三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

快適な入院生活

2010年08月20日 | 2010年
8月8日の携帯メールで作成したブログをアップした後、
その前に書いた7月13日のブログを見て
ちょっと恥ずかしくなりました。

皮肉にもテーマは「健康」。
些細なことで「競争心」を駆り立てている姿に
我ながら呆れました。

ところで、救急車で深夜に病院に担ぎ込まれた翌日、
「入院診療計画書」を見てショックだったのが
「推定される入院期間は約30日」という文字。
ちょっと転んだだけで1ヵ月間の入院です。

大学では前期最後の授業が残っていました。
脱臼骨折した足首が気になりましたが、
その2日間だけでも外出したいと
院長先生に相談してみたところ
「そんなことをしたら、
足首は今の3倍くらいに腫れてきて、
途中でダウンしてしまいますよ。
僕にはキョウジュが悲鳴をあげている様子が
目に見えるな~」などといわれ
断念しました。

ということで、学生には申し訳ないことをしました。
(休講で喜んだかも知れませんが。)
2科目は「夏休みの宿題」を出し、
1科目は事務課に協力を得て期末試験をし、
ベッドの上で採点しました。
滅多にない経験でした。

病院というところはべッドにいるだけで
時間になると食事がきっちり出てきます。
和食中心のヘルシーな献立は
なかなか美味しいものでした。

1日1600余キロカロリー。
私にしてはちょっと少ないように思いましたが、
体重が減らなかったところを見れば
体を動かさない分、ちょうどよかったのかも知れません。

手術だ、検査だ、回診だ、という以外は自由時間。
長期不在でもっとも気になるのは、
新聞のスクラップです。

新聞販売店に問い合わせたところ
病院のそばの販売店が病室まで届けてくれるとのこと。
朝日、日経など5紙の配達をお願いしました。

月末にはベッドのところまで
「新聞屋さん」がちゃんと集金に現れた時は
びっくりしました。
(当たり前ではありますが。)

スクラップの後は、
普段、なかなか読めない分厚い小説を持ち込んで
読書三昧の日々。

入院生活は退屈という人が多いのですが、
私にとってはのんびり読書ができる毎日は
とても快適でした。

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 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
「スポーツとまちづくり」アドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部)代表
コメント (2)
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