ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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助けて

2010-01-19 | 育児
 困ったときに「助けて!」と声を出して訴えることができることは、とても大切なことです。多忙感があり、目の前の事に精一杯で過ごしている人が多い時代です。人の事まで手が回らないでいることが多いように感じているのが私たちです。
 しかし、忙しいという気持ちが先行しているため、実際とはちょっと違っていることが多いことも確かです。隙間の時間を誰もが持っています。この隙間を利用することが、相手にもいい影響を与えます。
・目の前の仕事をし続ける苦痛から逃れ、気分を変える機会になる。
・助ける自分という立場から優越感を感じることができる。
・人のために役立てる自分を自覚できる。
・助けてと声をかけられるだけのねうちのある自分だと自覚できる。
・相手との信頼関係が深まる。
・力を試す機会がもてる。
 決して迷惑をかけているわけではありません。互いに助け合い、補い合って回っているのです。
 助けてもらったことが十分に生かせることばかりではありません。重要なことは、助け合える環境の中に自分がいることを自覚することなのえす。悩めば悩む程、自分の殻に閉じこもってしまいます。常に外に目を向け、自分が一人ぼっちでないことを常に意識できるようにすることが問題の解決を早めます。
 失敗は常について回ります。「助けて!」と声をかけることは、恥ずかしい自分を見せることではありません。誰もが通る道です。誰もが通った道です。通る道ならば、予測ができます。通った道ならば、知恵がもらえます。
 人とのつながりが希薄になっている今の時代だからこそ、大いに「助けて!」と叫びたいと思います。子どもを育てる私たち教師だからこそ、身をもって体験し、仲間と心を通わすことの大切さを味わいたいものです。まだまだ、学校現場には、助け合い、補い合う集団があります。同僚を信じ、上司を信じ、「助けて!」と言い、感謝で満ち溢れた職場を築きたいものです。