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洒落にならんぞ!マッド・マティスが新国防長官だと!

2016-11-24 00:00:30 | 外交と防衛

トランプ新政権の国防長官も「強硬派」有力 タカ派色が一層強く
【ワシントン=石川智規】
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 トランプ氏は「国防長官を検討している『狂犬』マティス氏との昨日の会談は、非常に印象的だった」と評価した。トランプ氏は十九日、東部ニュージャージー州で副大統領候補のペンス氏とともにマティス氏と会談していた。
 マティス氏は退役海兵隊大将。好戦的な姿勢から「狂犬」の異名も。二〇〇一年アフガニスタン攻撃に参加し、〇三年イラク戦争で海兵隊師団を率いた。一〇年に中東地域を担う中央軍司令官に就任。「戦争は非常に楽しい。一部の人間を撃つことができる」と発言し、問題になったこともあった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201611/CK2016112202000124.html

  まさかのマッド・マティスが国防長官就任か?「戦争は非常に楽しい。一部の人間を撃つことができる」との発言が有名な方だ。これは露や中韓北の連中は肝を冷やしたであろう。ISの連中にはマッド・マティスの人となりの情報が届くかな?直接の敵司令官であったからよく知っているかも。しかもあの米軍で中央軍司令官だったことを考えれば唯の暴れん坊ではない。米軍の指令官職はそんなに甘いものではない、政治的にも卓越しているということか?しかも海兵隊であるペンタゴンには海兵隊のオフィスはない。

 「戦争は非常に楽しい。一部の人間を撃つことができる」との発言に眉を顰める方は多い。しかし現実を見よ。露のソマリア海賊撃退(射殺)ツアーは非難轟々にも関わらず満員御礼だったではないか。合法的に人(海賊)を撃てるツアーとして世界中から非難されたが。露や中国に文句を付ける日本のマスゴミが少ないことに驚く、やっぱりそうかと納得もする。

 しかしこれで国務長官職が重要になる。恐らく常識派の人間でバランスを取るのではないか?トランプ氏(未だ大統領ではない)は有能な経営者のようだから人事のバランスの大切さは理解しているであろう。しかし強硬派の中での未だ穏健派と言うかたであろう。ガチガチの穏健派では組織が進まない。

 但し、オバカ(オバマ)政権のように腰抜けではないであろう。ブッシュ共和党政権とオバマ民主党政権とで国防長官を務めたゲーツ氏がオバマ大統領の決断力の無さを退任後非難している。これは珍しいことである。政党に関係なく国防長官職を務めたほど有能な方がオバマ大統領を非難していた。この後日本のネット上ではオバマではなくオバカと言われるようになった。現在の世界の混乱の大半の責任は強硬路線を決断できなかったオバカ大統領にあると。

 マッド・マティスが国防長官と言うことはトランプ氏は決して内向きの政権運用だけではないということか?恐らく現在のように攻撃・戦後復興など考えないであろう。戦後復興など米国は行なわないことが考えられる、ヤリッパナシと言うことだ。故に「内向き」となる可能性が大きい。内政干渉になるのでどの国も何も言えないが、露中韓北ご愁傷さまです。日本も心して対応する必要がある。

コメント (3)
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