村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

北海道のぽつんと一軒家

2022年12月05日 | Weblog
日曜日の夜のテレビ番組は「ぽつんと一軒家」を観ることが多くなってきた・・・
それまではNHKの大河ドラマを観て日曜日の夜を過ごすのが定番になっていたが・・・
一度「ぽつんと一軒家」を見てから・・・
同じ山深い山村に住んでいることが動機になってか・・見過ごせない気がしてきた・・・
過疎となった山の村に取り残された高齢の夫婦の生きる様を・・・
今のわが身に置き換えて観ている・・
老夫婦二人での山村生活のこれからの・・何かのヒントになるかもしれないと・・思う気持ちもある・・・

昨夜のぽつんと一軒家は痛快だった・・
北海道のぽつんと人里離れた牧場で、親子三人での完全放牧、自然繁殖で肥育された牛肉は、肉質Cー1だそうである・・・

牛肉と言えば・・松坂牛に代表される・・Aー5が最高とされているが・・・
牛肉の味は・・さしの入らないC-1こそが本来の肉の味だと聞いて・・
昔、少年の頃に、牛耕用の牛が谷間に落ちて死ぬことがよくあった・・
落ちた牛の肉は、放牧仲間に解体して配られたが・・・
その肉の美味かった記憶は・・今でも消えない・・・あれこそC-1の肉だったのだろう・・・

C-1の牛肉は・・「ジビーフ」と言うそうだ・・
猪の肉などをジビエと言って珍重がる現代人に聞かせたい・・

焼肉を食べた芸能人の食レポを聞くと・・何々牛の肉・・とやたら褒めまくるのが嫌らしい・・・
蓼食う虫も好き好き、C-1の牛肉を最高の味と思う人だって居る、味覚の世界にも多様性がある・・・牧草の香りのする固い牛肉こそ・・牛肉の味だ・・
牛に牛の骨粉を食わせるような、家畜道にもとる飼育をした肉をありがたがる人間こそ畜生道に落ちるがいい・・・

ウクライナ紛争から、飼料高騰で飼育しても赤字です・・・なぬ?
4個も胃袋の有る牛は草を食べるのが本来の姿だ・
牛を飼うなら草だ・・・北海道のぽつんと一軒の牧場家族にエールを送りたい


コメント
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