社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

簡単ではない移民政策

2013-06-01 00:01:02 | 外交と防衛

 イギリスおける兵士刺殺事件、大阪における在日の通り魔、ボストンマラソンの爆弾事件、ストックホルムの暴動等、移民が引き起こした事件が世界各地で続いている。人の噂も75日と言われるが、この2ヶ月足らずの間に移民による大きな事件が続いている。この状況から移民問題の難しさが読み取れる。

 他の国に来てその国の習慣になじめない者は如何にストレスが多いのかを伺わせる。日本にも在日と言う、韓国人や朝鮮人、中国人、その他の外国人が多い。彼らのストレスは計り知れない。しかし自分の国ではないのだから当り前である。自ら望んで異邦人となったわけであるから。在日韓国人・朝鮮人は違うと言われる方もいるが、では帰国すれば良い。特に北朝鮮に帰国した方々がどうなったか、ご自分で確認し決断すれば良いことである。日本は帰国を引き止めはしていない。

 余談だが、国家内国家を作るため選民思想が強いユダヤ人は世界で問題視される。移民問題の根本はここにある。近いところで1930年代ユダヤ人は迫害を受ける。ナチス・ドイツが有名であるが、当時の欧米諸国は総てユダヤ人を迫害していた。米国でさえユダヤ人の入植を制限し、ソ連が受け入れたが殆どシベリアに送った。そのソ連からの逃亡ユダヤ人25,000~38,000人を受け入れたのが満州国であった。「フグ計画」と言われる戦前の日本が採った作戦のキッカケとなった。時の司令官樋口季一郎中将(当時少将)は後にエルサレムにあるイスラエル建国の恩人の名前が刻まれるゴールデン・ブックにその名前がある。これを取り上げると「日本軍=悪」と言う戦後の日本社会で培われてきた常識が崩壊する可能性がある。故にマスコミは取り上げない。この姿勢が由々しき問題の一つである。

 移民問題で必ず付き纏うものが治安の悪化である。これは世界中で困っている問題でもある。移民受け入れ賛成の方は少なくともこの治安の悪化に対する処方箋をお持ちで、騒がれているのだろうか?何もなく理想論だけで騒がれているようだ。治安の悪化のマイナス面を如何に回避するかとセットでなければ理想論にさえならない。寝言だ。その寝言で治安が悪化し被害者の方に如何様な責任を取るともりかお聞きしたい。予測される反論は「そんなことを言ったら何もできない」等であるが、この程度の回答しか出来ない方が行動してはいけないのである。「自由」とはワガママではなく行動に責任を持つことである。

 

コメント
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