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書籍「ソフト・ターゲット(上・下)/スティーブン・ハンター著」いつもの切れ無し、映画化を想定したようだ

2013-07-17 10:20:39 | 読書の時間
書籍「ソフト・ターゲット(上・下)/スティーブン・ハンター著」★★★☆
スティーブン・ハンター著 ,
扶桑社 、2012/12/1
(252・256ページ , 各800円)


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「ミネソタ州郊外の巨大ショッピングモールが
テロリストに襲われた。
まずサンタクロースに扮した男が射殺。
続いて、銃声が立て続けに轟き、
モールを訪れていた客がパニックに陥った。
その現場に、たまたま、レイ・クルーズと
フィアンセのモリー・チェンが
買い物客として訪れていた……。 」

扶桑社HPより


『極大射程』から始まるスワガー・サーガは
映画『シューター』で展開の面白さに
原作を読もうと、そこからハマった

この作品は発売当初、ネットで買っていたが
やっと読み終えた。

読みやすいし
ショッピングモールという閉鎖空間で
多くの買い物客が人質に取られ
犯人グループの要求が通らなければ
人質を殺していくという緊迫感の中
偶然居合わせたレイ・クルーズは
たったひとりで闘いを挑んでいく。

残念ながらボブ・リー・スワガーの活躍はなく、
作者の得意分野である警察の銃器の
解説がかなり長くて
そういうのにはあまり興味が無い自分には
なんとももどかしい。



閉鎖空間という舞台は
緊迫感は想像出来るだけに
まるで映画を見ているように
様子はイメージできる、
その分、時間や空間の広がりは無いので
ダイナミックな展開は期待できない。



偶然の出来ごとなので
銃は犯人グループから奪い
外部との連携で
少しづつ兵力を奪っていくが
犯行の全貌が分かるまで
行き詰る展開はさすが、
読むのをちょっと止めて休憩なんて
出来ない。



とにかく『極大射程』からいくつかの作品は
完成度が高く
そのテンションを期待すると
物足りない、

でもまあ、こんなものだろう、
このくらいでハンターの新作を読むのは止めない
次に期待しよう。


映画化を前提にしたような作品で
すぐに映画になりそう、
映像にしたほうが面白いかも。

★100点満点で75点



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