はるか上空を飛行機が鮮やかな白線を残して飛ぶ、ストックポートの晴天の冬の光景です。

冬にはまだ間がありますね。
今ほとんどの旅客便が欠航になっているにもかかわらず、時たま航空機が青空をナイフで切りつけたような飛行機雲の軌跡を残して音もなく機体も見せずに高く飛んでいきます。
イングランドのロックダウン開始の木曜日には終日家にいてアメリカ合衆国の大統領選挙の開票をテレビで追っていました。
うちでは手術後、安静にしていなければならないはずの夫がとりつかれたように見たがるものですから、家にいるといやでも目に入ります。
よその国の選挙のことなんてどうでもいいから寝ててちょうだい、と言ってもききません。
そう、いつの間にかロックダウンが始まっています。
秋晴れの素晴らしい天気の昨日、バス通りを歩いて20分足らずの近所の商店街にある郵便局に郵便を出しに行きました。

「ロックダウンでバスの運行が不規則になっているのでオンラインの時刻表を確認して時間に気をつけてバスの利用をしてほしい」とバス会社から私個人あてにイーメイルが来ました。
4~5年前に定期的に利用していたバスの中でインターネットに接続するために「フリーWi-Fi」の登録をしたため、私が利用したことのある路線に関する情報が自動メールとして届くようになっているのです。
.....なんだかみはられているいるようで居心地が悪いですね。
ストックポートを通って、ピークディストリクトのバクストンとマンチェスターを結ぶ電車の路線駅です。

日中1時間に2本運行する無人駅です。
電車も運行が不規則になっていて、ホームに時刻表が掲示できないのでウェッブサイトで時刻を確認するように、というようなことが書かれています。

コロナウィルスの感染拡大を阻止する(遅らせる)ための2度目のロックダウン。
通常通りの家族が集うクリスマス(年間最大の書き入れ時のビジネスチャンス)をなんとしても決行したい!悲願のこもった悲壮なロックダウンの、近所の小規模な商店街の光景を拾ってみました。
ショーウィンドーのシャッターがおりた、学校の制服や体操服、スポーツチームのユニフォームなどを扱うスポーツ用品店です。

「生活必需品」を販売する店ではないので営業してはいけないはずなのですが.....
貼り紙を見て納得、click & collect サービスを始めて、半戸おろした状態で店を開けています。

オンラインで注文して注文品をとりに来た客にかぎり店の中に入れる仕組みらしいのです。
その手があったか~!
絶対に「生活必需品」ではないイーシグ e-cigg (電子タバコ)店も同じように click & collect サービスで店を開けています。

イーシグのイギリスでの人気は絶大です。
この店舗はコロナウィルスのパンデミックのさなかに閉店した学校の制服店の後に入った新しい店です。
コロナウィルスのパンデミック以前からすでにオンライン商法やスーパーの進出におされ、個人商店は全国的に苦戦を強いられているのですが、イーシグ販売はどこでも順調です。
不動産屋は予約をした客に限り入店できるシステムになっています。

私の外出の目的地、郵便局の入り口の物々しさ!

ディスカウント酒屋の立て看板の自己主張.....

「ボリス(ジョンソン首相)は自分がやってることをわかっちゃいない」=「やってることがムチャクチャだ」
ボリス・ジョンソンはなぜか支持者からも反対派からもお友達のように「ボリス」とファーストネームで呼ばれる稀有な政治家です。
お昼時にあけているテイカウェイ(持ち帰り)チッピー(フィッシュ&チップス店)。

「NO MASK /NO ENTRY マスクなしは入店不可」ってずいぶんエラそうではありませんか。
ここもです(パン屋)。

二重のアンダーラインに大文字(しかも悪筆)で 「MASKS TO BE WORN マスクの着用あるべし」ってお奉行様の御ふれのような言いようです。
.....と言っても、英語ではぶっきらぼうな受動態や文語調はごくごく普通です。
日本のような「お客様のご理解を賜りますようお願い申し上げます」なんて表示はイギリスでは考えられません。
「ビジネスレターの書き方」などのウェッブサイトにはバカていねいな英文のお手本がいくつか見つかりますが、店頭に貼る表示では見かけないようです。
道の片側にずらっと店が並ぶこんな通りです。

右から;ネイルサロン(閉)、日焼けサロン(閉)、工事中の元銀行(アパートに改装中)、イーシグ店、酒屋、
少し間をおいて.....
「シャッター街」のような気配の濃いこのあたり...

...右から;不動産屋、私が行きつけの美容院(閉)、チャリテイーショップ(閉)、理容院(閉)、薬局。

イワシ雲が美しいので同じ並びを反対側から撮りました。(手前左が薬局)

同じく右からコンビニエンスストア、クリーニング屋(閉)、チッピー、ウェディングドレス屋(閉)パン屋

服の仕立て直し屋も予約制で開いています。

持ち込みや店にある布でお好みのスタイルにマスクを仕立ててくれる「お誂えマスク」をやっています!
写真に撮ったのは長い通りの一部です。
思ったよりも人出と活気があります。
CLICK & COLLECT システムと予約制で人の出入りを制限したら店を開けていてもよかったんですね。
レストランやカフェのテイカウェイ(持ち帰り)の営業が許されるのですから前もって注文していたものをとりに来てもいいはずです。
前回と違って、学校と大学、一部のレジャー施設が開いています。
前回ほど厳重ではなく、閉塞感もありません。
ローカル・ビジネスも臨機応変に対応して頑張っています。
イギリス版「3密」、3C!

「コービッド-19は3Cが好き。避けよう3C」
Close contact (密接)、 Crowds (密集)、 Closed spaces (密閉)
3Cのコンセプトは日本に倣ったそうですよ。

冬にはまだ間がありますね。
今ほとんどの旅客便が欠航になっているにもかかわらず、時たま航空機が青空をナイフで切りつけたような飛行機雲の軌跡を残して音もなく機体も見せずに高く飛んでいきます。
イングランドのロックダウン開始の木曜日には終日家にいてアメリカ合衆国の大統領選挙の開票をテレビで追っていました。
うちでは手術後、安静にしていなければならないはずの夫がとりつかれたように見たがるものですから、家にいるといやでも目に入ります。
よその国の選挙のことなんてどうでもいいから寝ててちょうだい、と言ってもききません。
そう、いつの間にかロックダウンが始まっています。
秋晴れの素晴らしい天気の昨日、バス通りを歩いて20分足らずの近所の商店街にある郵便局に郵便を出しに行きました。

「ロックダウンでバスの運行が不規則になっているのでオンラインの時刻表を確認して時間に気をつけてバスの利用をしてほしい」とバス会社から私個人あてにイーメイルが来ました。
4~5年前に定期的に利用していたバスの中でインターネットに接続するために「フリーWi-Fi」の登録をしたため、私が利用したことのある路線に関する情報が自動メールとして届くようになっているのです。
.....なんだかみはられているいるようで居心地が悪いですね。
ストックポートを通って、ピークディストリクトのバクストンとマンチェスターを結ぶ電車の路線駅です。

日中1時間に2本運行する無人駅です。
電車も運行が不規則になっていて、ホームに時刻表が掲示できないのでウェッブサイトで時刻を確認するように、というようなことが書かれています。

コロナウィルスの感染拡大を阻止する(遅らせる)ための2度目のロックダウン。
通常通りの家族が集うクリスマス(年間最大の書き入れ時のビジネスチャンス)をなんとしても決行したい!悲願のこもった悲壮なロックダウンの、近所の小規模な商店街の光景を拾ってみました。
ショーウィンドーのシャッターがおりた、学校の制服や体操服、スポーツチームのユニフォームなどを扱うスポーツ用品店です。

「生活必需品」を販売する店ではないので営業してはいけないはずなのですが.....
貼り紙を見て納得、click & collect サービスを始めて、半戸おろした状態で店を開けています。

オンラインで注文して注文品をとりに来た客にかぎり店の中に入れる仕組みらしいのです。
その手があったか~!
絶対に「生活必需品」ではないイーシグ e-cigg (電子タバコ)店も同じように click & collect サービスで店を開けています。

イーシグのイギリスでの人気は絶大です。
この店舗はコロナウィルスのパンデミックのさなかに閉店した学校の制服店の後に入った新しい店です。
コロナウィルスのパンデミック以前からすでにオンライン商法やスーパーの進出におされ、個人商店は全国的に苦戦を強いられているのですが、イーシグ販売はどこでも順調です。
不動産屋は予約をした客に限り入店できるシステムになっています。

私の外出の目的地、郵便局の入り口の物々しさ!

ディスカウント酒屋の立て看板の自己主張.....

「ボリス(ジョンソン首相)は自分がやってることをわかっちゃいない」=「やってることがムチャクチャだ」
ボリス・ジョンソンはなぜか支持者からも反対派からもお友達のように「ボリス」とファーストネームで呼ばれる稀有な政治家です。
お昼時にあけているテイカウェイ(持ち帰り)チッピー(フィッシュ&チップス店)。

「NO MASK /NO ENTRY マスクなしは入店不可」ってずいぶんエラそうではありませんか。
ここもです(パン屋)。

二重のアンダーラインに大文字(しかも悪筆)で 「MASKS TO BE WORN マスクの着用あるべし」ってお奉行様の御ふれのような言いようです。
.....と言っても、英語ではぶっきらぼうな受動態や文語調はごくごく普通です。
日本のような「お客様のご理解を賜りますようお願い申し上げます」なんて表示はイギリスでは考えられません。
「ビジネスレターの書き方」などのウェッブサイトにはバカていねいな英文のお手本がいくつか見つかりますが、店頭に貼る表示では見かけないようです。
道の片側にずらっと店が並ぶこんな通りです。

右から;ネイルサロン(閉)、日焼けサロン(閉)、工事中の元銀行(アパートに改装中)、イーシグ店、酒屋、
少し間をおいて.....
「シャッター街」のような気配の濃いこのあたり...

...右から;不動産屋、私が行きつけの美容院(閉)、チャリテイーショップ(閉)、理容院(閉)、薬局。

イワシ雲が美しいので同じ並びを反対側から撮りました。(手前左が薬局)

同じく右からコンビニエンスストア、クリーニング屋(閉)、チッピー、ウェディングドレス屋(閉)パン屋

服の仕立て直し屋も予約制で開いています。

持ち込みや店にある布でお好みのスタイルにマスクを仕立ててくれる「お誂えマスク」をやっています!
写真に撮ったのは長い通りの一部です。
思ったよりも人出と活気があります。
CLICK & COLLECT システムと予約制で人の出入りを制限したら店を開けていてもよかったんですね。
レストランやカフェのテイカウェイ(持ち帰り)の営業が許されるのですから前もって注文していたものをとりに来てもいいはずです。
前回と違って、学校と大学、一部のレジャー施設が開いています。
前回ほど厳重ではなく、閉塞感もありません。
ローカル・ビジネスも臨機応変に対応して頑張っています。
イギリス版「3密」、3C!

「コービッド-19は3Cが好き。避けよう3C」
Close contact (密接)、 Crowds (密集)、 Closed spaces (密閉)
3Cのコンセプトは日本に倣ったそうですよ。