躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

お正月

2007-01-02 11:30:41 | Weblog
「剣山の日の出」
写真:とうちゃんhttp://www.geocities.jp/uchunohibiki/tsurugi/index.htm

皆様
あけましておめでとうございます。

庭の椿にメジロが何羽か来ています。
椿の花に止まって、花の蜜を吸っています。
ヒヨドリは大きいので枝に止まって蜜を吸いますが、
メジロは小さいので花に止まれます。
鮮やかな白や赤、ピンクの椿の花と、緑の小さな体に目の周りの白い縁取りは
日本画の世界です。

メジロは鶯色で、メジロを鶯と間違えて鶯色というようになったという説を何かで読んだ気がします。
鶯は汚れたグレーの細身の鳥なので、声はあんなに素敵で目立つのに、
高い木の上ということもあって、鳴いていても姿を見つけるのはなかなかです。
そんな訳でメジロが鶯と間違えられたのでしょか。
まだまだ鶯の声はしませんが、あの素敵な鳴き声を出すために、一声一声に全身の力を振絞っているように見えます。
小さな体であの軽やかに響き渡るメロディは快挙としか言えなくて、
全身全霊で鳴く姿を見た時の感動は忘れられません。

畑の葉ものは鳥についばまれて無残な姿になっているのがあります。
冬には虫がいないからと思っていても、今度は鳥にやられるのです。
鳥のくちばしですから、あっという間にぼろぼろです。
美味しいものは良く知っているので、チンゲンサイや若い白菜、ブロッコリーの葉などは見つけられるとひとたまりもありません。
餌になるリンゴの皮などの生ゴミを縁側近くに置いてやっていると、
餌があるので毎日の巡回コースになって、
近くに切干大根を作るために干していたのを、食べられたこともあります。
なかなかこちらの意図は通じませんね。
でも、美味しく食べて貰えたらまあいいかとも思います。
こちらは今のところ食べるものに困っているわけではないのですから。

話がそれましたが、昨日午後からは二人だけになって、
梅に鶯(実はメジロ?)ではなく、椿にメジロの静かなお正月をしています。
今年一年何があっても(楽しいことも嫌なことも)この静けさを忘れないようにしたいと思っています。
今年もよろしく~です。