ピラミッドの中はどんな感じがするのか
それを体験したかった。
初日の最初がピラミッド見学だった。
現物を近くで見ると、あまりの大きさに口あんぐりになる。
クフ王のピラミッドと言われているのが、一番大きい第一ピラミッドだ。
入り口では長蛇の列。しかも日本人がほとんど。
第一ピラミッドは日本だ。(笑)
王の間を見終って出てくる人たちは汗だくで、
「やー、疲れた。暑いばかりで、中は何にも無いし、止めた方がいいよ。」
と、言いいながらすれ違う。
狭くて長い通路は日本人向き。
腰をかがめて歩くので、西洋人はとてもつらそう。
この時ばかりは背が低いことに感謝した。
それを抜けた後の大回廊は素晴らしかった。
細くて長くて天井が高く、傾斜になって長く続いている。
壁も天井も大きな石がぴったりと僅かな隙間もなく繋ぎ合わさっている。
回廊を上から下へと見た時は「美しい」の一言だ。
王の間に近づくと、「オーム」が聞こえてきた。
なんじゃこりゃ。普通のツァーで来た筈。(笑)
中は長方形の部屋になっていて、これまた巨石がぴったりと合わさってつくられている。
完璧さが心地よい。
ここがかの有名な王の間なんだと自分に言い聞かせるのだけど、
なんだか、特別な所という気はしない。
前世とかじゃなくて(かもしれないけど)、妙に懐かしいような・・・
気持ちが落ち着く。
体は軽く感じて、重力から少し解放されているような感じ。
部屋の真中よりかなり壁に近づいたところに分厚い石の棺がある。
「オーム」を唱えていたのは外人の20人くらいのグループだった。
順番に1人づつ交替に石の棺に入って寝っころがっている。
石棺の中の人を癒しているように、なぜか感じた。
もちろん、こんなことをするのは禁止されているはずなんだけど、
多分、相当なチップ渡したのだろう。
監視の人は部屋の外にしかいない。
地獄ならぬ、ピラミッドの沙汰も金次第?
石棺は人が寝るのに丁度いい長さ。
その淵に手のひらを上にして置き、目を閉じて一緒に「オーム」を何度か言ってみた。
すると、エネルギーが体に真っ直ぐシャワーのように降り注いで、体の中にそのまま入ってくる。
しかし、胸の真中あたりの高さまでだ。
下から来るエネルギーは感じないけれど、胸の真中あたりでぶつかっている感じ。
ぶつかると弾けて、別のエネルギーになって頭の天辺から抜ける。
その時、気が遠くなるような震えを感じた。
「オーム」の度に繰り返されて震えが来る。
ちょっと、この感じは初体験だぞ~。
そして、肺か気管支の弱い部分が急に炎症を起こしたように痛くなって来た。
好転反応だとなぜか確信出来た。
目を開けてみると、棺とそれにくっついている私も一緒に取り囲むように輪が出来ていて、
「オーム」が続いている。
知らぬ間に輪の内側にいたのだ。
もしかしたら、私の感じたのはこのグループのエネルギーのせいだったのかもしれない。
それにしても、尋常じゃないエネルギーだった。
そのうちのひとりが日本人の顔をしていたので、
このグループはどういうグループなのか聞いてみた。
ブラジルから来た彼女は片言で、
ピラミッドの使い方を確かめているグループなのだとか。
ブラジル版マハサマ?
なんだか偶然とは言えない王の間体験だった。
ありゃこんなことしていて、わたしゃ普通の観光客しなきゃいけないんだった。
一緒だったもう一組の夫婦はすでにいなくなっていた。
初日からツァーの連れが「オーム」では、さぞかし不安だったことだろう。
とうちゃんは王の間の中をじっくり回ったようで、
部屋の真中にいるのが一番気持ちが良くて、
ある隅で目をつぶると、不安が押し寄せてきたらしい。
ピラミッドは想念や無意識などのエネルギーを増幅するのではないかと思う。
宗教色は感じなくて、良く出来た装置のような気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰国の飛行機に乗る日に、とうちゃんとふたり、昼食を抜いて出発間際まで、
もう一度、三大ピラミッドのギザ台地に行った。
2番目に大きいカフラ王のピラミッドにの入りたかったのと、
ギザ台地の(大地の)清清しい気をもう一度味わいたかったのだ。
初日は、前日少しだけど雨が降ったとかで、
埃が洗われて深い綺麗な青に晴れ上がり、雲が無かった。
ガイドさんは、こんなに綺麗な空は珍しいと言っていた。
そして、最終日の2度目は、ピラミッドの背景に大胆で不思議な雲が出た。
そのあとファラオそっくりな雲も。
それから、ほんの僅かな間に、
エジプト人のカップルに話し掛けられたり、
親子連れや少年達に、一緒に写真を撮らせてくれと頼まれたり、
これは秘密だけど、
小さなピラミッドに登って砂漠の向こうのサッカラのピラミッドを見せてくれたおじちゃんもいた。
それまでの旅行中もラッキーが重なったし、
UFOは見なかったけど、
やっぱり、呼んでくれた旅だったみたい。
それを体験したかった。
初日の最初がピラミッド見学だった。
現物を近くで見ると、あまりの大きさに口あんぐりになる。
クフ王のピラミッドと言われているのが、一番大きい第一ピラミッドだ。
入り口では長蛇の列。しかも日本人がほとんど。
第一ピラミッドは日本だ。(笑)
王の間を見終って出てくる人たちは汗だくで、
「やー、疲れた。暑いばかりで、中は何にも無いし、止めた方がいいよ。」
と、言いいながらすれ違う。
狭くて長い通路は日本人向き。
腰をかがめて歩くので、西洋人はとてもつらそう。
この時ばかりは背が低いことに感謝した。
それを抜けた後の大回廊は素晴らしかった。
細くて長くて天井が高く、傾斜になって長く続いている。
壁も天井も大きな石がぴったりと僅かな隙間もなく繋ぎ合わさっている。
回廊を上から下へと見た時は「美しい」の一言だ。
王の間に近づくと、「オーム」が聞こえてきた。
なんじゃこりゃ。普通のツァーで来た筈。(笑)
中は長方形の部屋になっていて、これまた巨石がぴったりと合わさってつくられている。
完璧さが心地よい。
ここがかの有名な王の間なんだと自分に言い聞かせるのだけど、
なんだか、特別な所という気はしない。
前世とかじゃなくて(かもしれないけど)、妙に懐かしいような・・・
気持ちが落ち着く。
体は軽く感じて、重力から少し解放されているような感じ。
部屋の真中よりかなり壁に近づいたところに分厚い石の棺がある。
「オーム」を唱えていたのは外人の20人くらいのグループだった。
順番に1人づつ交替に石の棺に入って寝っころがっている。
石棺の中の人を癒しているように、なぜか感じた。
もちろん、こんなことをするのは禁止されているはずなんだけど、
多分、相当なチップ渡したのだろう。
監視の人は部屋の外にしかいない。
地獄ならぬ、ピラミッドの沙汰も金次第?
石棺は人が寝るのに丁度いい長さ。
その淵に手のひらを上にして置き、目を閉じて一緒に「オーム」を何度か言ってみた。
すると、エネルギーが体に真っ直ぐシャワーのように降り注いで、体の中にそのまま入ってくる。
しかし、胸の真中あたりの高さまでだ。
下から来るエネルギーは感じないけれど、胸の真中あたりでぶつかっている感じ。
ぶつかると弾けて、別のエネルギーになって頭の天辺から抜ける。
その時、気が遠くなるような震えを感じた。
「オーム」の度に繰り返されて震えが来る。
ちょっと、この感じは初体験だぞ~。
そして、肺か気管支の弱い部分が急に炎症を起こしたように痛くなって来た。
好転反応だとなぜか確信出来た。
目を開けてみると、棺とそれにくっついている私も一緒に取り囲むように輪が出来ていて、
「オーム」が続いている。
知らぬ間に輪の内側にいたのだ。
もしかしたら、私の感じたのはこのグループのエネルギーのせいだったのかもしれない。
それにしても、尋常じゃないエネルギーだった。
そのうちのひとりが日本人の顔をしていたので、
このグループはどういうグループなのか聞いてみた。
ブラジルから来た彼女は片言で、
ピラミッドの使い方を確かめているグループなのだとか。
ブラジル版マハサマ?
なんだか偶然とは言えない王の間体験だった。
ありゃこんなことしていて、わたしゃ普通の観光客しなきゃいけないんだった。
一緒だったもう一組の夫婦はすでにいなくなっていた。
初日からツァーの連れが「オーム」では、さぞかし不安だったことだろう。
とうちゃんは王の間の中をじっくり回ったようで、
部屋の真中にいるのが一番気持ちが良くて、
ある隅で目をつぶると、不安が押し寄せてきたらしい。
ピラミッドは想念や無意識などのエネルギーを増幅するのではないかと思う。
宗教色は感じなくて、良く出来た装置のような気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰国の飛行機に乗る日に、とうちゃんとふたり、昼食を抜いて出発間際まで、
もう一度、三大ピラミッドのギザ台地に行った。
2番目に大きいカフラ王のピラミッドにの入りたかったのと、
ギザ台地の(大地の)清清しい気をもう一度味わいたかったのだ。
初日は、前日少しだけど雨が降ったとかで、
埃が洗われて深い綺麗な青に晴れ上がり、雲が無かった。
ガイドさんは、こんなに綺麗な空は珍しいと言っていた。
そして、最終日の2度目は、ピラミッドの背景に大胆で不思議な雲が出た。
そのあとファラオそっくりな雲も。
それから、ほんの僅かな間に、
エジプト人のカップルに話し掛けられたり、
親子連れや少年達に、一緒に写真を撮らせてくれと頼まれたり、
これは秘密だけど、
小さなピラミッドに登って砂漠の向こうのサッカラのピラミッドを見せてくれたおじちゃんもいた。
それまでの旅行中もラッキーが重なったし、
UFOは見なかったけど、
やっぱり、呼んでくれた旅だったみたい。