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読書と旅行と柴犬のブログ
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映画「アウトレイジ ビヨンド」良くまとまった印象でだからこそ物足りない

2012-10-25 08:03:02 | インポート
「アウトレイジ ビヨンド」★★★
ビートたけし、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、
松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文出演

北野武監督、
112分、2012年10月6日(公開)
日本,ワーナー・ブラザース
(原題/原作:アウトレイジ ビヨンド)






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北野武監督16作目にして初の快挙、
初登場首位獲得、その後も
3位→4位と10億円を超え
「座頭市」(28億)に次ぐヒットとなっている。



「前作は北野武監督作品で
一番面白く見たが、今度はどうだろう
少し期待しつつ見に行ったが
映画としてはまとまっていて
首をかしげるようなシーンも無くて
これはこれで面白かったが
やはり前作と同様で
何故ヤクザ映画が北野武監督に必要だったのか
そのあたりは感じ取れなかった」



死んだはずの男、大友(ビートたけし)が出所した、
過去の遺恨が絡み合い
その大友を利用しようとする者と
抹殺しようとする者
裏切りと陰謀渦巻くヤクザの世界を
暴力と嵐の後のスッキリとした青空のような
奇妙な間が妙に可笑しくて
描かれた世界はほとんど“血みどろ”だったが
見終えて感じたのは
心をざわつかせる寂寥感だった。



画面上で展開する派手な撃ち合いと
怒鳴り合う男たち
ヤクザの抗争に
時折顔を見せる刑事
それぞれの思惑が絡み合い
ラストはやはり全員の殺し合い


映画としては破たんも無く
まとまった印象だけれど
やはり物足りない。



誰でもいいから一人に絞って
心の動きをもっと綿密に描いて欲しかったな

「そういう細かい事はそっちで読み取れ」
そう言われているようで
それならそれで圧倒的な勝者か
それとも敗者をカッコ良く見せてくれれば
そんな登場人物の誰かに
こちらの勝手な想像で
色々考える事も出来るってものだ。


予想外のヒットになって
また続編でも出来そうだけれど
同じ路線じゃなく
生き残りの端役の誰かを
丁寧に追っていったり
もう少し、登場人物の心に迫って欲しい。



★100点満点で65点


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