ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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感情のコントロール

2010-09-06 | 育児
 私たちは、五感を通して常に刺激を受け、反応している。それも無意識でしていることが多い。
 意識して感じようとしていること以上に無意識に反応していることが多い。
 その時々の感情はほとんどすべて、反応だと考えたら、一体私たちは、自分らしさはどこに現れるのでしょう。
 感情は、過去の経験や体験から作られます。
テレビドラマを見て感傷にふけっている時の感情の動きは、まさにテレビドラマに反応して、それを楽しんでいることになります。悲しもうと思って悲しむのではありません。反応して悲しくなるのです。
 これと同様に、子どもの姿を見て、喜んだり、腹を立てたりするのも同じです。その姿を見て喜ぼうと思ったり、腹を立てたりしようと思って喜んだり、腹を立てたりしている訳ではありません。その姿を見ると反応してしまうのです。
 これでは、過去に使われている自分でしかありません。
 反応することにエネルギーを多く使っています。もっと自分らしく想像的に時間を使うことができたら、この反応にエネルギーを使う量が少なくなるのではないでしょうか。
 私たちが苦しんだり、悩んだりするのは、この反応によるところが大きいように思います。
 私たちの身の回りに起きる事を自分の価値観で判断し、どうしようと悩んだり、これは困ったと心配になったりするから、エネルギーをそのために使っているのです。
 悩んだり、心配したりせず、事実として受け止め、怒ったり、叱ったりせず、すべきことをするという構えがあれば、もっとうまく時間を使うことができるように思います。
 子どもに身につけさせなければならないと思ったのならば、身に付いていないことに悩んだり、苦しんだりすることなく、身に付いていないのだと思って、すべきことをさくさくとすることが大事なのでしょう。 
 将来を案じて、悩むこともありません。過去を悔やむこともありません。あるのは今だけです。今を何とかするしかないのです。 
 このことが本当に大事だと気づいたら、もっと子育てが楽になると思います。
 悩む必要のないことで悩んでいるのです。そして、感情が事の進みを遅らせているのです。 
 すべて、OKにすれば、前向きに進むことができます。至らなくても、必ずよい所を見つけて、OKにするのです。その積み上げが至らないことが少しずつ改善していくのです。
 時間がないからと焦るのもあなたの価値観です。
 なるようにしかならないのに焦るのは、あなたの価値観です。
 無理をさせれば、必ずどこかでツケになって返ってきます。
 まずは、いつも穏やかで感情を自分でコントロールできる自分になれるように自分磨きを続けたいと思います。