goo blog サービス終了のお知らせ 

夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

タッカルビ と ナムル

2018年02月28日 | 俺の料理

男の料理教室で韓国料理を教わった。

  

①鶏のもも肉と野菜とうどんに、辛いゴチュジャンをこね合わせ、蒸し焼きにした『タッカルビ』

  

②ほうれん草のナムル

  

③豆もやしのナムル

  

いずれも上手に、美味しく出来た。

今回は失敗無し。

教えてくださった、韓国育ちの先生に感謝。


安売りのトマト缶でスパゲッティを作った

2018年02月22日 | 俺の料理

 スーパーで安売りのトマト缶を見つけた。

俺はこれでスパゲッテイを作ろうと思った。 

早速、webで簡単そうなレシピを探した。

適当な動画が見つかった。

小松菜とツナ缶とトマト缶を使ったパスタだ。

 俺はレシピに忠実に料理を進めた。

いつもなら、ソースはレトルトを使っているが、今回のようにトマト缶を使うのは初めての事だ。

さぞ、美味しく出来るであろう。

 俺はフライパンにオリーブ油を入れてニンニクを温め、細かく切った小松菜とツナを炒める。

それから、酒を回しかけて、蓋をして蒸し煮にする。

トマト缶を混ぜて5分間ほど煮る。

これに醤油をかけてソースができた。

ソースに茹でた麺をからめて、スパゲッティのできあがりだ。 簡単なものだ。

 まずは記念の写真を撮る。

インスタ映えする写真を撮ろうとしたら、湯気でレンズが曇ったので撮り直した。

写真を見ただけでも、美味しそうではないか。

本格的な出来栄えに、俺は満足。

   

 

 女房と二人で食べ始めた。

ン! 何だ! この味は! 味にメリハリがない。

タバスコを多めに振りかけたがまずい。

女房は『まずい』とは言わない。 そして醤油をかけている。

タバスコもたくさんかけて、黙って食べている。

俺は、何故まずいのか考える。

もしかしたら、調味料が少なかったのかな?

それから、第2の原因を考える。 思い当たることがある。

安売りのトマト缶に原因があるのではないかと。

決して俺の腕が悪いのではない。 

まずいのは安物のトマト缶のせいだと思い込む。

トマトのせいでなければ、俺のプライドが傷つくのだ。

 

 まずいけれども、醤油や、ペッパーや、タバスコをかけながら、口に押し込んだ。

嫌な味が口に残った。

紅茶を飲んでも、あと味が悪い。

 そうだ、女房から貰ったバレンタイチョコを食べると、嫌なあと味が消えるかも知れない。

    こまツナのトマトのパスタ

https://zexy-kitchen.net/recipes/1202


俺の ペペロンチーノ

2018年01月08日 | 俺の料理

     俺の ペペロンチーノ

 俺がスパゲッテイを作るときは、ほとんど、市販のソースを使ってきた。

しかし、俺は料理の腕が上がってきたから、今度は自分でソースを作ることにした。

ペペロンチーノを作ることにしたのだ。

まずはネットでレシピを探し、簡単そうなのを選んだ。

 

 たっぷりのお湯で、二人分のスパゲッティを茹でた。

フライパンにオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて、弱火で温めた。

唐辛子はレシピ通りに2本使った。

ゆで汁を加え、固めに茹でたスパゲッティを入れて、強火でかき混ぜた。

塩コショウで味付けし、醤油を少し加えて香りを出した。

れで出来上がりなのだが、俺は彩りにルッコラを入れた。

スパゲッティに、緑のルッコラと赤い唐辛子と、彩りも上出来だ。

プロの書いたレシピより、見栄えが良いのだ。   

     

 俺は満足。  食べてみた。

 

辛い!! 超辛い!!

  口の中が熱い!!

 鼻や目の周りや、額から汗がにじみ出てくる。

水を飲んだ。 けれども、口の中が熱い。

顔も熱くなって汗が蒸発していく。 

水だけでは効き目がない。

俺はご飯を口に入れて、ヒリヒリ感をやわらげようとした。

少しは良くなったが、まだ辛い。 口の中がヒリヒリする。

女房が用意したリンゴをかじったら、ヒリヒリがおさまった。

リンゴには、ヒリヒリ感を抑える効果があるのかなあ?

女房も辛いと言うが、俺ほどではないようだ。

女房はいろいろと強いが、辛さにも強いのだ。

 

女房は言う。

あの唐辛子は大田原産の栃木三鷹(サンタカ)で、普通の唐辛子よりも辛いとのことだ。

だから、1本で充分とのことだ。

よし、今度は栃木三鷹、1本で作ってみよう。

 


油揚げでネギ味噌チーズ焼き(男の料理)

2017年11月24日 | 俺の料理

油揚げでネギ味噌チーズ焼き

今回の男の料理は一度に三種類も作るのだ。

油揚げでネギ味噌チーズ焼き、照り焼きつくね、ディップを作って野菜を食べる、の三つだ。

   (拡大)

先生は最初に三つの料理の作り方を説明した。

三種類を同時進行で作るそうだ。

俺は一つの料理を作り終えてから、次の料理を調理するのでなければ、頭が混乱して理解出来ない。

『ディップ』と言われても何のことだか分からない。

だから、俺は他人の真似をしながら、野菜を切ったり、鶏の挽肉に片栗粉などを入れてこねたりした。

ネギをみじん切りにし、味噌、砂糖、みりんを混ぜて、ネギ味噌を作った。

これを三人で味見をした。減塩に慣れている俺は辛いと思うが、他の二人は甘いから味噌をたした方が良いという。

意見が分かれた。多数決で味噌が追加されてしまった。

油揚げをフライパンでこんがり焼き、その上にネギ味噌をぬり、チーズをのせて、レンジで焼くのだ。

チーズはうどんを短く切ったような形をしている。こんなチーズを俺は初めて見た。

チーズを山盛りにしてのせた。

俺は減塩を考えて、自分用の油揚げにネギ味噌を薄くのばしてぬった。

そして、目印に油揚げの隅に菜箸で穴をあけた。

他の二人はたっぷりとぬった。

レンジから取り出してみたら、チーズが溶けて目印にした油揚げの穴がふさがっている。

どれが、俺の減塩味噌チーズ焼きか、分からなくなってしまった。

だから、適当なのをとってお皿にきれいに盛り付けた。

 

全員で調理台をテーブルにして食べた。

俺はお箸で油揚げのチーズを寄せて、菜箸の穴があるか調べた。

穴はない。

俺の所に来たのはネギ味噌をたっぷり付けたものに違いない。

仕方がないから、食べることにした。

しかし、驚いた。

ネギ味噌をたっぷりつけた油揚げはとても美味しいのだ。

ということは、俺の作った『減塩油揚げ』を誰かが食べているのだ。

さぞ、まずいだろう。

俺は黙って自分の皿の『油揚げでネギ味噌チーズ焼き』食べた。

 


 包丁を使わない一人鍋

2017年11月15日 | 俺の料理

    

 男の料理教室へ行った。今日は包丁を使わないで調理するとのこと。包丁で怪我をすることを恐れて、調理できない初心者のための教室であると、先生は説明する。

俺は野菜を切る程度だったら下手でもできるが、そのうちに包丁を持てなくなる日がくるであろうから、その時のために真面目に勉強する。

 包丁の替わりに材料を手でちぎったり、調理用のハサミで切ったりするのだ。作るものは鍋料理だ。しかも 《一人鍋》という。

いよいよ一人だけになっても、食べていけるようにと、口には出さぬが先生は考えてくれているのだろうと思う。

 一人ずつに土鍋がくばられた。参加者全員のだし汁は先生が作って分けてくれた。鶏肉の団子も先生が作ってくれた。家で作るときはお店で売っているものを利用すればよいとのことだ。

 土鍋に鶏団子を入れた。鍋には肉や魚介類を先に入れ、野菜は後に入れると良いとのことだ。これだけはしっかり覚えておこう。

ねぎや白菜などの野菜をハサミで切って入れ、最後に豆腐を手でちぎって入れて出来上がり。

 食べてみた。とても美味しい。先生が作ってくれただし汁が良いから美味しく出来たのだろう。

 先生がだし汁を作っている様子を、俺はよく見ていた。昆布や鰹節、醤油、塩、みりんなどを、計量カップを使わずに適当に入れている。適当なのにちょうどよい味になるのだから不思議だ。

 先生は自宅で一人鍋を作るときは、鍋用のスープをお店で売っているから利用すればよいとのことだ。

 俺は考える。俺が一人で食べていかなければならなくなったら、一人鍋を作るのに、だし昆布を30分も水に漬けたり、鰹節を煮立ててだしを作るのでは、大変なことだ。お店でだしを買ってきた方が楽だろう。

 今回の包丁を使わない一人鍋の講習は、包丁を使ったこともない初心者のための講習とのことだが、俺にとっては、もしもに備えて、一人で食べていく時の勉強なった。

 

 しかしなあ、独りだけで食べていかなければならなくなった時のことを想像すると寂しいよ。


紅鮭のチャンチャン焼きとハマグリのお吸い物

2017年11月01日 | 俺の料理

 

 男の料理教室で、紅鮭のチャンチャン焼きとハマグリのお吸い物を作った。

  

まずは紅鮭を切る。これは先生が行なった。

三枚におろしてから皮の方から切り分けていく。

 

アルミホイルに材料を並べた。

紅鮭とその白子、キャベツ、エリンギ、シメジなどだ。

レモンを添えてお酒を少しかけた。

塩コショウやバターなどは入れない。

塩漬けの鮭の塩分だけで味付けができるのだ。

 

 

アルミホイルに包んでフライパンで蒸し焼きにする。

これで出来上がり。

 

 

 ハマグリのお吸い物は貝を煮て、味付けは塩のみ。

 

今日の男の料理は簡単だ。

料理教室でご飯を炊き、お昼にした。

 

余った紅鮭を分けていただいて、家で復習。

上手に出来たよ。

夕食のおかずにして、二人で美味しく食べた。

今回は失敗無し。(^^♪

 

    ==== その3日後 ====

  俺はスーパーへチャンチャン焼きの材料を買いに行った。

  紅鮭が無かったので、普通の塩鮭の切り身を買った。

  家計を考えて、塩鮭は特売用の安いのにした。

  白子は売っていなかった。

  家に帰って、チャンチャン焼きを二つ作ることに挑戦。

  塩鮭、シメジ、玉ネギ、パプリカなどをアルミホイルに包んだ。

  お酒は料理教室では、ほんの少ししか入れなかったが、

  俺はたっぷりと入れた。

  こうすることで、お酒がしみこみ、美味しくなるはずだ。

  フライパンで蒸し焼きにした。

  先日のように上手な出来上がりに満足。

  見た目は美味しそうだ。

 

  食べてみた。 

  しょっぱい! 水っぽい! まずい!

  塩鮭の塩分がきつ過ぎる。

  しかも、水っぽいのだ。

  先生が用意してくれた紅鮭の塩分は、ちょうどよかったのに、

  俺が買った特売用の塩鮭は塩分が多すぎたのだ。

     特売用は味がまずいのだ。(>_<)

  お酒を多めに入れたのに、お酒の味がしない。

  お酒はアルコール分がとんで、只の水になってしまったのだ。

  しょっぱくて、水っぽくて、まずいチャンチャン焼きになってしまった。

  女房は俺の料理を我慢をしながら食べている。  


俺は、ニラをたくさん入れたチヂミを作った

2017年08月26日 | 俺の料理

 今日の男の料理教室は韓国料理だ。

チヂミとチェユッポックンというものを作るのだ。

 まずはチヂミを作る。 これは韓国料理店で食べたことがある。

強力粉に卵と水を入れてこねる。 

こねるときは弾力がついて、意外にも力がいる作業だ。

 これに、ニラ、タマネギ、ニンジン、ネギなどの野菜を入れてこね合わせ、フライパンで炒めるのだ。

 

 先生はフライパンを片手であやつり、中身をひっくり返すが、我々にはまねできるわけがない。 

だから、フライがえしで、表裏をかえしながら焼いた。

 こんがりと、きつね色に焼いたら、包丁で切る。

切るときは包丁をひかずに、押すようにして切る。

俺は先生の手元をよく見て覚えようとした。 

俺の班の料理はよくできた。

 

 次はチェユッポックンだ。 言いにくい名前の料理だ。

豚肉と野菜にコチジャンを混ぜて炒める。

コチジャンというものは、俺には聞いたことのない調味料だ。

 俺の頭には二つのレシピは入らないから、簡単そうなチヂミだけをメモして覚えようとした。


    *チェユッポックン*

 

 家に帰った。 俺はチヂミの復習をした。

野菜は、ニラ、ネギ、ニンジン、タマネギなど、教わったとおりの野菜を入れようとして、まな板で材料を切った。

ニラは、俺の好物だが、女房は嫌いなものだ。

俺は自分の趣味に合わせて、ニラを多めに切った。

すると、タマネギを入れるすきがなくなったから、タマネギは入れないことにした。

俺はフライパンで炒めた。

料理教室で作ったときよりも、量が多くて厚くできた。

 食べやすく切って、女房と二人で食べた。

俺はとても美味しいと思うが、ニラ嫌いの女房に味をたずねたら、

美味しいと言う。

 女房の返答を俺は素直に聞くことにした。

ニラ嫌いの女房はチヂミにすると食べられるのかなあ。

それでは、この次も、チヂミを作るときは、ニラをたくさん入れることにしよう。


俺は 梅干つき 五目冷やし中華 を作った

2017年08月11日 | 俺の料理

*梅干つき五目冷やし中華*

 【 俺はキンチョウカンを持って、シュクシュクと

テイネイに テイネイに、冷やし中華を作った 】

←(クリックで拡大) 

 今日の午前中は、女房は友達と布切れで何かを作るとかで、公民館に出かけて留守だ。

留守の間に、俺はお昼を自分で作り、女房に食べさせようと思った。

冷やし中華だ。

最近、女房が作るお昼は冷やし中華が多くなってきた。

俺は作り方を観察してきた。

簡単な料理のようだから、俺にだって作れるはずだ。

 

 俺はスーパーへ出かけて、スープ付きの中華麺を買った。

トッピングする具材は冷蔵庫を探せばよいだろう。

帰宅し、材料をそろえる。

卵にトマト、キュウリ、ロースハム、ミョウガで五色の彩りの冷やし中華を作ろうと思い、出来栄えを想像し、ニコリとする。

 

 まずは薄焼き卵を2枚作って細く切り、錦糸卵を作ることにした。

銅製の四角い卵焼き器に卵液を流して焼いた。

卵焼き器の取っ手を持って、まな板にひっくり返して置こうとしたら、取っ手の金属部分が指に触れた。

「アッチッチッチ」 やけどをした。

急いで水道の水で冷やした。

2枚目はやけどをしないように《キンチョウカンを持って》焼いた。

錦糸卵にしようとして、細かく包丁を入れると崩れてしまったから、太めに切った。

薄焼き卵の短冊切りになった。

次にキュウリを切る。

キュウリを三つに切ってから、たてにして千切りにしようとしたら、短冊切りになってしまった。

千切りでも短冊切りでも味は同じはずだから、まあ、いいか。

それならば、初めから簡単な短冊切りにした方がよいと、俺の頭は回転する。

だから、次のロースハムは初めから短冊切りで仕上げた。

トマトは、くし切りにした。

一つのトマトを12等分するという高度な技術をクリアしたのだ。

ミョウガは切りにくいから適当に切った。

以上でトッピングの材料はそろった。

 

 俺は《シュクシュク》と冷やし中華を作る。

麺を茹で、水でぬめりを取り、氷水で冷やす。

これをお皿に盛り付けるのだ。

盛り付けは中央がこんもりと高くなるようにした。

円錐形にもりつけると麺の表面積が多くなり、トッピングの量も多くなるだろうと数学的に考えたからだ。

俺は美的センスを駆使しながら、キュウリ、トマトなどを《テイネイニテイネイニ》トッピングした。

最後に中央に梅干をのせ、スープをかけて出来上がりだ。 簡単だ。

熱中症予防の塩分補給に梅干を加えたのだ。

グッドアイデアだろう。

 

 女房と二人で食べた。

まずはキュウリから食べよう。

ガリガリと音がする。

女房の千切りキュウリは柔らかいが、俺の短冊キュウリは硬い。

女房は「キュウリを縦に切って短冊切りにすると、皮の部分と中身の硬さがちがうので食べにくい。また彩りもよくない」と、手きびしく批評。

 

「はい!2度とコノヨウナコトガオキマセンヨウに、

今後はキンチョウカンを持って料理いたします」(最敬礼)

 


俺の西洋料理はブイヤベース

2017年07月26日 | 俺の料理

 蒸し暑い。寝苦しい。

しかし、女房はぐっすり眠っている。

俺は起きて、何かないかと戸棚を探した。

奥の方から忘れられたような缶詰が出てきた。

トマトの水煮だ。

賞味期限は4か月も過ぎている。

しかし、食べられないことはないだろう。

俺はネットでトマト缶のレシピを探した。

「サバ水煮缶とトマト水煮缶でブイヤベース」という料理を見つけた。

幸いサバ缶もある。

明日の夜は俺が「ブイヤベース」とかいう西洋料理を作ることにした。

レシピをプリントしてから、ベッドに入った。

 

 女房が夕食の支度をしているところへ俺は割り込んだ。

俺の料理の始まりだ。 

俺はまず、鍋にサバ缶の汁だけを入れた。

スライスした玉ねぎ、トマト缶、塩、水を入れて煮詰める。

玉ねぎが煮えたところに、サバの身とカレールーを加えて出来上がりだ。

意外と簡単に出来た。

俺は女房に俺の作った、西洋料理の名前を教えようとしたが、思いだせない。

レシピを見ながら「ブ・イ・ヤ・ベース」と言いながら教えてやった。

しかし、女房は知っていたよ。

ただ、自分では作ったことがないそうだ。

 俺はブイヤベースをテーブルに並べた。

このときはすでに、女房のいつもの料理が並べてあった。

ご飯に豆腐の味噌汁、青菜のおひたしと魚の煮物だ。

これにブイヤベースだと組み合わせが悪い。

ブイヤベースにはパンだけがあればよいようだ。

 

 食べてみた。

俺はおいしいと思うが、女房の口には合わないようだ。

女房はコショウをたっぷり振りかけながら、まずそうに食べている。 

 


ワインに合う パン作り

2017年06月25日 | 俺の料理

          ワインに合うパン作り

 

今日の男の料理教室はパン作りだ。

ワインに合うパンを作るそうだ。

俺はギックリ腰だが、何とか頑張ってみようと出席することにした。

腰痛ベルトで腰を固め、クルマで出かけた。

そして、杖を突きながら調理室へ。

強力粉、イースト、砂糖などに水を加えて、粘りが出るまでヘラでよく混ぜる。

これを丸めて、ステンレスの調理台の上で、のばしたり畳んだりしながらこねる。

蕎麦打ちをしてきた男たちは、「菊練りやへそ出しをしなくていいのか」と疑問を持つ。

パン作りなのに、そば打ちを思い浮かべているのだ。

丸めた生地をボウルに入れて、これをぬるま湯で温め、発酵させる。

待つ時間はコーヒータイムだ。

発酵して膨らんだ生地のガスを抜き、丸めなおして休ませる。

また、休憩だ。

麺棒でA4用紙のような長方形に伸ばすのだが、適当な大きさの麺棒がないので、蕎麦打ち用の大きなものを使った。

こねたり、伸したりするのは蕎麦打ちよりも簡単だ。

長方形に伸ばした生地に卵を塗り、半分に切って一つには粉チーズをふりかけ、他の一つにはケシの実と岩塩をふり、オリーブオイルをかけた。

それぞれ細長くスケッパーで6等分にし、天板に載せてガスオーブンで焼いた。

出来上がるまで、またコーヒーをいただいた。

こんなに休憩時間がある料理教室は初めてだ。

ギックリ腰の俺には都合が良い。

出来上がったパンを少し試食して、家へ持ち帰り。

夕食のテーブルにパンも並べる。

女房とワインで乾杯。

指のように細いパンを肴にワインを飲む。

 

今度のパン作りは、日本酒に合うパンを作るように頼んでみようか。(笑)


豚肉ソテーサラダ仕立て

2017年05月11日 | 俺の料理

 俺の料理はフランス料理だ

  豚肉ソテーサラダ仕立て

 

 男の料理教室で、《豚肉のソテーサラダ仕立て》を習ったので、家で作ってみることにした。

まず、フライパンをガスレンジにかけて、油をひいた。

フライパンが暖まるまでの時間に、豚肉のまわりの筋切りをすれば、効率よく料理が出来ると考えたからだ。 

作業中に、ガスレンジが《ピピピピピピ》 と鳴り出して、ガスが止まった。

からだき防止のため、自動的にガスが止まったのだ。

俺は、ピピピピピピの音に驚いてしまった。

男の料理教室では、豚肉は完全に焼かずに、80%ほどに焼くと良いと教わった。

表側を3分間、裏側を2分間焼くと、80%の焼き方が出来るそうである。

俺はタイマーを見ながら、3分、2分と豚肉を返して焼いた。

それから、アルミ箔に包んで蒸した。

こうすることで、肉の中が柔らかく焼けるそうだ。

蒸している間にソースを作った。

粒マスタード、ハニー、マヨネーズを混ぜて作った。

味見をしたらよく出来ている。

ソースを皿にひいて、カットした豚肉を並べた。

これに、ベビーリーフを添えた。

黒コショウ、レモン、エキストラバージンオリーブオイルなどの調味料をかけた。

パルメザンチーズはスーパーで探したが見つからなかったので、かけなかった。

俺にもフランス料理が出来たのでうれしかった。

おれは《豚肉ソテーサラダ仕立て》 というフランス料理をテーブルに置いた。

 女房は瀬戸物の茶碗にご飯、うるし塗りのお椀に味噌汁をよそった。

茶碗やお椀は、フランス料理に合わないうつわだ。

ご飯と言わずに、ライスと言ってお皿に、味噌汁は、ミソスープと言って深皿に入れれば、すべてがフランス料理になるのだが、うつわのことは我慢することにしよう。

ナイフ、フォーク、スプーンはない。

女房が用意したのは、お箸だけだ。

これもムードがないけど、我慢だ、我慢だ。

 さあ、食べることにしよう。

その前に乾杯だ。

アルコールはフランス流にワインでやろう。

「乾杯!」とグラスを合わせる。

料理の色合いが良くないような気がするが、豚肉を一つ、口に入れた。

   固い!   まずい! 

 俺は科学者のように、冷静に原因を追究する。

第一の原因は、ピピピピピピの警告音がなったとき、俺は驚いて、豚肉に塩コショウをするのを忘れてしまったのだ。

だから、まぬけな味になってしまったのだ。

第二の原因は、料理教室の先生が、80%の焼き方は、表側を3分、裏側は2分と教えてくれたのは、公民館のガスレンジの場合のことなのだ。

我が家のレンジは火力が強いから、焼きすぎて固くなってしまったのだ。

一生懸命がんばって作ったフランス料理だ。

失敗してしまった。 残念だ。

 

 俺はワインを飲む。

ワインは悲しい酒になった。

俺はまた、グラスにワインをそそいだ。

  女房は「飲みすぎるから、止めなさい!止めなさい」との、ご意見だ。

 しかし、

  ♪ ワイン飲まずに居られるものですか。♪♪♪

  ♪ ちょっとやそっとのご意見なんぞで、ワイン止められましょうか。♪♪♪ 

 

 

 


男の料理教室は フランス料理だ

2017年04月23日 | 俺の料理

男の料理教室に参加。

《 豚肉ソテーサラダ仕立て 》という料理を作るそうだ。

 名前からして、フランス料理だ。

最初の計画では、トリ肉の料理だったが、トリ肉が嫌いな人がいるので、急きょ豚肉に変更したそうだ。

豚肉肩ロースの両面に、塩をパラパラ振りかけたら、すぐにフライパンで焼くのだそうだ。

俺の班は4人だから、肉が4枚配られた。

俺はすぐ、1枚の肉に塩を振りかけた。

すると、先生がおっしゃった。 

「焼くのはまだです。 魚は焼く5分前に塩を振り、肉は焼く直前に塩を振りかけると、良い味になります。 肉の場合は、早くから塩を振ると、味がまずくなりますので、まだしないでください」

俺はすでに塩を振りかけてしまったから、もう、遅いのだ。

 

しばらく、他の作業をしてから、肉を焼くことになった。

残った3枚の肉に、誰かが塩振りをして、すぐにフライパンに並べて焼いていた。

俺がすでに塩振りしておいた肉も一緒だ。

俺は塩振りに失敗したのだから、手を出さないようにしていた。

しかし、俺が間違って塩振りしたのはどの肉か、俺にはわかるのだ。

肉の微妙な違いを俺は知っているのだ。

右上の小さめの肉だ。

他人には分からないだろう。

 

フライパンで炒めた肉が各自のお皿に分けられた。

俺の皿に配られたのは、俺が塩振りしたのではないことはすぐわかったが、黙っていた。

俺は運がよいなあ。

それぞれが、配られた肉をまな板に移して斜めに薄切りにした。

これをお皿の下半分によそった。

粒マスタード、蜂蜜、マヨネーズをボウルで混ぜて、ソテーした豚肉にかける。

この上にベビーリーフを盛り付け、粉チーズや黒コショウをふりかけ、レモンを絞って出来上がり。

フランス流の焼き豚が出来た。

 

二つ目は《 ニソワーズサラダ 》という、これもフランス料理だろう。

材料はオリーブや玉子、ジャガイモ、ツナなどだ。

ジャガイモをさいころ状に切って塩茹でする。

ゆで玉子もさいころぐらいの大きさに切る。

オリーブは4っつに切る。

これらをボウルに入れて、レモン、オリーブオイル、塩コショウで和える。

これで出来上がりだ。

今日の料理は簡単だ。

お皿の上半分に、サラダを盛り付けた。

ニソワーズサラダという名の、フランス料理だ。

 

食べてみた。

二つの料理とも、美味しい。 とても美味しい。

俺が間違って塩を振りかけたのは、まずいはずだ。

しかし、誰もまずいと言わない。

俺は思う。

誰もこのようなフランス料理を食べたことがないから、まずければそういう味だと思っているからだろう。

俺だけは確かに美味しい肉料理を食べているはずだ。

運の悪い誰か一人には悪いなあ

 

 


男の料理教室は失敗続き

2017年03月27日 | 俺の料理

男の料理教室に行った。

今日の料理は、パルメザンクリームペンネと、チキンのトマト煮と、キノコのマリネという。

俺はパルメザンをカルメザンと記憶してしまった。

カタカナ言葉の料理はなかなか覚えられない。

 

今回の先生は調味料を適当に入れる。

オリーブオイルを適当に鍋に注ぐ。

しめじ、しいたけ、えのきなどを、鍋にどっさり入れた。

多い方が美味しいと言って、全員の分を一つの鍋で作るそうだ。

ガスにかけてかき混ぜる。

料理上手な会員が、大きなシャモジみたいな道具で、かき混ぜていた。

そこで俺は言った。

「この仕事は、料理の下手な人がやった方が良いのではないか。料理に慣れるために、下手な人にまかせた方が良い」と。

そして、俺がこの作業を買って出た。

先生は容器から、塩と胡椒を適当に手で握って鍋に投げ入れた。

大匙とか、小匙などと言わないで、適当に握って入れるのだ。

他にも、何かの調味料を適当に入れた。フランスの調味料だそうだ。

シャモジみたいな道具で、かき混ぜていくうちに、キノコが柔らかくなり、全体の量が少なくなっていく。

俺は、ちょうど良いかたさになるまで炒めた。

味見をしてみた。先生が適当に入れた調味料で美味しく出来たのだ。

 

俺はこのキノコのマリネという料理を、我が家で作ることについて考えた。

先生は量が多いと美味しく作れるという。

俺の家で、女房と二人分を作ったのでは、美味しく作れないだろう。

先生はオリーブオイルを適当に入れ、塩も胡椒も適当だ。

フランスの調味料も適当に入れたのだ。

計量スプーンを使わないのだ。だから、調味料の量が分からない。

それに、名前を聞いたが、すぐ忘れてしまったフランスの調味料などは家にない。

ということは、俺の家に向かない料理だ。

それなのに、俺はこの料理を覚えようと、ベテラン会員がしていた作業を俺に譲ってもらって、一生懸命に調理していたのだ。残念!

 

次は3~4人のグループに分かれての調理。

チキンのトマト煮だ。

俺は玉ねぎのみじん切りを引き受けた。

まず、玉ねぎの茶色い皮を丁寧にむいた。

みじん切りに、茶色い皮が混じらないように気をつけた。

みじん切りは、前にもやったことがあるので上手にできた。

他の人がフライパンにオリーブオイル入れて、ニンニクを炒めていた。

これに、俺が切った玉ねぎを入れた。

俺は玉ねぎを炒める作業も、他人から引き継いだ。

菜箸で炒めていると、白い玉ねぎの中に、茶色いものが混じっている。

薄い皮のようだ。

どうやら、玉ねぎの皮らしい。

玉ねぎのみじん切りを作ったのは俺だ。

確かに皮をむいたはずなのに、茶色い皮が混じっている。

調理中に間違って入ってしまったのだろう。

俺は菜箸でつまみ上げた。

それが、いくつも入っているのだ。

俺は一つずつつまみ上げて小皿にとった。

すると、仲間が言った。

「それはニンニクだから、捨てないで」と。

ニンニクをオリーブオイルで炒めたら、玉ねぎのような茶色い皮のようになっていたのだ。

俺は余計なことをしてしまった。

これに、ホールドトマトの缶詰を入れてソースを作った。

次は、軽く焼いたトリ肉を、このソースで煮込むのだ。

トリ肉は他の男が受け持った。 

男は、トリ肉はしっかり焼くものだと、言いながら調理している。

先生は、トリ肉は軽く炒めると指導していたように俺は思ったが、ニンニクを捨てた失態をしたばかりだし、自信がないから黙っていた。

そこへ先生がいらした。

トリ肉は軽く焼いてトマトソースで煮るようにと。

この男も失敗だ。

すでに、トリ肉は焦げ目がつくほど焼かれていた。

これで、調理失敗の仲間ができた。

キノコのマリネ

 

チキンのトマト煮とパルメザンクリームペンネ

=====================

一年前の俺の料理は

「フライパンのテフロン完全破損」

http://blog.goo.ne.jp/suketsune/e/c135308435f529dab37d2837572ebb1b

 


ご飯で握り寿司の練習

2017年03月07日 | 俺の料理

 

お酒を飲もうと思って、マグロの刺身を買ってきた。

今夜は楽しめるぞと、俺はほくそ笑む。

俺は、この幸せをさらに高めようと思う。

いつか握り寿司を作ってみようと思っていたから、このマグロで練習しよう。

一切れだけを握り寿司の練習に使おうと思う。

練習だから、酢飯が無くても良い。

ただのご飯を握って、マグロを張り付けてみよう。

俺はご飯が手に付かないように、右手を水で濡らした。

手の平にご飯をとり、柔らかく握る。

シャリ玉が出来た。

次に、マグロのネタを左の手にのせる。

シャリ玉を持ったまま、右手の人差し指にわさびを付けて、ネタに塗った。

これに、右手のシャリ玉をのせる。      

ここで、上手に出来そうだと一息つく。

形を整えようとして、左の手の平で上下に返した。

右指でネタを軽く押さえながら形を整えていく。

 

ここで、問題が起きた。

左手は水で濡らしていない。

ご飯のつぶつぶが、手の平にくっついてしまった。

酢飯だったら、付くことはないだろうが、ただのご飯はべたべたと手についてしまうのだ。

俺はあわてて右手に移し替えて握った。

すると、右手にもご飯がくっついてしまった。

両手にべたべたとご飯がくっついてしまった。

どうすることもできないから、そのまま口へ押し込んだ。

大失敗だ。

 

ふと、幼少の頃を思い出した。

学校へ入る前の年のことだ。

留守番をしていたが、母親がなかなか帰ってこない。

おなかが空いてきた。

ボクはこっそり、おにぎりを作って食べようとした。

母親がおにぎりを作っているのを真似て、自分で作ろうとしたのだ。

おひつの中からご飯をとり、両手で握った。

すると、ご飯がべたべたと手に付いて、握ることが出来ない。

両手はご飯だらけになった。

母親は、つまみ食いをすると、神様が見ていて罰を与えるよと、言って聞かせていたから、ボクは神様のバチが当たったと思って恐ろしくなった。

母親がおにぎりを握るときは、不思議にご飯が手に付かないが、ボクが握ると手についてしまうのだ。

ボクは神様のバチが当たって、手がべたべたになってしまったから、恐ろしくなっておにぎり作りをやめた。

こんな思い出が頭をよぎる。

握り寿司を作る気持ちがなくなってしまったよ。


俺は 本格的エビチリを 作ろうと 努力したが -----

2017年02月10日 | 俺の料理

冷凍庫に《むきえび》があるのを見つけた。

俺はこれでエビチリを作ろうと思った。

以前、電子レンジでエビチリを作ったことがあるが、今度は本格的にフライパンで作ろうと思った。

俺は図書館へ行って資料を調べた。

そして、お気に入りのレシピをノートに書き写した。

まず、自然解凍した海老に、片栗粉大匙1に、塩を少々ふりかけ、優しくもみ洗いをした。

こうすることで、海老にプリプリ感が出るとのことである。

フライパンで海老を炒め、ねぎ、にんにく、しょうが、トウバンジャンを入れて、さらに炒めた。

そして、あらかじめ作っておいた合わせ調味料を加え、フライパンで混ぜ合わせた。

合わせ調味料は、ケチャップ、酒、砂糖などである。

レシピのとおりだと、これで出来上がりだが、俺はいろどりを考え、茹でたブロッコリーをのせた。

二人で夕食のテーブルに着いた。

俺はエビチリを眺める。 

よくできたエビチリだ。

我ながら上手に出来たと自慢。

俺はニコニコ。 いい気分だ。

俺はグラスに、なみなみと冷酒をそそいだ。

女房は酒に弱い。

女房のさかずきには少しだけついだ。

俺の料理の腕に乾杯。

食べてみた。

 まずい!!

エビのプリプリ感はまるでない。

ソースは間の抜けた味だ。

レシピのとおりに作ったのに、なぜこんなにまずいのか。

さっきまでニコニコだった俺の顔はしだいに渋くなっていく。

まずいけれど、俺の作った料理だ。 

俺は我慢をしながら食べる。

女房は、俺の料理だから、まずくても、しかたなく口の中へ入れている。

俺は酒で口の中を清めた。

グラス一杯だけの酒では気分がよくならない。

俺はまた、グラスに一升瓶から冷酒をそそいだ。

ぐびぐび呑んだ。

やけ酒だ。