桜庭統さんのゲームミュージックシリーズ、今回も親切なお方が素敵なアルバムを薦めてくださいました。バテン・カイトスシリーズの、まずは2003年に発表された<バテン・カイトス –終わらない翼と失われた海->のオリジナルサウンドトラックです。
このゲームのストーリーはというと・・・はるか昔に邪神と人々との戦いがあり、長期にわたる戦いの末に人々が勝利をおさめ、邪神を“エンド・マグナス”に封印。人々は戦いによって荒れた大地をあきらめ、空に浮かんだ大陸に住むことに。そして現代。過去の戦いなどすっかり忘れ去られ、平和な時が過ぎていたのですが、不穏な動きが・・・帝国アルファイドの皇帝ゲルドブレイムが、過去の人々が封印した邪神マルペルシュロの“エンド・マグナス”を探し、邪悪な力を復活させて我が物にしようとたくらむ。物語のヒロイン<シェラ>はそのたくらみを阻止しようと旅にでる。旅の途中で帝国に仇がいる主人公の<カラス>と出会い、行動を共に。二人は世界を救えるだろうか・・・といった感じのようです。
アルバムはCD2枚組で50曲以上もあるので、特に印象に残った曲のみ抜粋させていただこうかと。まずCD1枚目の1曲目「序奏峰」、壮大なスケールではじまります。それに続く2曲目「天底の勇魚」もド迫力のスケールとパワーで圧倒します。3曲目「光星煌めく旅路の果てへ」。美しいハープの音色からゆったりと厳かにはじまり、それが壮大な広がりを見せ、再び美しいメロディを奏でます。5曲目の「The True Mirror」はアップテンポの疾走メロディアスハードロック。オルガンソロ、めっちゃかっくいいっす。6曲目の「Vitriolic A Stroke」もバリバリの疾走ハードロック。早弾きギター大活躍!かっくいいっすね。7曲目の「冥の断罪」はド迫力の力強いオーケストラサウンド。8曲目「Glowing Cloud」は再びオルガン主体のパワフルなハードロック。9曲目の「Chaotic Dance」はテクノ+ラップのノリのいい曲。12曲目「風気の狭間」はゆったりとしたハープの美しい音色が存分に楽しめます。13曲目の「Gentle Wind」はアコースティックギターとフルートを巧みに用いたゆったりとした穏やかで素朴な曲調。15曲目の「旭日貫流」は壮大なスケールのとっても清清しい、まるで美しい日の出をみたときの感覚でしょうか。16曲目の「Limpidly Flow」はゆったりとしたピアノの幻想的な曲。中盤からはいるヴァイオリンの音色も美しい。17曲目の「Soft Labyrinth」はミドルテンポのパワフルなロック。オーケストラ+ロックドラムも素晴らしい。18曲目の「Bellflower」はアコースティックギターの素朴な音色が心地よいカントリー調のおだやかな曲。19曲目の「Inperial Dynamics」は壮大なスケールのオーカストラサウンドの抒情詩。20曲目の「氷霧流」はまるで氷穴のなかを冷風が吹きぬけているかのような暗く冷たく凍えてきそうな神秘的な曲。22曲目の「Flighty Spirits」はアップテンポのスリリングなロック。23曲目の「天海花御堂」はストリングスの優雅でロマンティックな室内楽。24曲目の「Mystery Crystal」はパープとフルートとハープシコードと女性コーラスが絶妙に絡み合ったゆったりとした神秘的な曲。26曲目の「Holo Holo」は太鼓とカリンバのアフリカンな曲。
CD2枚目の1曲目は「Dead Beat」。大迫力の重く奥深いシンフォニーです。4曲目の「Divine While Bell」はパイプオルガンの荘厳な響きが印象的な抒情詩。5曲目の「Start on a Voyage」はダイナミックなシンフォニー。まさに船出のファンファーレのようです。8曲目の「Strike Off The Enemy」はアップテンポのベースが唸るヘヴィロック。9曲目から13曲目まではわずか数秒のフーレーズのみ。14曲目の「衝の飛抹」はストリングスのダークでスリリングな曲。16曲目の「降雹」はピアノのゆったりとした暗く寂しい曲。18曲目の「Brave Way」はオーケストラの壮大なマーチ。19曲目は「鎮座」。荘厳な抒情詩。パイプオルガンの音色が重厚感をだしていますね。21曲目は「Survival From The Force」。アップテンポのスリリングなハードロック。宇宙空間を敵を攻撃しながら高速で飛ばしているかのような爽快感・疾走感がありますね。22曲目「The True Mirror ~Guiter ver~」もパワフルで疾走するハイテンポのハードロック。ギターバージョンです。早弾きギター、かっちょいいっす。23曲目「九天の覇王」はオーケストラのパワフルでスリリングな曲。24曲目の「Violent Storm」はハイテンポの疾走感満点のかっちょいいハードロック。ギターとオルガンのソロバトルもスリリングで迫力あります。26曲目は「大地降臨」。ド迫力の重厚なオーケストラサウンドの荘厳な曲。27曲目は「涙の深海」。ダークなピアノの音色からはじまり、悲壮感ただようヴァイオリンの哀しい音色が響いて。28曲目は「語りかける星々」。哀しいピアノのリフレインからはじまり、荘厳なオーケストラがはいって壮大な宇宙の広がりを感じさせてくれます。中盤では哀愁ただよう美しいヴァイオリンソロも。そして再び壮大なオーケストラサウンドがドラマティックに盛り上げて劇的なエンディングを迎えます。オーラス29曲目は「白桃薫る来世の宴へ」。神秘的な音色のリフレイン。
オーケストラ調あり、ハードロック調あり、そして民族音楽調とバラエティに富んでいて、しかもとてもドラマティックで感動的な楽曲群、素晴らしいアルバムです。
※あきかんさま、間違いを指摘してくださってありがとうございました。訂正しました。
このゲームのストーリーはというと・・・はるか昔に邪神と人々との戦いがあり、長期にわたる戦いの末に人々が勝利をおさめ、邪神を“エンド・マグナス”に封印。人々は戦いによって荒れた大地をあきらめ、空に浮かんだ大陸に住むことに。そして現代。過去の戦いなどすっかり忘れ去られ、平和な時が過ぎていたのですが、不穏な動きが・・・帝国アルファイドの皇帝ゲルドブレイムが、過去の人々が封印した邪神マルペルシュロの“エンド・マグナス”を探し、邪悪な力を復活させて我が物にしようとたくらむ。物語のヒロイン<シェラ>はそのたくらみを阻止しようと旅にでる。旅の途中で帝国に仇がいる主人公の<カラス>と出会い、行動を共に。二人は世界を救えるだろうか・・・といった感じのようです。
アルバムはCD2枚組で50曲以上もあるので、特に印象に残った曲のみ抜粋させていただこうかと。まずCD1枚目の1曲目「序奏峰」、壮大なスケールではじまります。それに続く2曲目「天底の勇魚」もド迫力のスケールとパワーで圧倒します。3曲目「光星煌めく旅路の果てへ」。美しいハープの音色からゆったりと厳かにはじまり、それが壮大な広がりを見せ、再び美しいメロディを奏でます。5曲目の「The True Mirror」はアップテンポの疾走メロディアスハードロック。オルガンソロ、めっちゃかっくいいっす。6曲目の「Vitriolic A Stroke」もバリバリの疾走ハードロック。早弾きギター大活躍!かっくいいっすね。7曲目の「冥の断罪」はド迫力の力強いオーケストラサウンド。8曲目「Glowing Cloud」は再びオルガン主体のパワフルなハードロック。9曲目の「Chaotic Dance」はテクノ+ラップのノリのいい曲。12曲目「風気の狭間」はゆったりとしたハープの美しい音色が存分に楽しめます。13曲目の「Gentle Wind」はアコースティックギターとフルートを巧みに用いたゆったりとした穏やかで素朴な曲調。15曲目の「旭日貫流」は壮大なスケールのとっても清清しい、まるで美しい日の出をみたときの感覚でしょうか。16曲目の「Limpidly Flow」はゆったりとしたピアノの幻想的な曲。中盤からはいるヴァイオリンの音色も美しい。17曲目の「Soft Labyrinth」はミドルテンポのパワフルなロック。オーケストラ+ロックドラムも素晴らしい。18曲目の「Bellflower」はアコースティックギターの素朴な音色が心地よいカントリー調のおだやかな曲。19曲目の「Inperial Dynamics」は壮大なスケールのオーカストラサウンドの抒情詩。20曲目の「氷霧流」はまるで氷穴のなかを冷風が吹きぬけているかのような暗く冷たく凍えてきそうな神秘的な曲。22曲目の「Flighty Spirits」はアップテンポのスリリングなロック。23曲目の「天海花御堂」はストリングスの優雅でロマンティックな室内楽。24曲目の「Mystery Crystal」はパープとフルートとハープシコードと女性コーラスが絶妙に絡み合ったゆったりとした神秘的な曲。26曲目の「Holo Holo」は太鼓とカリンバのアフリカンな曲。
CD2枚目の1曲目は「Dead Beat」。大迫力の重く奥深いシンフォニーです。4曲目の「Divine While Bell」はパイプオルガンの荘厳な響きが印象的な抒情詩。5曲目の「Start on a Voyage」はダイナミックなシンフォニー。まさに船出のファンファーレのようです。8曲目の「Strike Off The Enemy」はアップテンポのベースが唸るヘヴィロック。9曲目から13曲目まではわずか数秒のフーレーズのみ。14曲目の「衝の飛抹」はストリングスのダークでスリリングな曲。16曲目の「降雹」はピアノのゆったりとした暗く寂しい曲。18曲目の「Brave Way」はオーケストラの壮大なマーチ。19曲目は「鎮座」。荘厳な抒情詩。パイプオルガンの音色が重厚感をだしていますね。21曲目は「Survival From The Force」。アップテンポのスリリングなハードロック。宇宙空間を敵を攻撃しながら高速で飛ばしているかのような爽快感・疾走感がありますね。22曲目「The True Mirror ~Guiter ver~」もパワフルで疾走するハイテンポのハードロック。ギターバージョンです。早弾きギター、かっちょいいっす。23曲目「九天の覇王」はオーケストラのパワフルでスリリングな曲。24曲目の「Violent Storm」はハイテンポの疾走感満点のかっちょいいハードロック。ギターとオルガンのソロバトルもスリリングで迫力あります。26曲目は「大地降臨」。ド迫力の重厚なオーケストラサウンドの荘厳な曲。27曲目は「涙の深海」。ダークなピアノの音色からはじまり、悲壮感ただようヴァイオリンの哀しい音色が響いて。28曲目は「語りかける星々」。哀しいピアノのリフレインからはじまり、荘厳なオーケストラがはいって壮大な宇宙の広がりを感じさせてくれます。中盤では哀愁ただよう美しいヴァイオリンソロも。そして再び壮大なオーケストラサウンドがドラマティックに盛り上げて劇的なエンディングを迎えます。オーラス29曲目は「白桃薫る来世の宴へ」。神秘的な音色のリフレイン。
オーケストラ調あり、ハードロック調あり、そして民族音楽調とバラエティに富んでいて、しかもとてもドラマティックで感動的な楽曲群、素晴らしいアルバムです。
※あきかんさま、間違いを指摘してくださってありがとうございました。訂正しました。