「アレキサンダー」★★★☆長い映画なのでその覚悟が必要
コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー主演
まさに映画。贅沢な映画だ。
オープニングの透かし彫りの扉を開け、
2300年前の宮殿にカメラと一緒に入ると、
すでに自分も映画に入り込んでいる。
アレキサンダーは、カリスマ性を持つ
神格化した存在でなく、苦悩しそれでも
自分の夢を持つひとりの若者のとして描かれている。
神話でしか聞いたことがない地まで
7年もの進軍の先に彼は何を見たのだろう。
自分の夢にグイグイと進む人は少ない、
たいていは誰かと比べ、その中で
実現可能か考え、自分の身の丈にあった「夢」を
追っていく。
それは「夢」ではないのかもしれない。
それはきっともっとずっと向こうにある。
誰かが言う。「もう充分達成した」と。
彼の向く先は誰も見たことがないところ。
映画は戦闘シーンはかなりリアルで
血なまぐさい。
アンジェリーナ・ジョリーはハマリ役。
不気味でさえある主人公の母を
妖艶な姿で演じている。
コリン・ファレルは「フォーン・ブース」では
全米1位に輝き、そのパワーをこの作品で
見せるかと思われたが、全米では惨敗。
ただこういう映画を作るパワーと志は買いたい。
@@(以下は率直な感想を書いてるので
映画を見る前は注意)@@
何かが足らない、何だろう。
伝説の人物を描くとしたら、史実があまり
伝わらず、人間性を掘り下げるのであれば
3時間は長すぎ散漫になってしまった。
何かすごい映画をみたという感じはするが、
感動しないのは致命的。
コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー主演

オープニングの透かし彫りの扉を開け、
2300年前の宮殿にカメラと一緒に入ると、
すでに自分も映画に入り込んでいる。
アレキサンダーは、カリスマ性を持つ
神格化した存在でなく、苦悩しそれでも
自分の夢を持つひとりの若者のとして描かれている。
神話でしか聞いたことがない地まで

7年もの進軍の先に彼は何を見たのだろう。
自分の夢にグイグイと進む人は少ない、
たいていは誰かと比べ、その中で
実現可能か考え、自分の身の丈にあった「夢」を
追っていく。

それはきっともっとずっと向こうにある。
誰かが言う。「もう充分達成した」と。
彼の向く先は誰も見たことがないところ。
映画は戦闘シーンはかなりリアルで
血なまぐさい。
アンジェリーナ・ジョリーはハマリ役。
不気味でさえある主人公の母を
妖艶な姿で演じている。
コリン・ファレルは「フォーン・ブース」では
全米1位に輝き、そのパワーをこの作品で
見せるかと思われたが、全米では惨敗。
ただこういう映画を作るパワーと志は買いたい。
@@(以下は率直な感想を書いてるので
映画を見る前は注意)@@
何かが足らない、何だろう。
伝説の人物を描くとしたら、史実があまり
伝わらず、人間性を掘り下げるのであれば
3時間は長すぎ散漫になってしまった。
何かすごい映画をみたという感じはするが、
感動しないのは致命的。