イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ロックダウン中でもクリスマスはやっぱりくる!人の少ないタウンセンターで見つけた寂しいクリスマス準備

2020年11月20日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
必要な品があったので、ストックポートタウンセンターにあるスーパーマーケット、アスダに久しぶりに行きました。


ストックポート日報にはスーパーマーケットに行った話ばかり出てくる」と思われた方もいるかもしれません。
実際、ロックダウンのただなかで散歩がてら近所の商店街と、車でいくスーパーマーケットぐらいしか出かける先がないのです。

もちろん外出は自粛しているのですが、スーパーマーケット行きは車に乗って外出するいい口実でありちょっとした気晴らしであるのを認めないわけにはいきません。

よくすいたアスダの駐車場からの入り口付近には比較的小さめの、生木クリスマスツリーが少しだけ置いてありました。(上の写真)
家庭でクリスマスツリーをかざるのはまだちょっと、いえ、かなり早いですね。
1月5日まで飾る生木の新鮮さがそれまでもたないような...
待ちきれない気の早い家族の需要を満たすため、というより単にクリスマス気分を早々に盛り上げるためにおいてみた、というところではないでしょうか

それと、クリスマス恒例、コカ・コーラの販売促進ディスプレイ。


毎年、11月になると♪Holidays are Coming♪ の輪唱のコーラスとともに、電飾を施された何台ものクラシックな車両のコカ・コーラ・トラックがアメリカの夜の街を通り抜けていくコマーシャルがテレビで流れはじめます。

1995年から続いているというクリスマスへの期待を盛り上げる恒例のコマーシャル、今年は中止だそうです。
イギリスにも本物のコカ・コーラ・トラックが各地をめぐり、子供たちにコカ・コーラを無料で配るプロモーションイベントを毎年開催していたそうですがやはり今年は中止、言うまでもなくコロナ禍のための自粛です。

それでも販促ディスプレイは健在。


例年通りの段ボール製のかなりよくできたトラックです。
運転席に座って写真が撮れるようになっています。

車をアスダの駐車場にとめて、本当に久しぶりのタウンセンターの「オールド・タウン The Old Town 」近辺をちょっと歩いてみました。

おなじみの景観保存地域で、古い建物を修復、改築して地域の活性化を目指す再開発エリアのリトル・アンダーバンク Little Undrebank にも....


いくつかある狭い古い坂(blow)を上がったところの同じく景観保存地域マーケット・プレイス Market Placeにもフェアリー・ライトで飾られたなかなか立派なクリスマスツリーがたてられていました。



それにしても人出がほとんどなく、寂しいことこの上ないロックダウンのタウンセンターです。

意外ではなく、この機に道路の舗装や、建物の補修改装がすすんでいて、どこもかしこも工事中!という印象でした。
買い物客や散策する人が皆無の古い街並みでは検察作業にいそしむとてもたくさんの作業員でけっこうにぎわっていました。



マーケット・ホール Market Hall の中の八百屋、魚屋など、食料品を売る店はいくつか営業中でした。
食料品、医薬品、生活必需品を販売する店はロックダウンのあいだも営業が許されていたのでした。

ガラガラ....




アスダで1ポンドで衝動買いした妖しくテカるガーキンのクリスマスの飾り。


ガーキンは酢漬け(pickle)に使う小指サイズのキュウリの一種です。

帰ってすぐ、キッチンの壁の目立たない場所にかけるのを夫が頑強に禁止しました。
多くの人がクリスマスの飾りつけを始める12月の最初の週末まで目につかないところにしまっておくように言うのです。

60代の夫が子供の頃にはクリスマス・イブに飾り付けを始めるのが普通だったそうです。

工事中の古い街並みに関してはまた次回に。





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