夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

福島県・小野町の千本桜

2013年04月26日 | 日記

4月25日(木)

 

 小野町の千本桜を観に行った。

 夏井川の5キロにわたる両岸を彩るソメイヨシノは満開。

 地元の小学生が小グループに分かれて千本桜について説明していた。

 自作のポスターを掲げ、リレー方式で説明している。

 夏井千本桜のいわれ。

テングス病予防の枝切りの手伝い。

清掃活動。

 また、観光客からアンケートをとり、クルマ椅子の貸し出しや階段へ手すりを取り付けて欲しいという観光客の要望を町役場へ伝えて、改善して頂いたことなどを誇らしげに発表している。

 子どもたちに尋ねると、生活科の時間に桜を守る活動をしているとのこと。

 

少し離れた所で子供たちを見守っている男性に気づいた

 学校の先生と直感。

 先生に「素晴らしい教育をしているね」と褒めたら、

 照れていたよ。

 

そうか、先生って褒められる事がないからなあ。

 照れるはずだよ。(//∇//)

 

 

アンケートに応えたら手作りのしおりをいただきました。

素晴らしい子供たちだなあ!!

 

夏井千本桜 ↓

http://www.town.ono.fukushima.jp/soshiki/3/sakura-natsui.html

 

 

 


ニンニクパワー

2013年04月19日 | 日記

餃子の街・宇都宮へ行った。

俺は餃子を二人前も食べて,帰りの電車に乗った。

始発の電車は通勤客と通学生で満員。

優先席に座っているのは女子高生たちだ。

年寄りの俺にだれも席を譲ろうとしない。

見かねたのか初老の男性が席を立ち,俺に席を譲ろうと声をかけてきた。

俺は断わった。

 

俺は,優先席に座ってケイタイで遊んでいる女子高生たちに声をかけた。

「あなたがたが,もし病気でなかったら,爺に席を譲ってくれませんか」と。

すると3人が席を離れた。

俺は礼を言って隅の方の席に着いた。

二つの席が空いたが,だれも座ろうとしない。

空いてるときは若人だって座れば良いのにと思った。

 

幾つかの駅が過ぎてから,だれも座らない訳が分かった。

俺は餃子を食べたばかりだ。

俺の身体からニンニク臭が発散しているからだろう。

俺も乗客たちに迷惑をかけているのだなあ。

 

俺は思いついた。

優先席の高校生を追い払うには

餃子を食べてくることだ。

これが本当のニンニクパワーなのだ 

 


ガッテン流バナナは真っ黒に

2013年04月13日 | 俺の女房は- - -

 

 

NHKテレビの“ためしてガッテン”で,バナナを上手に熟す方法が紹介された。

50度のお湯に5分間バナナを入れると,その1時間後にはバナナが美味しくなるそうである。

俺は女房に頼んでガッテン流バナナを作ってもらった。

お湯に入れておくだけでバナナは美味しくなるのだ。

 

今日は女房が留守である。

俺はバナナを2房買ってきた。

ガッテン流バナナを作ってみることにした。

まず,大きな鍋に水を入れてガスをつけることから始めた。

俺は化学の実験のように,鍋に温度計を入れて,お湯がちょうど50度になるのを待った。

そして,バナナを鍋に入れた。

タイマーを5分にセットした。

タイマーがピッピッピとなったのでバナナを掬い上げた。

だが,このとき俺は異変を感じた。

女房が同じことをしたときは,たしかにバナナは黄色い色をしていたのだ。

しかし,俺がやると真っ黒に変色しているのだ。

皮をむいたらドロドロに溶けているのだ。

何故こうなったのだろうか

バナナの種類が違うのだろうかと考えこんでしまった。

 

すると,ガスレンジの方から異様な音がした。

何と鍋のお湯が沸騰しているではないか。

俺はお湯が50度になった時点でバナナを鍋に入れたのだが,ガスを止めるのを忘れていたのだ。

鍋が大きいからガスの炎が見えなかったので,てっきり火が消えているものと思い込んでいたのだ。

すると目の前にあるものは煮込んだバナナなのだ。

煮込みバナナだ。

ドロドロに溶けてしまったので食べられないのだ。

 

バナナをどう処分しようかなと考えているうちに,女房が帰ってきた。

テーブルの上に山積みした黒いバナナを見た女房は仰天してしまった。

呆れてしまって怒ることも出来ないでいるのだ。

 

俺は女房が帰って来たら,美味しく熟したバナナをご馳走してあげようと思っていたのに。

11本ものバナナを無駄にしてしまったのだ。

俺の料理はまたも失敗だ。

残念  

 

 


変質者に注意 !!

2013年04月08日 | 日記

俺の花粉症は,梅の蕾が膨らみ始める頃から葉桜まで続く。

俺は中学生のときから目に見えない杉や檜の花粉に苦しめられてきた。

鼻の手術,薬物療法,減感作療法,神経ブロック療法などで病院に通ったり,薬局で相談するなどして,いろいろな治療を試してきたが,治る事はなかった。

俺に適した療法はないので,病院へ行くことや薬を使うことは止めてしまった。

俺の花粉症対策は,花粉を吸わないように,大きなサングラスとマスク,帽子にダスターコートで身をまとう事だ。

だが,このスタイルで某金融機関に出かけたら,「マスクとサングラスは外してください」と張り紙がしてあった。

不審者と思われるようだ。

 

桜が満開になったので,公園に花見に出かけた。

もちろん,サングラスにマスク,

帽子にダスターコートのスタイルだ。

 

公園の中に,「変質者に注意」と看板が立ててあった。

そこには,俺のスタイルと同じ男の絵が描かれていた。

 クリック

 皆の視線が気になるなあ!!

 


吹矢

2013年04月06日 | 日記

          ( 吹矢の紙筒とマジックペンの矢 )

ユーチューブでスポーツ吹矢を見た。

吹矢はダイエットの効果があるとのことなので,運動不足の俺には良い運動になる。

俺は真似をしようとしてカレンダーを丸めて吹矢の筒を作った。

筒の太さは小指が入る大きさで,長さは50センチ程である。

まずは室内で空吹きをしてみた。

 

矢になる適当な物がないかと探したら,マジックペンが見つかった。偶然にも筒にぴったりと入る太さである。

俺は庭に出て吹いてみた。

大きく息を吸い込み一気に筒を吹くと,マジックペンの矢は6メートルも飛んだ。

幾度も幾度も深く息を吸っては吹矢をしてみた。

 

しかし,この日は花粉が非常に多く飛んでいたのだ。

鼻がグズグズしてきた。

ハークション!! と大きなくしゃみが出た。くしゃみは止まらない。

もし,くしゃみの勢いで吹矢をしたら,10メートルは飛ぶことだろうと思う。

 

俺はひどい花粉症患者だから,外出時はいつもサングラスにマスク,それに帽子を深くかぶり,ダスターコートに身を包んでいた。

Fushinshaスタイルで花粉を用心していたのだ。

だが,吹矢をしようと,うかつにも深呼吸を繰り返し,繰り返して,花粉を多量に吸ってしまったのだ。

俺は外で吹矢もすることができないのだ。

           残 念

    

 

 


合格 そしてションボリ

2013年04月01日 | 日記

市の広報に,介護予防筋力トレーニング講座受講生募集の記事が載っていた。

高齢者対象に講習会をおこなうとの事である。

自転車マシン,歩行マシン,バタフライマシンなどで筋力を鍛える講習会だ。

俺はギックリ腰を繰り返し患ってきたので,寝たきりになるおそれが充分にある。

だから施設に出かけてトレーニングの申し込みをした。

すると,いろいろ質問された。

 

今日は何月何日か分かりますか? 

俺は今日は火曜日と知っていたが,すぐに日にちを答えられなかった。

質問は続く。

物忘れが多ですか?

友達の家を訪問していますか?

階段を昇れますか?

片足立ちが出来ますか?

運動をしていますか?

俺にとっては痛い質問が続く。

 

職員の説明によると,応募者が多いため選考するとのこと。

質問に対する成績が劣る人が優先されるとの事だ。

成績が悪い人ほど合格するというのは,大学入試とは全く反対の事だ。

俺が行った時には他に4人もの受験生?が来ていた。

締切日までには何人もの人が,面接試験?を受けにくるであろう。

競争率が高いから,狭き門だ。

俺は不合格になるかも知れないと不安になった。

帰り際に職員へ「これから合格祈願をしてきます」と言って別れた。

 

先日,施設から利用決定書が届いた。

つまり,“合格”したのだ。

合格通知書?を見たとたん,俺の脳裏に何故か昔むかし,大学合格の通知を受け取った時の事が思い出された。

「合格」という言葉から,古い記憶が蘇ったのだろうか。

 

俺は昔,親の反対を押し切って大学を受験した。

そして,合格してしまった。

おふくろに合格を知らせた時だ。

おふくろは一瞬,喜びの表情を見せた。

しかし次の瞬間,顔から血の気が消えていく様子を見た。

みるみるうちに,真っ青になった。

学費を払う事が出来ないからだ。

俺は涙がポロリ

嫌な思い出だ。

 

俺は女房に「介護予防筋力トレーニング」に合格した事を知らせた。

女房は「合格と言う事は,つまり生活能力が低いという証明だね」と,冷ややかに言う。

俺は女房から「合格おめでとう」という,お祝いの言葉を期待していたのだが,喜ぶ様子は少しもないのだ。

 俺はションボリ(;´Д`)

“合格祈願”までしていたのに。