◇ 2010.10.30 渋谷Guilty
<MELODIOUS ILLUSION Vol.4>
以前に初期Marge Litchのアルバムを聴いたとき、その素敵な楽曲や演奏もさることながらヴォーカルの<世良純子さん>の声量のあるパワフルなハイトーンの素晴らしい声に衝撃を受けたんですよね。で、現在ALHAMBRAで活躍中とのことでいつか生でその凄いヴォーカルを聴いてみたいとずっと思ってました。ところがこれまでチケットを買ったにも関わらず当日になって都合が悪くなって観に行けなかったことが2回あったんです。なので今度こそは!と。
ところが当日台風で大荒れ。家や帰りの電車も心配だったのでちょっと迷ったんですけど、でもやはりこの機会を逃がしてはいけないと、仕事を終えて渋谷へGo!交通機関は問題なく開演時間ちょい前に会場に到着。お客さん結構入ってましたね。てっきり若いメタルファンが多くて自分のようなおやぢは場違いなのではとためらいもあったんですけど、入ってみれば同世代のおやぢファンも結構いてひと安心。
<GALNERYUS>などでも大活躍されているキーボード奏者の<Yuhkiさん>のリーダーバンド<ALHAMBRA>。2004年に1stアルバム「A Far Cry To You」を発表し、2008年には2ndアルバム「FADISTA」を、そして2010年4月に3rdアルバム「SOLITUDE」を発表しています。メンバーはYuhkiさん・純子さんの他、ドラマーの<長倉哲郎さん>、ギタリストの<カジハラ・トシヒロさん>、そしてベーシスト<Hibikiさん>です。
今回も対バンで、前バンドはあのキスクさんの頃のKeeperハロウィンのようなめっちゃ明るいメロパワメタルを聴かせてくれるバンドで、ファルセットのクリアなハイトーンがすごくよかったっすね。ツインギターのハモりもかっこよかった。それにリーダーのMCめっちゃ面白かったっす。
20時15分過ぎにフロアーが暗くなってステージがブルーライトに包まれ、”オペラ座の怪人”のダイナミックなメタルバージョンがSEでながれて。そしてメンバー登場!大拍手大歓声で迎えられます。純子さんは黒のゴージャスなドレスすがたで。その後SEをそのままバンドが引き継いでダイナミックに♪ジャーン!でFin。
そして1曲目「光の海」がはじまります。いきなりパワフルなヴォーカルからアップテンポのツーバスドコドコの疾走リズムでギターのメロウなリフが。初めて生で聴く純子さんのヴォーカル、迫力ありますねぇ。しかも凄い声量でバックの激しい演奏と堂々と渡り合ってますね。間奏ではギターソロ・キーボードソロ、そしてハモりやユニゾンもキメてかっくいいっす。
続いて2曲目「EARNEST」へ。パワフルなドラムからアップテンポではじまって、キーボードのメロウなリフがながれてパワフルなヴォーカルのヴァースへ。この曲もメロディアスに疾走していきます。間奏ではミドルテンポでテクニカルなギターソロ、そしてアップテンポでキーボードソロが。しかもユニゾンもキメたり、アツいソロの掛け合いも。終盤ではミドルテンポでゆったりとなり、ギターのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックなリフで弾きまくり叩きまくりでFin。
「ありがとうございます!ALHAMBRAです!」って純子さんが元気に挨拶を。そして「どう?どう?台風、どうでしたか?」って。台風接近ということもあってメンバーの皆さんは今日はお客さんが来ないんじゃないかって心配されてたそうで、最悪の場合はお客さんのいない会場でリハーサルになることも考えていたとか。でも「こんなにたくさん来ていただいてありがとうございます!」って、大拍手です。「台風の日のライブって貴重な体験だよね」ってYuhkiさん。「なにか素敵なことがあるかもしれない」って、ときめき乙女の純子さん、めっちゃ可愛い♪「終わる頃にはきっと雨もあがってカラッとしてるかも」「最後までお付き合いください」って大拍手!
3曲目は「春雷」。パワフルなピアノリフからミドルテンポではじまって、そしてアップテンポになってギターのメロウなリフが。ヴァースやサビはビブラートをかけた伸びやかで力強いヴォーカルがメロウに聴かせてくれて。間奏ではギターとキーボードがユニゾンをキメて、アップテンポでアグレッシブなギターソロが。そして再びテクニカルなユニゾンをキメてパワフルなヴォーカルのヴァースへ。ドラム、エネルギッシュに叩きまくってます。
続いて4曲目は「人形の家」。ミドルテンポでメロウなギターリフがゆったりとながれ、そこにキーボードも加わって、そしてちょっと落ち着いた感じのヴォーカルがはいってメロディアスな曲です。中盤ではギターとキーボードのユニゾンからアップテンポのノリノリのシャッフルリズムになってギターとキーボードのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルなヴォーカルがハイトーンもきれいにキメて歌い上げて。
「こんばんは!」「こんなに集まってくれて嬉しい!・・・オレだったら家でねてようかな」「ほんとにどうもありがとう!」ってYuhkiさん。「今日は目一杯やります!」って、大拍手!ここでちょこっと曲の説明を。次の曲は新曲で「水晶の雨」の続編だそうです。
5曲目は「水晶の雨Part2」。キーボードの綺麗なリフから叩きまくりのドラムとヘヴィなギターリフがミドルテンポで。そしてパイプオルガンの重厚なサウンドが響き、ヴォーカルが伸びやかで美しいスキャットを。その後ミドルテンポのパワフルなリズムで綺麗なピアノリフをバックにしっとりとしたヴォーカルが。それが徐々に力強くなってドラマティックに歌い上げて。中盤ではアップテンポのパワフルでノリノリモードでテクニカルなギターソロやアグレッシブなキーボードソロが。ドラムも叩きまくってます。終盤ではヴォーカルがファルセットで美しいヴォイスを聴かせてくれ、ラストはアップテンポでパワフルに歌い上げて
続いて6曲目は「Labyrinth」。シンバルのカウントからアップテンポでキーボードリフとともにパワフルに疾走していきます。そして躍動感たっぷりのギターリフからミドルテンポでヴォーカルがメロウに歌い上げて、ロングトーンもキメて。めっちゃかっくいい曲ですね。中盤では変拍子のスリリングなリフからギターのエモーショナルなソロが。そして叩きまくりのドラムとギターとキーボードのテクニカルなユニゾンも。その後ミドルテンポになって再びヴァースへ。ラストはドラマティックに歌い上げてロングトーンもキメてFin。
「ありがとうございます!ニャ~!」って純子さん。ここでYuhkiさんが前2曲の説明を。て。で、ここでメンバー紹介です。まずは「ベース、Hibiki!」って大拍手!今日は金髪アゲアゲ系のヘアスタイルで、お客さんから「カワイイ♪」って声も。ちなみに専属のスタイリストさんがいらっしゃるとか。次は「ギター、カジワラ・トシヒロ!」って大拍手!「台風、どうでしたか?」ってYuhkiさんにいきなり尋ねられて「網戸が壊れました」って。次は「オンドラムス、長倉哲郎!」って大拍手!最近長倉さんはYuhkiさんと同じマンションに引っ越されたそうで。お部屋は「女子が行ったら“ときめく”」そうです。小奇麗に片付いてるそうで。そして「オンヴォーカル、世良純子!」って大拍手!最後は「Yuhkiです」って大拍手!最近重力に負けないようにリフトアップ中だそうです。
7曲目は「Solitude」。英語バージョンです。シンバルのカウントからダイナミックなリフが響き、そしてミドルテンポのちょっとけだるい感じのヴァースへ。その後パワフルに歌い上げ、ピアノの綺麗なリフをバックにブルージーなヴォーカルが。中盤ではギターのエモーショナルなソロ、そしてサビのあと、キーボードのメロウなソロが。終盤ではヴォーカルがしっとりと艶やかに歌い上げ、そして元のダイナミックなリフからアップテンポになってノリノリでハイトーンをキメて。その後ミドルテンポになってベースソロも。ラストは静かになってピアノをバックにゆったりとしっとりとしたヴォーカルがながれて。
Hibikiさんがステージ中央に。そしてスポットライトを浴びてヘヴィサウンドのベースソロ。リフを弾いてお客さんを煽って。そして早弾きやチョッパーも。かっくいいっす。その後バンドが入ってアップテンポのパワフルなインストナンバーがはじまります。8曲目は「God Keeper」。オルガンとギターのユニゾンリフからキーボードのアグレッシブなソロ、そして再びテクニカルなユニゾンが。ドラムもめっちゃ叩きまくりで、そのまま弾きまくりのギターソロへ。その後、ギターとキーボードの白熱した掛け合いソロバトルが展開されます。続いてはテクニカルなベースソロとパワフルなドラムソロが。中盤ではアップテンポのリフから再びキーボードソロ・ギターソロ・ユニゾンと続いたあと、ミドルテンポになってメロウなギターリフがゆったりとながれ、一旦ドラムが止まって、ピアノの綺麗なリフレインがながれ、ギターが伸びやかなフレーズを奏でて。終盤では一旦様々な音が飛び交うカオス状態になるも、ヘヴィなベースリフからアップテンポのパワフルなリズムがはいってキーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフが。ラストはヴォーカルがファルセットでスキャットを。そしてハイトーンでキメてFin。
「ありがとうございます」って純子さん。ALHAMBRAは来週大阪でライブがあるそうです。ここで次の曲の説明をYuhkiさんが。次の曲は新曲で「ワルキューレ」の続編でなんと25分もあるとか。しかし今回はその曲を4分割して4番目の曲を披露してくれるそうで。
9曲目は「ジークフリード」から「All For The Leason」っておっしゃったかな?ですが・・・しばし沈黙で音が出ず。「恒例の、オーケストラさんがストライキ中です」って。Yuhkiさんが裏に廻って機材の調整を。その間、純子さんがMCでつないで。いつもこの会場に来るのに道に迷うことがあったそうで、今回初めて渋谷マークシティの中を歩いてきたそうで。「あんなとこに出るとは思わなかった」って。
程なくYuhkiさんが戻ってきて「オーケストラはストライキ終わりましたか?」って純子さん。そして今度はちゃんとパワフルなアップテンポのシークエンスのSEがながれ、バンドが入ってダイナミックなリフを。Hibikiさんが「Hey!Hey!」って手を上げてお客さんを煽ります。パワフルな叩きまくりドラムからミドルテンポでピアノの力強いリフがながれ、その後パワフルでスリリングな変拍子リフからアップテンポになって伸びやかで力強いヴォーカルのヴァースへ。とってもメロディアスで、サビではハイトーンで歌い上げて。中盤ではミドルテンポのキーボードリフからそのままエモーショナルなソロ、続いてピアノリフをバックにギターソロも。その後アップテンポの躍動感のあるリズムになってキーボードのテクニカルなソロが。そしてパワフルなボレロリズムになってヴォーカルがファルセットで歌い上げて。終盤ではミドルテンポになってギターのメロウなフレーズがながれ、その後ドラムが止まってヴォーカルがしっとりと歌って。ラストは再びアップテンポのパワフルなドコドコ疾走モードで力強いヴォーカルがはいって盛り上がってドラマティックにFin。
「ありがとうございます」って純子さん。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはステージを降りて楽屋へ。フロアーはもちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。すると程なく純子さんがステージに戻ってきて「ありがとうございます!」って、大拍手!「もうちょっと居れば雨も止んでラクチンに帰れるかも」「もうちょっとお付き合いください」って。そして楽屋に向かって「おじさんたち!&ひとりだけ若いひとも、帰ってきてください」ってメンバーの皆さんを呼んで。すると皆さんステージに戻ってきて大拍手で迎えられます。「今日のお客さんは一生の思い出だね、台風のお客さん」「ひとりでも聴いてくれるひとが居る限り、僕達は頑張って続けなきゃいけないんですよ」ってYuhkiさん、大拍手です。
「これまでライブでやらなかったことがない曲を」ってはじまった10曲目は「Orion」。パイプオルガンサウンドをバックに純子さんが美しく力強く歌い上げて。そしてダイナミックなリフからミドルテンポのパワフルな変拍子リフ、そしてキーボードのメロウなリフから力強いヴォーカルがはいって、サビで歌い上げて。中盤ではミドルテンポの変拍子リフからギターソロ、そしてキーボードとのテクニカルなユニゾンも。続いてベースのパワフルなソロから叩きまくりのドラムソロ、そしてキーボードのエモーショナルなソロへ。その後、アップテンポのドコドコパワフルリズムでヴォーカルが歌い上げ、そして一旦ドラムが止まってゆったりと歌い、そして手を振ってドラマティックに。終盤ではギターとキーボードのスリリングなユニゾンからテクニカルなギターソロへ。そしてアップテンポのギターリフからパワフルなヴォーカルがはいってドラマティックに歌いあげて。その後テクニカルな変拍子リフからアグレッシブなキーボードソロ、テクニカルなベースソロ、そしてギターソロと続いてユニゾンリフが。ここで一旦演奏が止まってバスドラのリズムのみで「Hey!Hey!」って拳を上げてお客さんを煽って。そしてYuhkiさんが「みんな!声を出すんだ!」「嵐を吹き飛ばそうぜ!」「みんなの声を聴きかせてくれ!」「日ごろのウップンを晴らそうよ!」「俺たちアブラが受け止めます」「アブラに火を注げ!」って、ギターリフの後に「Hey!Hey!」って大合唱!さらに「まだまだイケるでしょ!」「まだまだそんなもんじゃないでしょ!」「いくゾ!」って純子さんが煽って。ラストは再び曲に戻ってパワフルなアップテンポでオルガンリフをバックに力強いヴォーカルがはいってドラマティックに盛り上がって。
曲が終わると「ありがとうございます」って純子さん。そしてメンバーの皆さんは大拍手大歓声のなかステージを降りて楽屋へ。お客さんはもちろんアンコールを求める手拍子を。ただHibikiさんだけはステージに残り、スタッフの方のベースアンプの調整を。なにかトラブったのかな?そしてHibikiさんも楽屋へ。すると程なくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「ありがとうございます!」って、純子さんはドレスの上にアルハンブラTシャツを着こんで登場!そしてYuhkiさんはショルダーキーボードを抱えて登場!ここでちょと物販の宣伝ですが「売るものがなくなってきたので早くニューアルバムを作りたい」って大拍手!そして「今日は足元の悪いなか、こんなに来てくれてボクら感激です。ありがとうございます!」ってYuhkiさん。
「これもライブでやらなかったことがない曲」ってはじまったオーラス11曲目は「Missing You」。アップテンポのテクニカルなユニゾンリフからはじまって、ハイトーンのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは歌い上げて。Yuhkiさんはギターの方へ行って並んで弾きまくって。中盤ではスリリングな変拍子リフからベースのテクニカルなソロ、そしてギターとキーボードのテクニカルなユニゾンも。そしてここでYuhkiさん「みんなの歌を聴かせてくれ!」って♪ラ~ラ~ラ~ラってメロディを大合唱!その後曲に戻ってアグレッシブなギターソロ&キーボードソロ、さらにアツい掛け合いバトルやユニゾンも。ラストは劇的に♪ジャーン!でFin。
曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「こんな時間まで引っ張ってしまって」「ほんっとにアブラは幸せものです」「これからも宜しくお願いします」って純子さん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀をして。そして拍手歓声のなかステージを降りて楽屋へ。ここでフロアーが明るくなってライブ終了。時計を見ると22時10分過ぎと、終わってみれば2時間弱のワンマン並みのライブでした。
凄腕超テク揃いのもう見所満載で2時間があっという間でしたね。純子さんのめっちゃパワフルな声に終始圧倒されちゃいました。中高音域主体で凄い声量でバックの激しい演奏にまったくひけをとらず、ハイトーンもド迫力で。それにお茶目で可愛くて見とれてしまいました。長身のギターもめっちゃテクニカルだし、ベースもかっこよかったし、ドラムもパワフルでエネルギッシュで叩きまくっていて迫力ありました。そしてリーダーのKeyのYOUKIさん、繊細かつアグレッシブなキーボード、凄かった!MCも面白かったし。最初登場したとき失礼ながら女性かと思ったくらいの容姿も素敵でしたね。ほんと最高に楽しめたライブでした。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。
<MELODIOUS ILLUSION Vol.4>
以前に初期Marge Litchのアルバムを聴いたとき、その素敵な楽曲や演奏もさることながらヴォーカルの<世良純子さん>の声量のあるパワフルなハイトーンの素晴らしい声に衝撃を受けたんですよね。で、現在ALHAMBRAで活躍中とのことでいつか生でその凄いヴォーカルを聴いてみたいとずっと思ってました。ところがこれまでチケットを買ったにも関わらず当日になって都合が悪くなって観に行けなかったことが2回あったんです。なので今度こそは!と。
ところが当日台風で大荒れ。家や帰りの電車も心配だったのでちょっと迷ったんですけど、でもやはりこの機会を逃がしてはいけないと、仕事を終えて渋谷へGo!交通機関は問題なく開演時間ちょい前に会場に到着。お客さん結構入ってましたね。てっきり若いメタルファンが多くて自分のようなおやぢは場違いなのではとためらいもあったんですけど、入ってみれば同世代のおやぢファンも結構いてひと安心。
<GALNERYUS>などでも大活躍されているキーボード奏者の<Yuhkiさん>のリーダーバンド<ALHAMBRA>。2004年に1stアルバム「A Far Cry To You」を発表し、2008年には2ndアルバム「FADISTA」を、そして2010年4月に3rdアルバム「SOLITUDE」を発表しています。メンバーはYuhkiさん・純子さんの他、ドラマーの<長倉哲郎さん>、ギタリストの<カジハラ・トシヒロさん>、そしてベーシスト<Hibikiさん>です。
今回も対バンで、前バンドはあのキスクさんの頃のKeeperハロウィンのようなめっちゃ明るいメロパワメタルを聴かせてくれるバンドで、ファルセットのクリアなハイトーンがすごくよかったっすね。ツインギターのハモりもかっこよかった。それにリーダーのMCめっちゃ面白かったっす。
20時15分過ぎにフロアーが暗くなってステージがブルーライトに包まれ、”オペラ座の怪人”のダイナミックなメタルバージョンがSEでながれて。そしてメンバー登場!大拍手大歓声で迎えられます。純子さんは黒のゴージャスなドレスすがたで。その後SEをそのままバンドが引き継いでダイナミックに♪ジャーン!でFin。
そして1曲目「光の海」がはじまります。いきなりパワフルなヴォーカルからアップテンポのツーバスドコドコの疾走リズムでギターのメロウなリフが。初めて生で聴く純子さんのヴォーカル、迫力ありますねぇ。しかも凄い声量でバックの激しい演奏と堂々と渡り合ってますね。間奏ではギターソロ・キーボードソロ、そしてハモりやユニゾンもキメてかっくいいっす。
続いて2曲目「EARNEST」へ。パワフルなドラムからアップテンポではじまって、キーボードのメロウなリフがながれてパワフルなヴォーカルのヴァースへ。この曲もメロディアスに疾走していきます。間奏ではミドルテンポでテクニカルなギターソロ、そしてアップテンポでキーボードソロが。しかもユニゾンもキメたり、アツいソロの掛け合いも。終盤ではミドルテンポでゆったりとなり、ギターのエモーショナルなソロが。ラストはダイナミックなリフで弾きまくり叩きまくりでFin。
「ありがとうございます!ALHAMBRAです!」って純子さんが元気に挨拶を。そして「どう?どう?台風、どうでしたか?」って。台風接近ということもあってメンバーの皆さんは今日はお客さんが来ないんじゃないかって心配されてたそうで、最悪の場合はお客さんのいない会場でリハーサルになることも考えていたとか。でも「こんなにたくさん来ていただいてありがとうございます!」って、大拍手です。「台風の日のライブって貴重な体験だよね」ってYuhkiさん。「なにか素敵なことがあるかもしれない」って、ときめき乙女の純子さん、めっちゃ可愛い♪「終わる頃にはきっと雨もあがってカラッとしてるかも」「最後までお付き合いください」って大拍手!
3曲目は「春雷」。パワフルなピアノリフからミドルテンポではじまって、そしてアップテンポになってギターのメロウなリフが。ヴァースやサビはビブラートをかけた伸びやかで力強いヴォーカルがメロウに聴かせてくれて。間奏ではギターとキーボードがユニゾンをキメて、アップテンポでアグレッシブなギターソロが。そして再びテクニカルなユニゾンをキメてパワフルなヴォーカルのヴァースへ。ドラム、エネルギッシュに叩きまくってます。
続いて4曲目は「人形の家」。ミドルテンポでメロウなギターリフがゆったりとながれ、そこにキーボードも加わって、そしてちょっと落ち着いた感じのヴォーカルがはいってメロディアスな曲です。中盤ではギターとキーボードのユニゾンからアップテンポのノリノリのシャッフルリズムになってギターとキーボードのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルなヴォーカルがハイトーンもきれいにキメて歌い上げて。
「こんばんは!」「こんなに集まってくれて嬉しい!・・・オレだったら家でねてようかな」「ほんとにどうもありがとう!」ってYuhkiさん。「今日は目一杯やります!」って、大拍手!ここでちょこっと曲の説明を。次の曲は新曲で「水晶の雨」の続編だそうです。
5曲目は「水晶の雨Part2」。キーボードの綺麗なリフから叩きまくりのドラムとヘヴィなギターリフがミドルテンポで。そしてパイプオルガンの重厚なサウンドが響き、ヴォーカルが伸びやかで美しいスキャットを。その後ミドルテンポのパワフルなリズムで綺麗なピアノリフをバックにしっとりとしたヴォーカルが。それが徐々に力強くなってドラマティックに歌い上げて。中盤ではアップテンポのパワフルでノリノリモードでテクニカルなギターソロやアグレッシブなキーボードソロが。ドラムも叩きまくってます。終盤ではヴォーカルがファルセットで美しいヴォイスを聴かせてくれ、ラストはアップテンポでパワフルに歌い上げて
続いて6曲目は「Labyrinth」。シンバルのカウントからアップテンポでキーボードリフとともにパワフルに疾走していきます。そして躍動感たっぷりのギターリフからミドルテンポでヴォーカルがメロウに歌い上げて、ロングトーンもキメて。めっちゃかっくいい曲ですね。中盤では変拍子のスリリングなリフからギターのエモーショナルなソロが。そして叩きまくりのドラムとギターとキーボードのテクニカルなユニゾンも。その後ミドルテンポになって再びヴァースへ。ラストはドラマティックに歌い上げてロングトーンもキメてFin。
「ありがとうございます!ニャ~!」って純子さん。ここでYuhkiさんが前2曲の説明を。て。で、ここでメンバー紹介です。まずは「ベース、Hibiki!」って大拍手!今日は金髪アゲアゲ系のヘアスタイルで、お客さんから「カワイイ♪」って声も。ちなみに専属のスタイリストさんがいらっしゃるとか。次は「ギター、カジワラ・トシヒロ!」って大拍手!「台風、どうでしたか?」ってYuhkiさんにいきなり尋ねられて「網戸が壊れました」って。次は「オンドラムス、長倉哲郎!」って大拍手!最近長倉さんはYuhkiさんと同じマンションに引っ越されたそうで。お部屋は「女子が行ったら“ときめく”」そうです。小奇麗に片付いてるそうで。そして「オンヴォーカル、世良純子!」って大拍手!最後は「Yuhkiです」って大拍手!最近重力に負けないようにリフトアップ中だそうです。
7曲目は「Solitude」。英語バージョンです。シンバルのカウントからダイナミックなリフが響き、そしてミドルテンポのちょっとけだるい感じのヴァースへ。その後パワフルに歌い上げ、ピアノの綺麗なリフをバックにブルージーなヴォーカルが。中盤ではギターのエモーショナルなソロ、そしてサビのあと、キーボードのメロウなソロが。終盤ではヴォーカルがしっとりと艶やかに歌い上げ、そして元のダイナミックなリフからアップテンポになってノリノリでハイトーンをキメて。その後ミドルテンポになってベースソロも。ラストは静かになってピアノをバックにゆったりとしっとりとしたヴォーカルがながれて。
Hibikiさんがステージ中央に。そしてスポットライトを浴びてヘヴィサウンドのベースソロ。リフを弾いてお客さんを煽って。そして早弾きやチョッパーも。かっくいいっす。その後バンドが入ってアップテンポのパワフルなインストナンバーがはじまります。8曲目は「God Keeper」。オルガンとギターのユニゾンリフからキーボードのアグレッシブなソロ、そして再びテクニカルなユニゾンが。ドラムもめっちゃ叩きまくりで、そのまま弾きまくりのギターソロへ。その後、ギターとキーボードの白熱した掛け合いソロバトルが展開されます。続いてはテクニカルなベースソロとパワフルなドラムソロが。中盤ではアップテンポのリフから再びキーボードソロ・ギターソロ・ユニゾンと続いたあと、ミドルテンポになってメロウなギターリフがゆったりとながれ、一旦ドラムが止まって、ピアノの綺麗なリフレインがながれ、ギターが伸びやかなフレーズを奏でて。終盤では一旦様々な音が飛び交うカオス状態になるも、ヘヴィなベースリフからアップテンポのパワフルなリズムがはいってキーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフが。ラストはヴォーカルがファルセットでスキャットを。そしてハイトーンでキメてFin。
「ありがとうございます」って純子さん。ALHAMBRAは来週大阪でライブがあるそうです。ここで次の曲の説明をYuhkiさんが。次の曲は新曲で「ワルキューレ」の続編でなんと25分もあるとか。しかし今回はその曲を4分割して4番目の曲を披露してくれるそうで。
9曲目は「ジークフリード」から「All For The Leason」っておっしゃったかな?ですが・・・しばし沈黙で音が出ず。「恒例の、オーケストラさんがストライキ中です」って。Yuhkiさんが裏に廻って機材の調整を。その間、純子さんがMCでつないで。いつもこの会場に来るのに道に迷うことがあったそうで、今回初めて渋谷マークシティの中を歩いてきたそうで。「あんなとこに出るとは思わなかった」って。
程なくYuhkiさんが戻ってきて「オーケストラはストライキ終わりましたか?」って純子さん。そして今度はちゃんとパワフルなアップテンポのシークエンスのSEがながれ、バンドが入ってダイナミックなリフを。Hibikiさんが「Hey!Hey!」って手を上げてお客さんを煽ります。パワフルな叩きまくりドラムからミドルテンポでピアノの力強いリフがながれ、その後パワフルでスリリングな変拍子リフからアップテンポになって伸びやかで力強いヴォーカルのヴァースへ。とってもメロディアスで、サビではハイトーンで歌い上げて。中盤ではミドルテンポのキーボードリフからそのままエモーショナルなソロ、続いてピアノリフをバックにギターソロも。その後アップテンポの躍動感のあるリズムになってキーボードのテクニカルなソロが。そしてパワフルなボレロリズムになってヴォーカルがファルセットで歌い上げて。終盤ではミドルテンポになってギターのメロウなフレーズがながれ、その後ドラムが止まってヴォーカルがしっとりと歌って。ラストは再びアップテンポのパワフルなドコドコ疾走モードで力強いヴォーカルがはいって盛り上がってドラマティックにFin。
「ありがとうございます」って純子さん。大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんはステージを降りて楽屋へ。フロアーはもちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。すると程なく純子さんがステージに戻ってきて「ありがとうございます!」って、大拍手!「もうちょっと居れば雨も止んでラクチンに帰れるかも」「もうちょっとお付き合いください」って。そして楽屋に向かって「おじさんたち!&ひとりだけ若いひとも、帰ってきてください」ってメンバーの皆さんを呼んで。すると皆さんステージに戻ってきて大拍手で迎えられます。「今日のお客さんは一生の思い出だね、台風のお客さん」「ひとりでも聴いてくれるひとが居る限り、僕達は頑張って続けなきゃいけないんですよ」ってYuhkiさん、大拍手です。
「これまでライブでやらなかったことがない曲を」ってはじまった10曲目は「Orion」。パイプオルガンサウンドをバックに純子さんが美しく力強く歌い上げて。そしてダイナミックなリフからミドルテンポのパワフルな変拍子リフ、そしてキーボードのメロウなリフから力強いヴォーカルがはいって、サビで歌い上げて。中盤ではミドルテンポの変拍子リフからギターソロ、そしてキーボードとのテクニカルなユニゾンも。続いてベースのパワフルなソロから叩きまくりのドラムソロ、そしてキーボードのエモーショナルなソロへ。その後、アップテンポのドコドコパワフルリズムでヴォーカルが歌い上げ、そして一旦ドラムが止まってゆったりと歌い、そして手を振ってドラマティックに。終盤ではギターとキーボードのスリリングなユニゾンからテクニカルなギターソロへ。そしてアップテンポのギターリフからパワフルなヴォーカルがはいってドラマティックに歌いあげて。その後テクニカルな変拍子リフからアグレッシブなキーボードソロ、テクニカルなベースソロ、そしてギターソロと続いてユニゾンリフが。ここで一旦演奏が止まってバスドラのリズムのみで「Hey!Hey!」って拳を上げてお客さんを煽って。そしてYuhkiさんが「みんな!声を出すんだ!」「嵐を吹き飛ばそうぜ!」「みんなの声を聴きかせてくれ!」「日ごろのウップンを晴らそうよ!」「俺たちアブラが受け止めます」「アブラに火を注げ!」って、ギターリフの後に「Hey!Hey!」って大合唱!さらに「まだまだイケるでしょ!」「まだまだそんなもんじゃないでしょ!」「いくゾ!」って純子さんが煽って。ラストは再び曲に戻ってパワフルなアップテンポでオルガンリフをバックに力強いヴォーカルがはいってドラマティックに盛り上がって。
曲が終わると「ありがとうございます」って純子さん。そしてメンバーの皆さんは大拍手大歓声のなかステージを降りて楽屋へ。お客さんはもちろんアンコールを求める手拍子を。ただHibikiさんだけはステージに残り、スタッフの方のベースアンプの調整を。なにかトラブったのかな?そしてHibikiさんも楽屋へ。すると程なくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。「ありがとうございます!」って、純子さんはドレスの上にアルハンブラTシャツを着こんで登場!そしてYuhkiさんはショルダーキーボードを抱えて登場!ここでちょと物販の宣伝ですが「売るものがなくなってきたので早くニューアルバムを作りたい」って大拍手!そして「今日は足元の悪いなか、こんなに来てくれてボクら感激です。ありがとうございます!」ってYuhkiさん。
「これもライブでやらなかったことがない曲」ってはじまったオーラス11曲目は「Missing You」。アップテンポのテクニカルなユニゾンリフからはじまって、ハイトーンのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは歌い上げて。Yuhkiさんはギターの方へ行って並んで弾きまくって。中盤ではスリリングな変拍子リフからベースのテクニカルなソロ、そしてギターとキーボードのテクニカルなユニゾンも。そしてここでYuhkiさん「みんなの歌を聴かせてくれ!」って♪ラ~ラ~ラ~ラってメロディを大合唱!その後曲に戻ってアグレッシブなギターソロ&キーボードソロ、さらにアツい掛け合いバトルやユニゾンも。ラストは劇的に♪ジャーン!でFin。
曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」「こんな時間まで引っ張ってしまって」「ほんっとにアブラは幸せものです」「これからも宜しくお願いします」って純子さん。メンバーの皆さんはステージ前に並んでお辞儀をして。そして拍手歓声のなかステージを降りて楽屋へ。ここでフロアーが明るくなってライブ終了。時計を見ると22時10分過ぎと、終わってみれば2時間弱のワンマン並みのライブでした。
凄腕超テク揃いのもう見所満載で2時間があっという間でしたね。純子さんのめっちゃパワフルな声に終始圧倒されちゃいました。中高音域主体で凄い声量でバックの激しい演奏にまったくひけをとらず、ハイトーンもド迫力で。それにお茶目で可愛くて見とれてしまいました。長身のギターもめっちゃテクニカルだし、ベースもかっこよかったし、ドラムもパワフルでエネルギッシュで叩きまくっていて迫力ありました。そしてリーダーのKeyのYOUKIさん、繊細かつアグレッシブなキーボード、凄かった!MCも面白かったし。最初登場したとき失礼ながら女性かと思ったくらいの容姿も素敵でしたね。ほんと最高に楽しめたライブでした。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。