女子サッカーのなでしこJAPANがワールドカップに優勝し、世界一となった。実力に加え、大舞台で実力を発揮できる精神力はすごいと思う。しかも、大女(失礼)を相手に立ち向かう姿は、みんなさわやかである。フランクフルトの奇跡(そういえば決勝はずっとフランクフルトだ。)である。アメリカからいうと悲劇か。
このなでしこ、大会前はそれほど話題に上がらなかったようで、正直な話、自分も今年女子のワールドカップがあるというのはすっかり忘れており、予選リーグのニュースで知ったというお粗末さである。
しかし、ここまできたら決勝だけでも生放送で見るしかないだろう。日本時間で午前4時前の試合開始、この年になると、寝ずに起きているというのは不可能であるから、朝早く起きるしかない。こんなに早く起きたのはいつのワールドカップ以来だろうか。NHKの地上波は、この状況の中で、粛々とコパアメリカ(サッカー南米選手権)の中継をやっていて笑ったが。
それにしても、耐えに耐えて勝ち取った勝利、すばらしかった。早起きの甲斐があったというものだ。月並みな言い方だがここしばらくマイナス方向のニュースしかない日本と日本人に勇気と希望を与えたと思う。
ところで、この日本の状況の中でも管首相はドイツまでこれを見に行きたかったらしい。バカじゃないだろうか。まあ、いなくても特に問題はないのだけれど。心配なのは、首相が、なでしこJAPANに勇気をもらったとか言って、オレも我慢すれば報われるとばかりここでさらに忍耐力を発揮することだ。そうならないことを願うばかりだ。
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