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書籍「ステイ・クロース/ハーラン・コーベン 著」その日、男が消え、彼女も街を去った

2014-03-22 19:09:56 | 読書の時間
書籍「ステイ・クロース/ハーラン・コーベン著」★★★★
ハーラン・コーベン 著 ,
ヴィレッジブックス、2013/9/20
(616ページ , 1.008円)


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「全米ベストセラー初登場1位の絶賛ミステリー
2月18日。アトランティックシティの
有力者の息子が忽然と消えた。
市警察の刑事ブルームは
17年前の同じ日に起きた失踪事件を皮切りに、
毎年男たちが消えていることを突き止める。
そんな矢先、17年前の目撃証人という
元ストリッパーが名乗り出る。
彼女は過去を封印し、
理想の家庭の主婦として生きていた。
一方、あの日人生を狂わされた
元報道カメラマンのレイは、
再び 血の記憶?に苛まれてゆき……。」

ヴィレッジブックスHPより


久々に面白い作品に巡り合えた。

郊外で家族4人で平穏に暮らすメガン、
ある日、昔の馴染みのロレインから
電話がかかってくる。

同じ頃、カメラマンのレイは
暴漢に強く殴られ大切なカメラを
奪われてしまう。

そしてアトランティックシティでは
またひとり男が失踪した。

いくつかの点が描かれ
それが一気に同じ場所へと
線で結ばれていくと
過去の苦い記憶が蘇ってくる。



一気に内容に引き込まれた、
そして始まる、「何が、どうなってるんだ?」
そして気になる、その先が。


翻訳者も巧いんだろうな、
もたつかず、妙な違和感も無く
主人公のすぐ近くで
彼女と同じに大きな渦に飲み込まれ
これをやり過ごすのか
それとも解決すべく
前へ進むのか

そのどちらも困難で楽しい結果だけが
得られるとは到底思えない
ならば彼女はどうするのか?


途中で登場するバービーとケンの
殺し屋カップルってもの気にいった、
とても映画的な人物でもある、
登場する人物のほとんどは
何かから追い詰められ
ギリギリの選択を迫られていく。


ラストはまあ、こんなところに
着地するんだろうな、
主人公のメガンは
この激動の数日間を後から
どんなふうに振り返るんだろう


少し淋しく、でもほっとした。
ハーラン・コーベン の作品は初めて読んだが、
結構たくさんあるようなので
少しずつ読もう。

★100点満点で80点

soramove
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