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映画「アンストッパブル」99分 張りつめた緊迫感に今年初の満点!

2011-01-14 00:09:08 | 大作映画ハリウッド系
「アンストッパブル」★★★★★面白かった
デンゼル・ワシントン、クリス・パイン、ロザリオ・ドーソン出演
トニー・スコット監督、99分 、2011年1月7日公開、
2010,アメリカ,FOX
(原作:原題:UNSTOPPABLE )






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「実際の列車事故をベースにした作品、
小さな人為的ミスが重なり
有毒な科学薬品を搭載した無人列車が暴走! 
この危機を退職勧告を受けたベテランエンジニアと
新米車掌が当初はいがみあいながらも、
ハリウッド的ラストに向かって
列車と共に観客も一緒に暴走する」



面白かった!

派手なCGや3Dなんて不要だ、
目新しい仕掛けもなく、
ラストも予想がつくというのに
こんなに張りつめた緊張感を99分間楽しめるなんて
これだから映画館通いは止められない、
この映画は劇場で見なくては。



考えてみれば
僅かな柵のすぐ向こうを
一瞬、列車が通り過ぎることなんてざらにある、
地下鉄の狭い通路では
列車の風圧を感じる時だって結構あるが、
特に怖いと思ったことは無い、
ただしこの映画を見た後だと
地下鉄の微妙な揺れや、
ホームの端ギリギリに歩いてる人が
気になって仕方なくなる。



日常生活には実はそこらじゅうに
危険が潜んでいるけれど
いつの間にか感覚が麻痺して
恐怖を感じなくなっている、
それは現代の社会生活を送るには
必要な事だろうけど、
全てのものがどこかで人為的なミスがあれば
それがどんな結果を引き起こすかは
誰にも分らないんだと
改めて怖いなと感じた。

勤続28年といえば
そろそろ若い世代にその場所を
明け渡す頃なのかもしれないが
経験というこればっかりは
どう説明されようと得られない
かけがえのないものが
あまりにないがしろにされている事実も
この映画はそれとなく教える。



今のように費用対効果ばかりに
目が向いてしまうと
本当に大切なものが
簡単に踏みにじられることも
悲しい現実なのだろう。

普通の仕事の多くは
人命にはそう密接に関わらないが
この映画の列車のように
とても危険なものを運び、
同時に人間を運び
人々の暮らす街の間を走るような
そんな生命や財産に関わる仕事は
いくら企業といえども
利益追求と同時にもっと大切なものを
守るという強い意識が必要だ。

結末は分ってるし
あんまりに英雄的な行為には
素直に感動出来ない部分もあるけど
心熱くさせられることも確かだ、
結構楽しんでこの映画を見た、
何度も描かれたパニックムービーの
王道のような映画なのに
どう描くか、何を描くか
その違いだけでこんなに面白い映画が
ちゃんと出来るのだと見せ切ってくれた。



もう一回くらい見たい!

★100点満点で満点

soramove
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さすがデンゼル・ワシントンあまり外れのない俳優で
彼の出演作ならお金を出してもほぼ間違いない。

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