夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

もやしオムライス

2017年01月27日 | 俺の料理

本屋で、もやしオムライスの作り方が書いてある本を見つけた。

早速手に入れ、帰り道にスーパーに寄った。

材料に「合いびき肉」とあるが、俺にはどんな肉なのか分からない。

肉のコーナーで「合いびき肉」という表示を探したが見つからない。

店員に尋ねようとしたが、あいにく見当たらない。

作り方の説明文を読むと「ひき肉を入れて色が変わるまで炒める」と書いてあるから、ひき肉の種類だろう。

だから、豚なら、ぶなんだろうと思って、豚のひき肉をかごに入れた。

もやし、しめじ、ホールトマトなども買って帰った。

 

まず、トマトソースを作ることにした。

ホールトマト缶詰を開けた。 400グラム入りだ。

俺はこの缶詰を初めて見た。

中にはケチャップ色をした液体の中に、半分くずれかかったようなトマトが入っている。

俺はこれを全部、耐熱ガラスのボールに移して中身をつぶした。

これに、しめじ、トマトケチャップ、バター、塩、コショウを入れてかき混ぜた。

ソースはこんなに多くて良いのかなと、変に思いながら電子レンジで加熱した。

次に、フライパンでひき肉と細かに切ったもやしを炒めた。

それから、ご飯を加えて混ぜ合わせた。

二つのお皿によそった。

これに、電子レンジから取り出したホールトマトのソースをたっぷりとかけた。

女房が2・3度、何か言ったようだが、俺は無視した。

女房はこんな高級料理を作ったことがないだろうから、俺に意見したって、聴くはずがないのだ。

俺は頭に入れた手順が思い出しながら、一生懸命調理しているのだ。

それから、フライパンに卵液を流し入れ、半熟状態にした。

これをソースの上にのせて出来上がりだ。

 

俺は女房が食べ始めるのをじっと見つめた。

多分、おいしそうな顔になることを期待して見つめた。

そして、女房から感謝の言葉がでるであろうと思った。

ところが、女房の顔がゆがんでいる。

おいしくないのだ。

俺も一口食べてみた。 まずい!! 

ご飯が水っぽいのだ。皿の周りに水分がたまっている。

ホールトマトの水分のようだ。

テキストの写真と比べてみた。

テキストでは、ごはんの上に玉子、その上に少なめのトマトソースがかけられてある。

水分らしきものはない。

しかし、俺のは、まるで違う。

ご飯の上に水っぽいトマトソースが、たっぷりとかけられ、その上に玉子がのっているではないか。

順序が逆だ。

それに、余分な水分が皿のふちに溜まっている。

玉子だけは何とか食べられるが、ご飯は水っぽくて、まずくて食べられない。

なぜ、水っぽくなったのか、俺には分からない。

しかたがないから、俺はトマトケチャップを容器から絞り出してご飯にかけ、味付けをして口の中へ入れた。

あと味が悪い。 

いつまでも、口の中が変な感じだ。

(レシピ)

 

(俺の料理)

《上から順に、半熟玉子、ホールトマトのソース、炒めご飯、余分なな水分、50年前に買った皿》


シジュウカラの巣箱を取り付けたいが - - - - -

2017年01月24日 | 野鳥

庭の木の枝につるしたエサ台に、雀が群がっている。

エサは市販の野鳥のエサ。

ひえ、あわ、ヒマワリの種などだ。

雀が飛び去ると、シジュウカラがエサ台に止まる。

いくつかのエサをくちばしで捨て、お気に入りのエサをくわえて飛び去る。

シジュウカラはヒマワリの種を好むようだ。

シジュウカラのお気に入りの場所はドウダンの茂みの中。

雀はドウダンの木の上に群がる。

住み分けているのだ。

通販でシジュウカラの巣箱を探した。

シジュウカラの巣箱の穴の直径は、28ミリが良いと学んだことがある。

30ミリだと雀も入りやすいそうだ。

いくつかの巣箱を調べて、穴の直径が28ミリの物を見つけたので注文した。

以前、径がが28ミリの巣箱を作って、庭の木に取り付けたことがあった。

しかし、シジュウカラが巣作りしているときに、雀が乗っ取ってしまった。

そのときは穴が狭いので、雀は出入りにきゅうくつの様子だった。

28ミリでも雀の巣になることがある。

通販で送られてきた巣箱のセットを組み立てた。

 

巣箱を取り付ける前に、小鳥の様子を観察してみた。

シジュウカラのエサとして、牛の脂をネットに入れ、モミジの木の枝に結び付けた。

枝に結わえた牛脂がなくなっているので、シジュウカラがついばんだのだろうと思った。

再び、牛脂を枝に取り付けたが、すぐになくなってしまう。

不思議なことに、シジュウカラの姿が見当たらなくなった。

庭に来ていた雀の数も少なくなった。

エサを置いているのに、どうしたことだろうか。

 

お昼頃、カラスが飛び去っていくのを見た。

今朝、枝に取り付けた牛脂が、ネットごとなくなっている。

牛脂を食べていたのはカラスだったのだ。

だから、シジュウカラはカラスを恐れて、庭に近づかなくなったのだろう。

 

巣箱を用意したが、取り付けは、しばらく様子をみてからおこなうことにした。


恵方巻の練習

2017年01月16日 | 俺の料理

     恵方巻の練習

 

コンビニで恵方巻の幟が出ていた。

スーパーでは恵方巻の予約を受け付けている。

そろそろ、恵方巻の日が近づいてきたのだ。

去年、俺は恵方巻を作った。 しかし、失敗。

食べようとしたら、恵方巻からネタのまぐろが滑り落ちたのだ。

そのせいか、願い事がかなえられなかった。

俺は今年こそ、失敗せずに恵方巻を作ろうと心に決めた。

それには、今から練習しなければならない。

 

まずは簡単な細巻きから始めよう。

最初にカッパ巻きを作った。

慎重に巻いて、上手に出来た。

我ながら上手に出来たと、ほくそ笑む。

次は玉子を巻いた。

巻いているとき、なんとなく感触が悪い。

巻き簾を開いてみたら、アッと驚いた。

のり巻きから玉子がはみ出している。

玉子の太さが大きかったのか。

巻き方が悪かったのか。

やり直しても直らない。

今度はかんぴょうを2本巻いてみた。

これは、まあまあ形になった。

今度は太巻きに挑戦。

ネタはカニカマ、キュウリ、カンピョウと玉子とイクラの五つだ。

失敗しないように、ネタの様子を見ながら、そろりそろりと巻いていく。

巻き簾を開いてみた。

まあ、形は整っている。

包丁で丁寧に切った。

太巻きは八つに、細巻きは四つに切った。

しかし、玉子を巻いたのは四つに分けたら、ばらばらになるから、二つに切った。

女房と二人で食べた。

俺は、感想を聞かないことにした。

多分感想を聞けば、テレビの評論家のようにながながと講釈するだろう。

まずい寿司がさらにまずくなるからだ。

女房はだまって食べている。

美味しいとも、まずいとも言わないのだ。


どんどん焼き 2017年

2017年01月14日 | 日記

 

 毎年1月14日に公民館でどんどん焼きを行なっている。

  燃え上がるトリ小屋

  まゆだま

  まゆだまをどんどん焼きの火で焼く

  熱くて炎に近づくのがむづかしい

  どんどん焼きの火をドラム缶に移して

  まゆだまを焼いて食べる

  もしもに備えて消防車が待機

 

(2015年のどんどん焼き)

 

 


シネマ歌舞伎 阿古屋

2017年01月11日 | 映画演劇など

 (YouTube借用)

 

シネマ歌舞伎を観に女房と宇都宮へ行った。

映画館の前で玉三郎の扮する「阿古屋」のポスターを見ていたら、80代と思われる夫婦も、ポスターを見に来た。

挨拶を交わすと、婆さんは若い頃、玉三郎の歌舞伎を観たことがあると、嬉々として話す。

爺さんは、「この帯はどのようにして織ったのだろうか?」と言いながら、ポスターを見つめている。

歌舞伎には興味がないし、映画を観るつもりもないが、帯の織り方を知りたいと言うのだ。

かつて織物関係の仕事をしていた人であろうか。

 

映画が始まった。

歌舞伎座の客席からは、見ることができない舞台裏が映る。

役者たちの稽古や化粧の様子などだ。

舞台装置を作る人たち、衣装やかつらの整理をする人たちなど、裏方の活動などが紹介される。

大勢のスタッフに支えられながら、役者が舞台に登場する様子が映された。

花道から役人たちに引き出されてくる遊女・阿古屋。

女形・玉三郎の登場だ。

着物の前には帯を垂れ下げている。

帯はクジャクに桜の花をあしらっている。

代官・重忠の前に引き出される阿古屋。

阿古屋は恋人の平家の武将・景清の行方を知っているだろうと問い詰められる。

しかし、阿古屋は景清の行方は知らぬ存ぜぬと応える。

そこで重忠は、阿古屋に琴、三味線、胡弓を奏でるように命じる。

もし、音色に乱れがあれば心の乱れ、景清の居場所を知っているはずと重忠は推理する。

琴攻め、三味線攻め、胡弓攻めだ。

しかし、阿古屋は乱れることなく三つの楽器を弾きこなす。

重忠は、楽器を狂うことなく演じた阿古屋は、うそ偽りを言っていないと判断し、無罪放免とする物語だ。

 

見せ場は、玉三郎の琴・三味線・胡弓の演奏。

現在、阿古屋を演じることができる役者は玉三郎ただ一人とのこと。

玉三郎のしなやかな立ち居振る舞いに魅せられた。

 

阿古屋が胡弓を膝に置いて演奏しているとき、クジャクの羽の織物が動くのを見つけた。

羽は平面的な織り方ではない。 

一枚一枚織られているか、一枚一枚刺繍されているように見える。

クジャクの羽は立体的に重ねて作られているのだ。

だから、帯へ胡弓の力がかかった時、羽が一枚一枚動くのだ。

映画館の前で、爺さんがポスターを不思議そうに見つめていたのは、重ね織りに気が付き、帯の織り方に興味を持ったのではなかったろうかと考えた。

爺さんのすごい眼力に驚く。

 

シネマ歌舞伎を今回初めて観た。 

銀座の歌舞伎へはなかなか行けないが、シネマだったら気軽に行けそうだ。

2月は片岡仁左衛門の「女殺油地獄」とのこと。


(ポスターをガラスごしに撮影しました)

 

2017-01-10


ニューイヤーコンサート

2017年01月09日 | 映画演劇など

 ニューイヤーコンサート

👈拡大

 

那須野が原ハーモニーホールでニューイヤーコンサートが開かれた。

第一部はパイプオルガンの演奏。

何度かパイプオルガンの演奏を聴いてきたが、重厚な音色に魅せられる。

それから、山田耕作の「この道」の独唱はソプラノ。

すごい歌唱力だ。

 

第二部はオペラ「カルメン」。

事前にネット検索で予備知識を得ておいた。

オペラが始まった。

第1幕の子供たちの合唱は、地元の少年少女合唱団。

子供たちは誇りに思ったことだろう。

オペラはフランス語だ。

理解できるはずはない。

しかし、幕間に解説があるので助かる。

解説を聞きながらオペラを楽しむ。

 

⇓ 参考動画 ⇓

https://www.youtube.com/embed/ulWFtoU1v-k 

 


初詣は 境の明神へ (和算額)

2017年01月04日 | 国内旅行

 

初詣に出かけた。

栃木県那須町と福島県白河市の県境を挟んで建っている二つの神社である。

境の明神と呼ばれている。

まずは、栃木県側の駐車場にクルマを止め、那須町の境の明神に詣でる。

 

お焚き上げの跡があった。

地域の氏子さんたちがお参りした跡だろう。

私がお参りしたのは、正月2日である。

私の後に一組のご夫婦が来られた。

参拝者が少ないので、静かにお参りできた。

社の片隅に菩薩像がたたずむ。

 

それから白河市の境の明神へ。

 

ここには和算額の復元図が掲げられてある。

 

問題と答が書かれている。

高度な数学だ。

江戸時代の和算に驚く。

 


女房様へ お年玉

2017年01月01日 | 俺の女房は- - -

 女房様へお年玉

 女房様、あけましておめでとうございます。

 昨年はギックリ腰で歩けなくなりましたときに、車椅子への乗り降りの世話や、歩行訓練をしていただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで今は歩けるようになりました。

また、食事の世話、衣類の世話、その他もろもろのお世話をいただきましたこと、深く感謝申し上げます。

本年も相変わらず、亭主のお世話をしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 つきましては心ばかりのお年玉を差し上げたいと思いますのでお受け取りください。

今年も昨年と同様に、野口英世1枚ですが、お許しください。

樋口一葉か福沢諭吉にしたいところですが、アベさんに年金を下げられ続けておりますので、1,000円貯めるのに苦労いたしました。

どうぞ、お年玉で女房様の好きなものを買ってください。

 

 庶民が安い給料や年金で暮らしているのに、どこぞのお偉いさんは、豪華なホテルに家族で宿泊したり、クレヨンしんちゃんの漫画本や子供の理髪代までも、政務活動として公金を使用しておりました。

また、どこぞのお偉いさんたちも、使途不明の政務活動費を使っておりました。

私たちの税金を使っているわけですね。

このようなお偉いさんたちには庶民がいかに節約をして生活しているか理解できないでしょう。

また、どこかの市では、市会議員の給料を大幅値上げの提案に、ほぼ全員の賛成をもって即座に可決。

お役人さんたちは、我々庶民が少ない給料や削られた年金で、節約しながら生活し、税金を納めていることを、どう考えているのでしょうか?

 

 年金が削られましたが、私は大きな希望を持っております。

大金持ちになる夢を持っております。

幸いなことに、アベさんがカジノを作るそうですので、そこで一儲けしようと思います。

毎日毎日カジノに通い、大儲けをして、お年玉を福沢諭吉10枚ほど差し上げられる日がきっと来ると思います。

楽しみにお待ちください。

つきましてはタネ銭が必要です。

どうか1,000円ばかりお貸しいただけないでしょうか。

カジノができた際には10倍にも100倍にもしてお返しいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

     平成29年元旦

亭主 すけつね拝