つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

晩秋の黒部峡谷トロッコ電車に乗る

2011-11-23 | 旅行・交通




観光シーズンほぼ終了間際の黒部峡谷に行ってきた。宿泊はベタだが宇奈月温泉である。宇奈月温泉から黒部峡谷の奥へは黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が出ており、終点欅平までは20キロで片道1時間20分かかる長旅である。黒部川に沿って急な山肌を縫うようにして走り、なかなかスリリングである。

紅葉はほぼ終わっているが、山々はまだ、かなり赤や黄に染まっている。シーズン終了間近割引ということで、トロッコ電車は2割引で、しかもガラガラである。オトクな季節だ。トロッコ電車も、昔は屋根だけで壁のない客車が主流でとても寒かったが、今は追加料金はかかるもののちゃんと屋根も壁もある客車がほとんどである。トンネルやカーブが多く、スピードの遅いビッグサンダーマウンテンである。昔はきっぷに「生命の保証はしません」と書かれていたらしい。

このトロッコ電車、観光用のほかに、作業用の電車もかなり走っており、作業員や資材を運んでいる。たまたまレイルビューの部屋に泊まったのだが、夜になっても作業用の電車が結構走っている。また、全線単線にもかかわらず、ピーク時は20分おきに走っており、途中に8駅(観光客が降りられる駅は2つのみ)あるが、ほとんどの駅で待ち時間なく電車がすれ違う。よく考えられたダイヤである。

車内アナウンスは富山出身の室井滋である。ちなみに、高岡の万葉線は立川志の輔のアナウンスである。ついでに言うと、今回は車で行ったが、宇奈月温泉までの富山地方鉄道は「レイルウェイズ2」の舞台になっている。冬場はキャンペーンで富山・宇奈月温泉間を無料で乗れる電車が1日3往復ある。富山の鉄道はがんばっている。

ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします