三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

都立高校アンケート

2006年09月20日 | 2006年
「都立高校に関する都民意識調査」というアンケートが送られてきました。
当社でもよく調査研究事業でアンケートを実施しますので、
こちらが頼まれたときは協力するようにしています。

開けてみると、「企業用」と書いたアンケート用紙。
15ページにわたって34問もあります。
何だか「めんどうくさそう~」。

最初の設問。
「貴社では高校卒業者の採用を行なっていますか?」
「はい、の場合、採用している高校の学科は何ですか?」
そうか、企業はどのような人材を望んでいるのかを聞きたい、ということらしいです。

さらにこんな設問の項目が並んでいます。
「都立高校改革についてお聞きします」
「新しいタイプの高校の設置についてお聞きします」。

それぞれに短い説明がついています。
都立高校改革推進計画、進学重点校とは、
エンカレッジスクールとは、進学型専門学校とは・・・。

「都立高校改革推進計画新たな実施計画」という12ページの冊子も
同封されていました。
アンケートに答える前にこれを読めということのようですが、
ホント、時間がかかりそうなので、明日にまわすことにしました。

私は都立高校出身なので、都立高校の改革については
それなりに関心を持っています。
高校在学中は、学校群制度がスタートすることが決まり、
ホームルームの時間に「学校群反対」を決議したりしました。

学校群制度は廃止されましたが、新たな改革が始まっているようです。
高校の仲間が集まると、最近はそれが話題になります。
私の高校は目黒区にある都立大学附属高校といいますが、
一時は「柿の木坂高校」という名前になるというウワサがありました。

「テレビドラマの高校じゃないんだから」とみな不満でした。
その話がなくなり、中高一環高校ということになりました。
桜修館中等教育学校というのだそうです。
柿の木坂高校より名前はよさそう。

いずれにしても、一生のうちでも最も多感な時期が高校時代です。
もし私が別の高校に通っていたら、
今とは全く別の精神構造をもつ大人になっていたと思います。

それほど重要な意味を持つ3年間の教育は、
単に企業が望む人材育成の場というだけでなく、
生徒たちが人間性を育てることのできる場でもあるべきでしょう。

株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  http://www.sports-21.com 
コメント
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