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映画「ベイマックス」イメージより骨太で心に響いた

2015-01-01 15:20:20 | 大作映画ハリウッド系
映画「ベイマックス」★★★★★
スコット・アツィット、ライアン・ポッター、
T・J・ミラー、ジェイミー・チャン、
デイモン・ウェイアンズ・Jr.声の出演

ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ 監督、
108分、2014年12月20日公開
2014,アメリカ,ディズニー
(原題/原作:BIG HERO 6)



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「幼いころに両親を亡くし、
唯一にして最愛の存在であった
兄タダシまでも謎の事故で
亡くしてしまった少年ヒロ。
悲しみにくれるヒロの前に現れたのが、
タダシが残してくれたケア・ロボット
“ベイマックス”だった…。」

cinemacafe HPより


映画を見る時の優先順位は、
まずはハリウッド大作、
次がドラマ性の高い小粒な作品、
次が邦画、そしてアニメ。

なのでこの映画も内容は全く知らず
期待なし、で劇場へ行った。

舞台は近未来のサンフランソウキョウ、
なので日本語の看板などが
時々目に入る、
文明はさらに進化しているようだけど
レトロな雰囲気もある、
主人公のヒロは事故で兄を亡くし
悲しみに暮れている時
兄が作ったケアロボットが現れる。

ケアロボットというだけあって
ポワーンとしていて
柔らかくて気持ち良さそう、
人を傷つけないように
プログラムされている、

「もう、大丈夫だよ」というと
お掃除ロボットのように
自分で充電の場所に戻っていく。


ファンタジーだけの映画じゃなく
兄の死が功名や金銭欲、復讐といった
人間の欲望が起こした事と分かると
ヒロはベイマックスの武装させ、
大学の仲間たちも
それぞれの個性にあった武器で
悪に立ち向かうという
戦隊ヒーローの様相をみせていく。


そういう設定やストーリーは
大人から子供まで楽しめるように
細心の注意を払って
美味く組み立てられていて
とても良く出来ていて
久し振りに面白いアニメ作品に出会えた。



大切な人が亡くなる
と言うところからのスタートは
それ自体が切ないが

子供はそういう人の死や別れを
どうしようもなく体験して
そして自分の中に
これまで感じた事の無い
なんかもやもやしたものと向き合い、
それを全て解消することもなく
また新たな経験をしていくものだ。


決して忘れない・・・、と
思っていても
悲しみは否応なく薄れていく
それは淋しい事だけれど
だからこそ、前に進めるってことも事実


主人公がヒロで兄がタダシと
まるで日本人の設定なのも
この映画を身近に感じた要因だった。


こうして時々思いもよらない出会いが
映画にはある、
暖かい気持ちになって劇場を後にした。
とてもよく出来た映画、

ただ楽しいだけじゃないアニメ
ディズニーって懐が深いんだなぁ。


★100点満点で95点

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