村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

教養がない高齢者

2019年07月10日 | Weblog
昔の、山村の農家の男の夏の仕事と言えば・・・
草刈りだった・・・
飼い葉や積み肥に利用するのはもちろんだが・・・ゴム長も無いので、わらじ履きか、足半(あしなか)・・といって、足の裏の半分だけを保護する草履状の履物で野良仕事をするので、田んぼの畔や野良への行き帰りの道は何時も草を刈って置かなければ、危なかったからである・・・

今日は、河原へ続く法面と向山の斜面の草刈りを終う・・・
今頃は草刈りと言っても刈り払い機なので造作は無いが・・・
家の周囲から田んぼの周囲、畑、農道の草刈りと・・・範囲は広い・・・

刈るところを一周すると、最初に刈った場所は又草が伸びている・・・
結局・・・昔も今も夏の山村の農家の男は草刈りが大事な仕事だ・・・

老農夫にとってはありがたい仕事である・・・
何時でも出かける場所と仕事が待っている・・・

何かの講演での話だったが・・
「今時の高齢者には キョウヨウがない・・キョウイクが無い・・・これが問題だ」

なぬ! 教養が無い?  教育が無い ? 
自分で無いことは自覚しているが・・面と向かって言われる筋合いはない  !
腹立ててみたが・・私の早とちりだったようだ・・

年寄りには
今日、用が無い 今日、行くところが無い毎日が老化をますます早めるそうだ・・・

今日 用が無い  今日、行くところが無い高齢者と違って、

私は毎日、草刈りに行くところがある・・・
幸せな高齢者である、
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