2015-09-29
伊王野の道の駅へ寄った。 巨大な水車で蕎麦の粉を挽く。
物産展でお花を見る。
メドーセージのお花を買い、部屋へ飾った。ハーブの香りが漂う。
2015-09-29
伊王野の道の駅へ寄った。 巨大な水車で蕎麦の粉を挽く。
物産展でお花を見る。
メドーセージのお花を買い、部屋へ飾った。ハーブの香りが漂う。
公民館の男の料理教室で、ホタテ料理を作ることになった。
まず、貝殻の外側をたわしで洗う。 海藻などがこびりついているからだ。
ホタテ貝の中ほどの隙間をこじ開け、スプーンの頭を差し込み、身を殻から剥がす。 スプーンの先で殻から身をそぐのだ。 スプーンの先が見えないから、なかなか出来ないのだ。
同じグループの三人は、簡単に身をきれいに剥がした。 しかし、俺はなかなか出来ない。 何度も殻の中をつついているうちに、身がグシャグシャにくだけてしまった。 どうやら、俺は殻の中が見えないので、スプーンの表と裏を間違えて、殻から無理に身を剥がそうとしていたようなのだ。
見かねた先生が、ご自分で剥がした身と、グジャグジャになった俺のものと交換してくれた。
これを塩でもんで水洗いをすると、寄生虫や雑菌がとれるとのことだ。 塩の量は適当というから、量は決まっていない。 塩袋の中へ三本指を入れてつまんで行く人と、こぶしで握って行く人など、塩の量はさまざまだ。 塩が多ければ水洗いの時間を長くして塩分を取ればよいとのことだ。
俺は寄生虫が怖いから、塩を多めにした。 貝の身を塩でもんだ。 余計な塩分を水で充分に洗い落とした。 そして貝殻に戻して記念に写真を撮った。 もちろん貝がらも塩で消毒しておいたよ。
フライパンに4人分のホタテを並べて炒めた。
あらかじめ、シメジとエノキタケの炒めものを作っておいたお皿に、ホタテを載せて出来上がり。
料理教室が終わったけれど、俺は満足しない。
殻から貝柱などの身を一人で剥がせなかったからだ。
家で復習しようとして、殻付きホタテ貝をスーパーで探した。 女房の分と二つ買おうとした。
1店目と2店目には無かった。
3店目のスーパーで、ただ一つだけあった。 大きい貝だ。 一つ250円だ。
4店目のスーパーには売っていなかった。
5店目で、やっと殻付きホタテガイを見つけた。
10個ほどあった中から、口をしっかり閉じている貝を一つ選んだ。 小さい貝だ。 一つ133円だ。
さて、貝の口を開けて、身を剥がすことに挑戦だ。
まず、ネットで調べた。 そしたら、スプーンではなく、食事用のナイフで、殻から身を剥く動画を見つけた。 貝の蝶つがい側の隙間2か所に、ナイフを差し込んで身を剥がすのだ。
俺はこの方法をまねて身を剥がした。 この方が簡単だ。
あとは、料理の先生から教わったように、塩でもんでから、フライパンで炒めた。
あらかじめ、シメジとエノキダケを炒めておいた二つのお皿にホタテを並べた。
一つのお皿には大きなホタテ、別のお皿には小さいホタテだ。
女房にも食べてもらうことにした。
俺はダイエットをしている女房に気をつかい、もちろん小さい方を食べてもらったよ。
女房は、もう一度食べてみたいという。
小さい方を食べたので不満だったのかな?
今度は同じ大きさのものを買って来なくっちゃ。
やれやれ、主夫は気をつかうなあ。
ダイエットのことを考えてあげたり、ホタテの大きさも、同じものを探さなければならないのだ。
歳をとった。 体力はなくなったし、物忘れはする。
薬の飲み方も変わった。
昔は、飲み過ぎで薬を飲んだが、今は薬を食べながら生きている。
齢をとったというだけで、たいした功績もなく、他人から尊敬されることもないのに、敬老祝賀会へ招待された。
私は歩けるうちにと出席した。
会場では、ボランティアの皆さんがお世話をしてくれた。
この中に、近所のおばさんもおられたので感謝。
やがて、あの方も、敬老会へ招待されるようになるのだろうなあ。(笑)
胸に名札を付けていただいて、テーブルへ着く。
会場は女性が多い。 女性の方が長寿で元気だからなあ。
皆、戦中戦後の苦しさを乗り越えて、生き延びてきた人たちだ。
隣に座った男性は、私より高齢な方なので、戦争当時のことをよく知っており、話してくれた。
中学生のときに、学校でろくに勉強をさせてもらえず、松の木の根を掘らされていたとのこと。
松の根から油を抽出し、飛行機の燃料を作るためとのことだ。
この燃料で、特攻隊が爆弾を抱えた飛行機に乗り、沖縄を目指したとのことだ。
思い浮かべると悲しくなるなあ。
ボランティアによる、郷土芸能の傘踊りと八木節の披露。
それに、カラオケなどで楽しんだ。
そして、商品券のお土産を頂いた。
若い方たちに祝福され、ありがたいと思う。
食事や商品券が魅力だから、来年も元気で出席できるように頑張って生きようか。
二人でデパートに出かけた。
洋服売り場に、敬老の日感謝セールと書いてあるので、のぞいてみた。
並べられてあるのは、パジャマだけだ。
なぜパジャマなのだ?
やがて、病院や施設で、パジャマだけの生活になるのかと想像したよ。
爺や婆だって、まだまだ「おしゃれ着」を着て、外を歩きたいよ。
俺は料理の勉強中だ。
今度はマーボナスを作ることにした。
テレビの料理番組では、ナスを一口大に切って、ボールに入れ、【塩少々】をふりかけるとのこと。
俺は【少々】とは何グラムか、何ccか分からないから、適当にふりかけた。
ナスから水がしみ出てきた。
キッチンペーパーで6枚分も吸い取ったが、まだ水分が出た。
ずいぶん水分が出てくるなと不思議に思った。
次にソースを作る。
材料はネギ、ショウガ、ニンニク、酒、みそ、醤油、砂糖、トーバンジャン、顆粒チキンスープの素と水だ。
ずいぶん多いから、いちいちテキストを見ながらそろえた。
そして、ガラスボールに入れて混ぜ合わせた。
ソースに豚ひき肉を入れて電子レンジに2分。
ナスをこの上にのせて、サラダ油を回しかけて2分。
かき混ぜて、さらに2分。
水溶きかたくり粉を加え、かき混ぜてから、ゴマ油を加えて1分半。
電子レンジで加熱したのは合計7分半だ。
これでマーボーナスの出来上がり。
フライパンを使わず、電子レンジで出来るのだ。
食べてみた。
ナスが柔らかくて、ピリッとした味だ。
とても美味しい。 女房も美味しいと言う。 俺はにっこり。
翌日、また作ってみた。
テキストには調理時間は15分とあるが、昨日は1時間以上かかった。
今度は、やや手ぎわよく45分ですんだ。
少しは調理になれたようだ。
出来たので食べてみた。
ナスが硬くてまずい。
同じように作ったはずなのにまずいのだ。
俺は原因を考える。
ナスへ 【塩少々】が気になる。
今日は昨日よりも、【塩少々】を少なめにした。
昨日はナスから水分がたくさん出たが、今日は少ししか出なかった。
水分を吸収するのに、昨日はキッチンペーパーを6枚も使ったのに、今日は2枚で足りた。
原因は【塩少々】の問題ではないか。
塩が足りないので、水分が充分に出なかったのが原因ではないかと俺は思う。
【少々】とは何グラムなのか、何ccなのか、丁寧に、ていねいに
、テイネイに
、説明してもらいたいものだ。
女房は黙って食べている。
美味しいのか、まずいのか、俺は女房の顔を見れば分かるのだ。
久しぶりに晴れたので、女房とクルマで公園へ出かけた。
公園の葉桜の並木を歩いた。
俺は一緒に並んで歩きたいのだが、女房は三歩下がってついてくる。
三歩下がって歩く姿は、他人からは、つつましい奥様と見えるかも知れないが、実は違うのだ。
俺の歩き方をチェックするためだと、俺は思っている。
なぜかと言えば、俺の後ろからついてきて、「背筋が曲がっている。胸を張って歩け」などと、いつも口うるさく言うのだから。
今日の俺は、注意されないようにと背筋を伸ばし、胸を張ってカッコよく歩くことに気を使った。
あずま屋で休んだ。 用意してきたおにぎりを食べて休憩。
池の鯉が泳ぐ波紋が見える。
一休みしてから、坂道を登った。林の中に舗装した遊歩道がある。
並木は樫の木らしい。
今まで背筋を伸ばして歩いていた女房が、前かがみになり、腰を曲げてカッコ悪く歩いている。
しかし、俺は女房の姿勢のことについては何も言わない。
足元に落ちているドングリを拾いながら歩いているのだ。
ドングリの笠を集めてアクセサリーを作るそうだ。
家に帰ってから、女房がドングリの笠で作った作品を見せてくれた。
去年、俺にドングリ拾いの手伝いをさせて作ったアクセサリーだ。
たまには、女房の作品をブログに載せて、ゴマをすっておこう。
なにか、いいことが起きることを期待して
稲穂が垂れ下がってきた。 もうじき稲刈りが始まる。
家の近くのあぜ道で、キジの若鳥が3羽、歩いているのを見つけた。
この春生まれたのだろうか、まだ雌雄を見分けるトサカの特徴が見えない。
背伸びをしては、稲穂をついばんでいる。
この春も、我が家の庭でケケーンと鳴いていたキジがいた。
庭で縄張りや、メスを呼んで鳴いていたキジのこどもだろうと、うれしくなる。
周囲が牧草地から住宅地へと変わっていくので、キジのすみかは狭くなった。
カメラを手にそっと近づいたら、稲の中に姿を消した
昔の職場仲間の団体でバス旅行をした。
バスのステップへ足をかけ、「ヨイショ」と掛け声をかけて乗ってくる人が目立つ。
足腰が弱っているのだ。 俺もその一人だ。
山形市内の建物めぐりの旅である。
山形市は空襲がなかったので古い建物が残っているのだ。
旧呉服店の蔵屋敷で舞妓さん二人に出会った。
新酒のPR写真撮影のため、待機しているとのこと。
きれいで、かわいい舞妓さんだ。
仲間の女性がしげしげと舞妓さんの顔を見つめ、質問した。
「なぜ、二人の化粧の仕方が違うの?」と。
俺には化粧の違いは分からないが、女性の観察は鋭いなあ。
舞妓さんは答えた。
「自分の顔に合う化粧の仕方を研究して、装っているのです」と。
京都のように、だらりの帯がない。
後ろ姿を見せてもらったら、帯を斜めにたたむように結んでいる。
山形舞妓の特徴とのことだ。
舞妓さんと間近で話すことができ、ラッキー。
① 江戸前期の堰(復元)
② 山形城址
③ 山形郷土館(明治の病院)
④ 旧呉服店(明治時代)
2015-09-01