奥谷から採って帰ったうわばみ草も、食べるまでに葉をむしらなければならない・・・
これが意外と厄介だ・・
谷川のほとりの生えているうわばみ草の茎は少しでも曲げるとすぐに折れる・・・
葉を取る時に乱暴に扱うと茎が次々と折れるので丁寧に取らなければならない・・・
下から扱いて葉を取っていたが、どうしても先端の部分が無くなってしまう・・・
その上に取り残しの葉も多い・・・
昔、子供の頃に、母の手伝いで張り子の糊をご飯粒で作る仕事があった・・・
ご飯粒を板の上に並べて、竹のへらでつぶして行く作業である・・・
一粒づつつぶすのが面倒なので、板の上に沢山ご飯粒を載せてつぶそうとすると・・うまく行かない・・
そんなときの母の話は・・・
「弁慶さんと牛若丸さんが一升のご飯で糊を作れと言われて・・・牛若丸さんは、一粒づつ丁寧につぶして糊を作っていたが、弁慶さんはまどろっこしいと言って、一度にご飯をぶちまけ、大きな金棒で捏ねたそうだが・・結局早く糊が出来たのは牛若丸さんだった・・そうだよ・・」
うわばみ草の葉を取る時には、いつも母の話を思い出す・・・
結局一枚一枚丁寧に葉をむしったが一番能率が上がる・・見た目もきれいだ・・・
能率だけにとらわれると・・結局は能率が上がらない・・・急がば回れだ・・・
これが意外と厄介だ・・
谷川のほとりの生えているうわばみ草の茎は少しでも曲げるとすぐに折れる・・・
葉を取る時に乱暴に扱うと茎が次々と折れるので丁寧に取らなければならない・・・
下から扱いて葉を取っていたが、どうしても先端の部分が無くなってしまう・・・
その上に取り残しの葉も多い・・・
昔、子供の頃に、母の手伝いで張り子の糊をご飯粒で作る仕事があった・・・
ご飯粒を板の上に並べて、竹のへらでつぶして行く作業である・・・
一粒づつつぶすのが面倒なので、板の上に沢山ご飯粒を載せてつぶそうとすると・・うまく行かない・・
そんなときの母の話は・・・
「弁慶さんと牛若丸さんが一升のご飯で糊を作れと言われて・・・牛若丸さんは、一粒づつ丁寧につぶして糊を作っていたが、弁慶さんはまどろっこしいと言って、一度にご飯をぶちまけ、大きな金棒で捏ねたそうだが・・結局早く糊が出来たのは牛若丸さんだった・・そうだよ・・」
うわばみ草の葉を取る時には、いつも母の話を思い出す・・・
結局一枚一枚丁寧に葉をむしったが一番能率が上がる・・見た目もきれいだ・・・
能率だけにとらわれると・・結局は能率が上がらない・・・急がば回れだ・・・