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映画「この愛のために撃て」知らない俳優ばっかり登場、でも文句なく面白い

2011-09-09 07:48:34 | ミニシアター系映画
「この愛のために撃て」★★★★
ジル・ルルーシュ、エレナ・アナヤ、
ロシュディ・ゼム、ジェラール・ランヴァン、
ミレーユ・ペリエ、クレール・ペロー主演

フレッド・カヴァイエ監督
85分、2011年8月6日公開
2010,フランス,ブロードメディア・スタジオ
(原作:原題:A BOUT PORTANT)






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「予告を見た時、知ってる俳優が全くいなくて
B級の臭いが漂う感じで
レンタルまで待ってもいいかなと思ってたが
時間が丁度あったので劇場へ、
冒頭から一気に引き込まれ
夢中になって展開を見つめた」



面白かった!


考えてみればフランス映画自体
そうたくさん見てるわけじゃない
でもこの映画は主演を始め
出てくる人出てくる人
知らない俳優ばかり
でもそんなことどーでも良いほど
緊張感がラストまで張りつめ
まさに行きつく暇ないシーンの連続、
こんな気分の良い鑑賞体験も久し振り。



映画をたくさん見てると
結構面白い映画でも
どこかにケチをつけたくなったり
いつくかのシーンには
もっと別の展開もあったんじゃないかとか
感じるものだけれど
この映画ではとにかく普通の人が
必要に迫られ
日常から大きく逸脱した状況に放り込まれ
まさにぶっつけ本番で
その頑張りようは彼が走ってるときでも
なんかその必死さに泣けてきそうにさえなるのだ



妻を人質に取られた準看護師(ジル・ルルーシュ)は、
事故にあって入院してる患者を病院の外へ
連れ出すように要求され
追い詰められた彼は実行に移す、
その時の切り替えに驚く、
人の良さそうな優しい男が一変
警官に銃を突きつけ
病院の医師を襲い
口を真一文字に結んで
ただひたすら妻を救出するため。



その道のプロでもなんでもないから
まさにぶっつけ本番で
手際が悪いことこの上ないんだけど
とにかく、妊娠中の妻を助けたい
その一心で行動する様は
もう「ガンバレ」と応援するしかない。


妻とほんの一瞬会えたのもつかの間
この後さらに彼は深みにはまっていくわけで
主人公は傷だらけのボロボロで
それでも大きな悪に立ち向かっていく
そう何度も何度でも。



何だろうね、この感覚
目も耳も映画の展開を見てるのに
ボロボロになっても立ち上がる主人公に
自分達の日常の色々を
いつの間にか重ねてたのかもしれない

色々あるけど自分で何とかするしかなく、
それは永遠に続いていく
それでも少しづつ良い方へ
向かっている事を信じて。


派手さは無いけど文句なく面白い
サスペンスムービーでした。



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soramove
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知らない顔ばかりと書いたが主演は『アデル/ファラオと復活の秘薬』のジル・ルルーシュ、
確かに見てるけどもう忘れた。

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