーナーで「かりまん」と「コーヒー」で休憩。

 

 


ラベンダー

2018年06月12日 | 花・自然

 

雨あがりの夕方、妻と二人で散歩に出かけました。

公民館の駐車場の花壇でラベンダーの花を見つけました。

良い香りがしております。


バラ園 ROSE TOWN MORIYA

2018年05月26日 | 花・自然

2018-05-25撮影

 守矢バラ園を観賞してきました。

今年は昨年より早咲きで、あと一週間ほど楽しめるそうです。

 場所は那須塩原市の国道4号線と400号線の交わる「西三島交差点」から塩原方向へ400メートル程入った右側です。(バラ園の前は道路工事中)

  

  

  

  

  

  

  

  

    

  

 

  入園するときに竹筒に100円を納めれば、

シーズン中は何度来園しても良いとのことでした。


公園散策、それから ランチ

2018年05月20日 | 日記

2018-05-20

 今日は晴天。風もなく穏やかな日だ。

二人で、からすが森公園に出かけた。

軽トラック市や出店でにぎわっていた。

  

 ステージでは高校生による「那須野が原疏水太鼓」の演技が行なわれていた。

明治時代に水のない原野を開拓する様子を表す太鼓の演奏である。

力強い太鼓の打ち手に拍手。

  

 

 公園内を散策。

  

  

  

  

 

帰りは近くのレストランでランチ。

オムライスセットを注文。


サラダ


オムライス



デザート

 

行きも帰りも、女房の運転。

俺はシートを倒して横になる。

俺はらくちん

 


不用品が うな重になった

2018年05月09日 | 日記

 

 女房と二人で、うな重を食べた。

柔らかいウナギで、とても美味しかった。

  

  

 

 納戸を整理していたら、10年以上、一度も使わなかったものが、いろいろ出てきた。

いらないものは整理して、部屋を広くしようと思った。

何の役にたちそうもないものは捨てて、リサイクルショップで売れそうなものを集めてみた。

 SP・LPレコードプレイヤー、ラジカセ、旅行用のトランク、バック、ポーチ、日中英語翻訳機、などなど。

 部屋を片付けながら、三度に分けて、リサイクルショップに持って行った。

最初に、レコードプレーヤーは1,200円で売れた。

ポーチは染みがついているとのことで、買取り価格は1円也。

 二度目に出かけたら、レコードプレーヤーが4,900円と、約4倍の値が付けられていた。

三度目に不用品を売りに出かけてみたら、何と売れてしまっているのだ。

俺が不要としていたものを使ってくれる人がいるので、有難く思った。

 リサイクル店で、しめて4,000円ほどの収穫。

さて、このお金でちょっと贅沢をしよう。

値が高いので、なかなか食べられなかったうな重を食べることにしたのだ。

 納戸を片付けたご褒美だ。

美味しかったなあ!

 

あと、売るものはないかなあ?

俺はまた、納戸を探した。

また、何か食べられるかもしれないから。


我が家は 緑に 囲まれて

2018年05月04日 | 花・自然

我が家は緑に囲まれて

 庭に雑草がはびこりました。

とってもとっても、次から次へと生えてきます。

 もう、諦めました。

雑草の中から、お花が顔を出しております。

  

  

  

  

  

  

  

我が家を訪れたお客さんが言いました。

「緑が豊富なお庭ですね」と。

庭中がスギナなどの雑草だらけです。

確かに緑が豊富です。

5月4日はみどりの日でしたね。

 5月4日記す

 


塩原で ランチを 楽しむ

2018年04月18日 | 日記

 

 

塩原の知人宅を訪問後に、一年前に出来たレストランでランチを楽しみました。 


    
     上塩原の吊り橋

 

  

  

  
      柔らかい鶏肉(美味)
   

 

  
      マスカットゆず茶

 

  
         デザート

  

 


シャクナゲの花が咲きました

2018年04月15日 | 花・自然

 

我が家の庭にシャクナゲの花が咲きました。

50年ほど前に、妻が小さな苗木を植えたものです。

今は、高さが1.4m、長径2.1m、短径1.8mに育ち、見事な花を咲かせております。

  

  

  

  

  

  

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少し体調をこわし、ブログを休んでおりました。

今は元気を取り戻しました。

皆様に、ご心配をお掛けしたり、お見舞いの言葉を頂き、感謝致しております。

(夢職のすけつね)


野鳥からのおみやげ

2018年03月02日 | 野鳥

 餌の少ない冬の間、野鳥の補食として、庭のもみじの木にバードフィーダーを下げております。

暖かくなり、草木の芽が出てきましたので、そろそろ餌やりは止める予定です。

 

 

 シジュウカラはヒヨドリに追い払われるので、最近は姿を見かけなくなりました。

スズメはヒヨドリに追いかけられても、近くの木にとまり、ヒヨドリが飛び去るのを待っています。

こんな光景を見ているのは楽しいものです。

 

 

 もみじの木にバードフィーダーを下げるようになって3年ほどになりました。

それまではカミキリムシの幼虫がもみじの木に穴をあけ、柔らかな芯の部分を食害するので困っておりましたが、スズメなどの野鳥に啄まれるのか、木に穴があかなくなりました。

冬の間に餌をあげているので、野鳥の恩返しでしょうか。

 
 *もみじの木の根元と福寿草の間にマンリョウの芽が出ました。野鳥からのおみやげです。

 

 

 

 


タッカルビ と ナムル

2018年02月28日 | 俺の料理

男の料理教室で韓国料理を教わった。

  

①鶏のもも肉と野菜とうどんに、辛いゴチュジャンをこね合わせ、蒸し焼きにした『タッカルビ』

  

②ほうれん草のナムル

  

③豆もやしのナムル

  

いずれも上手に、美味しく出来た。

今回は失敗無し。

教えてくださった、韓国育ちの先生に感謝。


安売りのトマト缶でスパゲッティを作った

2018年02月22日 | 俺の料理

 スーパーで安売りのトマト缶を見つけた。

俺はこれでスパゲッテイを作ろうと思った。 

早速、webで簡単そうなレシピを探した。

適当な動画が見つかった。

小松菜とツナ缶とトマト缶を使ったパスタだ。

 俺はレシピに忠実に料理を進めた。

いつもなら、ソースはレトルトを使っているが、今回のようにトマト缶を使うのは初めての事だ。

さぞ、美味しく出来るであろう。

 俺はフライパンにオリーブ油を入れてニンニクを温め、細かく切った小松菜とツナを炒める。

それから、酒を回しかけて、蓋をして蒸し煮にする。

トマト缶を混ぜて5分間ほど煮る。

これに醤油をかけてソースができた。

ソースに茹でた麺をからめて、スパゲッティのできあがりだ。 簡単なものだ。

 まずは記念の写真を撮る。

インスタ映えする写真を撮ろうとしたら、湯気でレンズが曇ったので撮り直した。

写真を見ただけでも、美味しそうではないか。

本格的な出来栄えに、俺は満足。

   

 

 女房と二人で食べ始めた。

ン! 何だ! この味は! 味にメリハリがない。

タバスコを多めに振りかけたがまずい。

女房は『まずい』とは言わない。 そして醤油をかけている。

タバスコもたくさんかけて、黙って食べている。

俺は、何故まずいのか考える。

もしかしたら、調味料が少なかったのかな?

それから、第2の原因を考える。 思い当たることがある。

安売りのトマト缶に原因があるのではないかと。

決して俺の腕が悪いのではない。 

まずいのは安物のトマト缶のせいだと思い込む。

トマトのせいでなければ、俺のプライドが傷つくのだ。

 

 まずいけれども、醤油や、ペッパーや、タバスコをかけながら、口に押し込んだ。

嫌な味が口に残った。

紅茶を飲んでも、あと味が悪い。

 そうだ、女房から貰ったバレンタイチョコを食べると、嫌なあと味が消えるかも知れない。

    こまツナのトマトのパスタ

https://zexy-kitchen.net/recipes/1202


歌声喫茶

2018年02月20日 | 日記

 

 ハーモニーホールの歌声喫茶に出かけた。

今日の参加者は70人ぐらいで、高齢者が多い。

参加者のほとんどが女性で、男性は6~7人だけだ。

どこのサークルへ出かけても、女性が多い。

現職時代に張り切って活躍していた男性たちの多くは、どこにいるのだろうか?

俺も女房に無理に連れられて歌声喫茶に参加したけれど、自分から参加することは無かったろうなあ。

『花は咲く』の歌から始まり、『今日の日はさようなら』まで、30曲ほど歌った。

知らない歌が多かったけれど、ワンテンポ遅れながらついて行った。

 

 俺の後ろの男性は歌っていない様子だ。

隣に奥さんが座り、歌集をみせている。 

タンバリンを鳴らしながらリーダーが近寄ってきた。

そして、男の前で一緒に歌うようにリードしているが、彼は口をつぐんだままだ。

それから数曲進んだ後に後ろを見たら、二人の姿がなかった。

奥さんが無理に連れてきたのだろうか。

歌うのが苦痛なのだろうなあ。

 俺は現職時代の付き合いで、カラオケを無理に歌わせられるのが苦痛だったけれど、今回の歌声喫茶なら、何とかついていけそうだ。