ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

目標への迫り方

2014-06-09 | 育児
 私たちは、目標をもって生活をし、新たな自分作りに挑戦しています。子どもに対しても同様に接しています。

 成果と課題を作り、課題から目標を作ることは日常的に行われています。

しかし、この課題の扱い方が問題です。

 多くの場合、できないことに焦点が当たっているため、「~できるようにしよう。」という目標になっています。

 これは、無意識の働きから考えると常にできない自分をイメージさせているので、「私はできない人だ」という自分を作り上げてしまいます。

 前提となるのは、できない自分です。できないから頑張ってできるようにするということになります。

 常に「できない自分」をイメージしながら、できる自分を目指して頑張ることになります。

 できない自分を繰り返しイメージしていることが定着してしまいます。このことは、言い換えるとブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるようなものです。前に進もうとしても、前に進めない自分が常にいることになります。

 これでは、成果はなかなか得られません。

 そうではなくて、「~ができる自分だから、できるはずだ。」という発想で、目標をとらえさせる必要があります。

 これならば、できる自分を常にイメージすることができます。そのため、目標が達成されやすくなります。

 自己肯定感が、大事だといわれるのは、このためです。

 目標に向かう時、どのような自分をイメージさせているのでしょう。

「できない自分」なのか、それとも「できる自分」なのか、どちらでしょう。

 成果を上げるためにも「できる」を大切にして指導したいものです。