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soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

さすが春休み「ドラえもん」首位獲得!国内映画最新ランキング(4/5付)

2009-04-07 07:42:27 | 映画のランキング
国内映画最新ランキング(4/5付)


初登場が9位、10位と地味にスタート、
「レッドクリフ2」の公開を控えて
地味なチャートだ。




今週 (先週)   
 1 (2) 映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

さすが春休み、20億円突破のようです。


 2 (1) ヤッターマン

4週連続首位という快挙も息切れか、
26億稼いで30億くらいが最終成績となるか。
結局見てないけど、これほどヒットするとは
思わなかった。

 
 3 (3) ドロップ

お笑いの品川g監督と言う異色作が
かなりがんばっている。


 4 (4) マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと 

困ったときの動物モノ、
ある程度のヒットは期待できそう。
見ない予定


 5 (7) プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!



 6 (2) 相棒シリーズ|鑑識・米沢守の事件簿


まさかこんな映画が成立するとは、
内容も悪くないらしいが、とりあえずは見ないだろうな。



 7 (5) ワルキューレ

トムが鑑識の米沢さんに負けてしまうとは、
映画自体はサスペンス色が強く、
悪くは無いが、エンタメとしては
華やかさに欠けるか。


 8 (8) マダガスカル2


 9 (初) ザ・バンク 堕ちた巨像

地味な感じ、宣伝も殆ど見ないので
どうなんだろう?
時間があえば見たい。


10 (初) トワイライト~初恋~

アメリカでは大ヒットしたが、日本では
このスタートは惨敗という感じ、
前売りを買ってるので近日劇場へ。


今週のベストテンの映画は1作しか見てない、
旅行でなかなか映画を見れてないので
今週からは劇場へ。


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名古屋ではまだ「おくりびと」が大劇場で上映中、
レンタルも開始されてるのに、お客は入っているのか?

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「ダイアナの選択」後悔しない生き方、それはとても難しい

2009-04-06 08:15:27 | ミニシアター系映画
「ダイアナの選択」★★★☆
ユマ・サーマン、エヴァン・レイチェル・ウッド、
エヴァ・アムーリ主演
ヴァディム・パールマン監督、2008年、90分、アメリカ




「究極の選択を迫られることは
実際にはそう多くは無い、
でも日々の小さな選択が
今の自分を作っていることは確かだ」



17歳のダイアナ。
その日、学校で銃を持った同級生に、
親友のモーリーンと自分の
「どっちを殺す?」と問われた。
殺されるのは親友か自分か。

銃の学校での乱射は、何度か映画化され
乱射する側の心の闇に迫った映画で
考えさせられたこともあったが、
今度は殺される側のお話、
こんな選択を実生活で迫られることは
まず、ないと思う。

でも日々の小さな選択が
今の自分を作っている、

その時、その時は懸命に考えているが
後になって振り返れば
自分の事ながらそれほど
大胆であったり深く考えたような気がしないのは
時間が過ぎ去ると全てが
曖昧になり今となってはどれも
それほど重要にさえ感じられないから
なのかもしれない。

もちろんその時、その時は
「人生変わるかもな」などと
思いながらその決断をしていることだってある。

果たしてその選択は正しいのか、
もっと言えば、正しい選択って何だろう?

そんな答えのなかなか分かりにくいのが
人生なんだろうな。

そしてこの映画、
「オマエと親友とどっちを殺す?」
その答えが彼女のそれからの生き方を
ずっと支配し続ける、
そしてラスト、「何だこれ?」
終わるまで意味がよく分からなかった、
帰りながらだんだん分かってきたので、
もう少し、分かりやすい伏線を与えてくれないと
観客に少し不親切な気がした。



★100点満点で70点

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親友のモーリーン役は
エヴァ・アムーリはスーザン・サランドンの娘と後で知った。

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「殺しの儀式」サスペンス好きならとりあえず読みたい

2009-04-04 11:21:41 | 読書の時間
「殺しの儀式」★★★★
ヴァル・マクダーミド著




「イギリス中部の大都市で起こった
男性ばかりを狙った連続殺人事件、
女性警部補と心理分析官が
事件の核心に迫る、
ハラハラドキドキ感は維持しつつ
心理分析という側面に新しい発見あり」



初めて知った著者だけれど、
本の最後にはこの本が1997年発刊され
2008年に10刷されていたことを知った、
展開にもたついたところが無いので
事件の核心に迫るあたりは
ページをめくるのがもどかしいほどだった。


海外の翻訳本は訳者の力量によるところも
大きいと思うが、
翻訳本にありがちな、
普通は使わない言い回しや、
その国独自の決まり文句のようなものを
たぶんちゃんと置き換えてくれているのだろう、
読みやすいのも魅力のひとつだった。

こういうサスペンスモノは
犯罪者の心理に深く切り込み
自分たちをある程度は納得させてくれないと
本に入り込めないが
捜査する警察官に分かりやすく説明する
ストーリーがそのまま
読者への解説になっている点も

分かりやすいところだった。

毎日のように殺人事件や
そのほか重大な事件が次々と起こっている、
あまりに衝撃的な事件でさえ
時やその後の大きな事件の発生で
忘れ去られていく。

それでも同じ人間が起こす様々な事件が
どうして起こってしまい、
どうしたら少なくなるような社会になれるのかと
本を読んだ後少し考えた。


著者の本はいくつかすでに発行されているので
次も読んでみたい。


この本は旅行中に読み終え、
ホテルに置いて来た、
次に誰かがこの本を時間つぶしでも
読んでくれたらなんだか嬉しい。

★100点満点で80点

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がんばってヒット作を生み出すトム・クルーズが
アカデミーを手にすることはあるのだろうか?
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「ロルナの祈り」彼女は何を祈るのか

2009-04-03 00:09:59 | ミニシアター系映画
「ロルナの祈り」★★★
アルタ・ドブロシ、ファブリツィオ・ロンジョーネ 主演
ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、リュック・ダルデンヌ 監督
イタリア、フランス、ベルギー 、2008年、105分




「偽装の国際結婚で夢を叶えようとした
主人公の祈りは、誰かの胸に届いたか、
見終えて、その祈り自体が何か
よく分からなかった」



夢はカレシとパブを開くこと、
そのために主人公は偽装結婚で
お金を作ろうとするが、
日本にいてボヤッと生きてると
その現実味が全く伝わらない。


その現実を突きつけられても
薄汚い手段を使おうとする主人公に
とても同じ視線で何かを見る気には
なれないのだ。

だから彼女の語る夢も
色褪せて見えてしまう、
こんなことのために彼女は何を
してるんだろうと醒めた目でしか
見られない。

監督は以前「ロゼッタ」という
少女を主人公にした映画を撮った、
その映画は見終わった後しばらくは
折に触れ思い出され
「ロゼッタは今頃ちゃんと暮らしてるかな」と
ぼんやり現実も幻ともつかない
幻想を抱いたものだ。

そのくらい衝撃的で
身近な手触りのようなものを感じたが、
この作品で同じような気持ちになることは
全くなかった。

旅行中のフィリピンの町中で
信号で止まった車に駆け寄り
汚い雑巾で必死に窓を拭いて
僅かなお金を得ようとする少年や
少女を見たばかりだからか、
この映画の主人公が
そんなたやすくお金を得ようとすることが
なんとも貧しく感じられて仕方なかった。


20代や30代の男性が派遣切りにあって
生活保護を申請したという話を
ニュースで知ると、
その甘ちゃんぶりに言葉もない。
マニラで見たあの少年の必死さを
見せたいと強く思うのだ。

さて、今回の映画は
これまでと同じようにドキュメンタリータッチで
作りものでない現実感を感じたが、
テーマが自分には合わなかったらしい、
それでも次も期待したい数少ない監督の映画だ。

★100店満点で60点

soramove
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3月末で17万人が職を失ったと報道があった、
この先どうなるか全くわからないが
せめて健全な「夢」は持ちたいものだ。

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「ワルキューレ」緊張の連続、サスペンスの1級品

2009-04-02 00:07:08 | 大作映画ハリウッド系
「ワルキューレ」★★★☆
トム・クルーズ 主演
ブライアン・シンガー 監督、2008年、120分、アメリカ、ドイツ



「ドイツ帝国の全部が
ヒトラーを支持して居たわけではない、
歴史に埋もれた真実の片鱗を知る」



第二次世界大戦時に実際にあった
ヒトラー暗殺計画を、
トム・クルーズがその計画の中心的人物を演じた、
さすがスター映画、キッチリ作ってます、
だからおかしなストーリーの破綻もなく
安心して映像を楽しむことができる。


ただ、どんなに「うまくいきますように」と
願っても、歴史は変えられず、
そのあたりは分かっていても、どうしても
見た後がすっきりしないのは仕方ない。


世界大戦で人間が怪物に変わることを
自分達は学んだ、
自分達となんら変わらない、
同じ人間の狂気を。

本当に怖いことだ、幸い自分達は
その恐ろしさを歴史から学んでいるから
繰り返すことは無いが、
ひとたび何か進む方向が違ったら
何が起こるか分からないのも事実だから
心して世の中の動きを見ていかないといけないのだろう。


国家という大きな器、
ことさら考えることは無いが
例えば海外へ行くと、どうしたって
「日本」というものを突きつけられる、
そのとき「自分は日本人だ」と
胸をはって言えるように。

同じような考えでヒトラー暗殺を考えた
たくさんのドイツ人がいたという事実が
なんとなくほっとさせてくれるのだ。


この映画はサスペンスとしては1級品だけど、
感動はしない、虚しさが残るだけ、
でもそれを狙った作品だろうから
その意味で成功している。

★100点満点で70点

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がんばってヒット作を生み出すトム・クルーズが
アカデミーを手にすることはあるのだろうか?
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