時代の終焉

鳴り物入りで起用されていた女性閣僚も表面は辞任だが、あっさりと切り捨てられる構図は・・・
「女性が輝く社会」までの道のりの険しさを示唆しているようで残念である・・

政治家の後援会では観劇会などが恒常的に行われていることにも驚いた・・・
芸能人の後援会と変わらない活動のようである・・・

政治家の選挙の票は、政策などには関係なく利益供与とミーハー的人気で支えられているようだ・・
地方の市町村議会議員の話でよく聞くことだが・・・
代議士の評価基準は地方へ国のお金をたくさん持って帰る人だそうである・・・
田中角栄さんの選挙手法はまだまだ健在である・・・

原発も改憲もＴＰＰも、地方創生も少子化対策も女性が輝く社会も消費税も年金も竹島も北方領土もイスラム国もエボラ熱も置いといて・・・

おらが先生の力でお持ち帰りのお土産をひたすら待ち望むのが・・・
村ボスの仕事だった・・・

女性閣僚の辞任劇は、そんな時代の終焉を国民に知らせる効果があっただけでも・・・
無駄ではなかったようである、

人口減少社会

日本の田舎の人口減少の歯止めがかからないようである・・・
文明の進歩と人口減少は正比例するそうだ、

中東でのイスラム国が世界の秩序を脅かす存在として指弾されているが・・・

批判を覚悟で言えば・・・
イスラム教の開祖、ムハマンドの教えはいたって現実的である・・・
一夫多妻は、戦闘で寡婦になった未亡人の救済のためだったそうだ・・・
他人に婦人の素肌を見せないのは、男の欲望から、家族を守るためらしい・・
久米の仙人でさえ、素足のふくらはぎを見ただけで、神通力を失ったそうである、
それだけ、男の欲望の制御は難しい、

ノーベル平和賞受賞理由でもあった、婦女子の教育に至っては・・・
日本でも昭和の中頃までは・・
「女に教育を受けさせるとお嫁に行かなくなるからだめだ・・女には行儀見習いだけで十分だ・・・・」などと・・・
村の有力者から指導者、富裕な家庭の親父さん達が公然と口にしていた時代があった、

ムハマンドは１，３００～１，４００年も前に、人口減少社会の到来を予言していて・・
間違ってはいるが、・曲がりなりにもその解決方法を示していたのかもしれない・・・

イスラム国から発信される数々の蛮行は・・・
１，３００～４００年まえのムハマンドの教えにすこぶる忠実である・・・

若者が、なにかしら、神秘的で現実的な教えを説く宗教に飛び込む姿は、オーム真理教で日本人は見て来た・・・・

オーム真理教が若者たちを引き付けた本当の理由を、日本の賢者達は、もっと検証をして教えてほしい・・

お爺さんのヨミカタリ

出雲市平田のサンレイクで開催された「サンレイクフェステバル」に、グランパｉｎ雲南として参加した、
会場で見かけるのは、ほとんどが若い子連れの夫婦である・・・
おじいちゃん・・？はほとんど見かけない・・・

そんなおじいちゃんが・・・
幼児たちを前にして・・・「げんこつ山のたぬきさん」「大きな栗の樹の下で」などの歌に合わせて手を振り足を動かす仕草は・・・・
傍から見たらどんなふうに写るのだろう・・・？

最初のころのグランパの活動では・・・
「私たちもやりたい・・・」と熱心な他地区のお爺さん方が居られたが・・・
その後に育児参加の活動されているお爺さんたちの話はあまり伝わってこない・・・

おばあさんたちのよみかたりのグループは多い・・・

高齢者になると・・
男女共同参画社会の話などトンと聞かなくなる・・・
若いころに混浴を売りにしている温泉に行ったことがある・・・
若い私が入っても、何の反応も示さないおばあちゃんたちにたじろいだことがあった・・・
年取ると、男性女性の垣根がほとんど平らになるからだろう・・？

育児やよみかたりのグループでは、高齢者になってもまだまだ男女の差がある、

病院内のとんかつ定食

病院への送迎を頼まれて松江市まで出た・・・
丁度お昼時になったので病院内の食堂でとんかつ定食を食べたが・・・

これが旨かった・・・

とんかつの衣はサクサク・・肉は老人の歯でも楽にこなされるほどに柔らかい・・・
茶碗蒸しまで付いている・・・ご飯も、日常的に米どころ、雲南のコメを食べている私でも・・旨いと感じる味だった・・・

病院内の食堂と聞けば・・・
不味そうな先入観があったが・・・
今日のとんかつ定食は・・・あたり・・・だった、

エボラ出血熱が世界の脅威になっている・・・
何れは日本にもはいって来そうである・・・

病院内でのんきに食事など出来ない時が来るかもしれない・・・

狂牛病や鳥インフルエンザなどの感染防止には、有無を言わさずに何万頭であろうと殺処分が断行されるが・・・・
人間では殺処分をするわけにもいかない・・・
これだけ人の交流が複雑になっている今の世の中は、封じ込め作戦もなかなか効果を生まない・・・

はやく予防ワクチンか特効薬が出来ないものだろうか・・・？
開発者にはノーベル賞を確約してでも早急の対応が欲しい・・・

念ずれば花開く

晩酌は5勺、・・・
と決めてからよい酒ばかりにめぐり合うようになった・・・

今日は、松江の銘酒「李白」の大吟醸と純米吟醸を戴く・・・

若いころに、どこかの会社の応接室に掲げられていた扁額の書を思い出した・・

「念ずれば花開く」

お釈迦様の教えにも「不忘念」という言葉があるそうだ・・・
念を失わないことが功徳に繋がる・・？少しあやふやな解釈である、

一心に思えば、ちゃんと花開くようである・・・

晩酌は、5勺以内と決めてから、不思議と銘酒の頂き物が多い・・・
もう安酒とはおさらばである・・・

念ずれば花開くことが分かったからには・・・
今度は宝くじを買った時に試してみようか・・・

無心に念ずることが大事だろうなーー
欲心があれば・・・花も開かないで萎みそうである、

つるべ落とし

急に日が短くなった・・
つるべ落としのたとえそのものである・・・

家内の勤め帰りに立ち寄るスーパーの駐車場も、はや人の影がわからないぐらいである、

今日は、出雲市あたりではにわかに時雨が降ったらしい・・・

　　　わが袖に　まだき時雨の降りぬるは　君が心に飽きや来ぬらむ

秋は　　飽きに通じるらしい・・・

高齢者には、さびしい季節になった、

大しめ縄

昨日、掛合町内で求められなかった白菜漬の素を買いに頓原町まで足を伸ばした折・・・
一度見学したいと思っていた、先月開館のしめ縄工房に立ち寄ってみた・・・

地区で、ハデ干し農家は我が家一軒になったので、機会があったら地元の神社の菰で組んだ大しめ縄を作って見たいと思ったからである・・・
一度は挑戦してみたが・・・うまく行かなかった・・・

菰の編み方の繋ぎ部分の仕様がわからなかったからである・・・

丁度、その部分を製作されているところだった・・・
簡単に思っていたが・・・ずいぶんと手間を掛けられている・・
作り方の詳細は判ったが・・・・

一人であれだけの手間を惜しまずに仕上げることには・・自信が持てない・・・
気持ちが萎えてしまった・・・
年取ると諦めも早くなる・・・

諦観の境地・・・と言えば、悟ったようで聞こえは良いが・・・

要は・・・意気地が無くなっただけである、

県都・松江

松江の日赤病院への送迎を頼まれて出かけた・・・
１１階の病室から眺めると・・・・
宍道湖や嫁が島が眼下に広がる・・・

まだまだ甍が競って残る、美しい街並みだ・・・

県都としてふさわしい街並みである・・・

こんな美しい街並みなのに・・・
全国でも珍しく、県庁所在地のほんの数十キロのところに原発のある街並みでもある・・・

今までは、原発の安全神話に騙されて何にも感じなかったが・・・・
フクシマ・・・からは違った目で街並みを見るようになった・・・

こんな美しい街を・・いとも簡単に、まさかの時の迷惑料と引き換えにした先人たちを恨めしく感じるようになった・・・

県都と呼ばれるからには、県民全ての街である・・・
島根原発の再稼働は県民全てに計るのが筋である・・・

もっと大事にせい・・！

台風情報

朝からテレビはどこを回しても台風情報ばかりである・・・
内容は、ほとんど同じだ・・・

今回の１９号台風の進路も、島根県を微妙に避けている・・・
島根の田舎でも風と雨は、台風の兆しを多少は感じさせる勢いだが・・・
朝からのテレビの台風情報を見ていると、今にも列島全体で避難を考え無ければ・・・？
と思わせるほど緊迫ぶりだった・・・

一人暮らしをしている高齢の姉のところから電話があった・・・
「台風が来たそうだけど・・・私は如何したら良いだろうか・・？」
屋敷のどこかに被害でも出たのかと思ったら・・・・
「朝からテレビを見ていたら、今にも我が家に台風が来るような気がしてきた」そうである、

独居生活の高齢者には、情報過多は刺激が強すぎる・・・
７０万人へ避難勧告・・？と聞けば高齢者でなくてもビビる・・


放送局は数社あるが、地方局はもう少し地方の情報をきめ細かく放送できないものだろうか・・？
画一的な情報だけでは、真の情報がぼやけて見える・・・

千家国造家の婚礼なら婚礼一色・・・
人気歌手の麻薬事件なら事件一色、
ノーベル賞ならノーベル賞一色・・・各社の主体性などそっちのけである・・・

未来の天皇陛下のご尊父の可能性が高い秋篠宮殿下のメキシコ訪問などのニュース画像はとうとうお目にかからなかった・・・
昔は「皇室アルバム」が朝の定番番組だったこともある。

フクシマのその後はどうなっているのだろう・・？

大本営？は日本のどこかで健在のようである・・？

掛合ふるさとまつり

掛合町ふるさとまつりの日である・・・
家内のグループも参加していたので、昼ごろに迎えに出た・・・

結構な人出だった、
近頃はあまり人ごみに出る機会も無くなったので、久しぶりの人出に合った・・・
以前よりも人の出が少なくなったと言う人もいたが・・・・
人口３，０００人余りになった掛合町としては上出来のにぎわいである・・

人口の多い都会地のイベント会場と比べると・・・
駐車場が空いている
行列に並ばなくてもよい
見知った顔ばかりである、
会場内を楽に移動できる、
あまりお金を使わなくても楽しめる、
トイレも空いている、

年寄りには良いことづくめのお祭りである、

祭り会場のお土産なら・・
太鼓饅頭が昔からつきものだった・・・・
ちゃんと家内がゲットしていた・・・

時代が変わっても焼きたてアツアツの太鼓饅頭は美味しい・・・

少子高齢化、人口減少化時代の田舎の町の祭りには・・・
高齢者にやさしい祭りの姿があるが・・・・
肝心の高齢者は・・・祭りに対する関心が薄くなっている・・・