敦賀には港がある。もちろん港があることは知っていたが、実際に見ないとなかなかイメージがわかないものだ。訪れてみると、岸壁の数も多く(どう数えるのかわからないが)、港湾区域は思っていたよりもかなり広範囲に広がっている。
地方空港のような新しい立派なフェリーターミナルもあって、大型フェリーが、苫小牧へは直行便が毎日出航、新潟・秋田を経由して苫小牧へ週3便出航している。直行便は深夜発なので昼間はがらんとしており、あまり目立たないが。また、RORO船(トレーラーが直接乗り込める貨物船で荷役のクレーンがいらない。)が苫小牧へ週6便、コンテナ船が韓国・プサンへ週3便出ている。意外に活発だ。
こないだ、豪華客船「ぱしふぃっくびーなす」が接岸したというので、見に行ってみた。といってももちろん中には入れてもらえないが雰囲気は味わうことができた。秋には最大の豪華客船「飛鳥Ⅱ」が来るということで、楽しみである。
ということで、港は意外に街に活気をもたらしている。赤レンガ倉庫や、再現敦賀港駅舎、人道の港ムゼウム、港の見える公園などもあり、横浜や神戸ならきっと多くの人たちでにぎわうだろう。何とかもっと観光に役立てられないものかと思う。港めぐりの遊覧船を動かし、海上から原発見学などもトレンディだ(笑)。
また、敦賀駅から港に向かってJR敦賀港線があり、大昔は旅客列車、それも国際列車が、ちょっと前までは貨物列車が走っていた。廃止されてしまったが、まだレールはある。これを復活して観光鉄道にならないものだろうか。
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