次はどこへ行こうか

バンコクのドンムアン空港は
何度来ただろうか、
もうおみやげも買わない、
観光もしない。


もう少し時間があれば
田舎のチープな旅をしたい。

バックパッカーだった頃、
一日をいかに安く過ごすかを
何だか誰かと競うみたいに
値切り、暑い中をトランスポートを
使うのをケチり
でもそれが楽しかった。

日本にいても
でっかい荷物のバックパッカーを
見かけると思わず微笑んでしまう。

「日本はバックパッカー向きじゃないよね」とか
心の中で言いながら。

最近は次の日の宿も決めない旅は
しなくなった、ネットで事前に予約でき
それを色んなHPで探すのが楽しいし、
何よりホテルのフロントで
値切るのが楽しくなくなったからだ。

以前タイ航空のCMで
「タイは若いうちに行け」っていうのが
あったけど、本当だと実感する。

滞在費は一日1,000円もあれば
それでもちゃんと食べ、観光も出来るし、
宿の人とも気安く話も出来る。

世界のビジネスマンの選ぶ
ベストホテルに10年くらい連続で選ばれた
オリエンタルホテルも存在し、
自分が泊まった時は１泊３万７千円だった、
あまりに高さに忘れられない、そんなホテルもあり
スタイルによって違う旅も出来る。

でもなんだろうか、あのファンが回るだけの
暑い暑いゲストハウスの一室で
たわいもないことを真剣に
考えていた頃は懐かしい気もする。

あのチープな旅をしてなければ
今の旅のスタイルを自分はどう感じていただろうか。

結局、プールに寝そべりながら
サスペンス小説に飽きた頃
そんなことを考えている

次はどこへ行こうか

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「フライト・プラン」飛行機に乗るのが恐くなる

「フライト・プラン」★★★★
ジョディ・フォスター主演

400人以上を乗せた
飛行機の中で
娘が行方不明になった。

真面目に取合わない
客室乗務員やパイロットを
向こうにして
ジョディ・フォスターが
立ち向かう。

細かいセリフは全く分らないが
サスペンスタッチの作品なので
大体の想像がつく、
細部までは日本で公開されたら
また行って楽しむとして。

狭いと思われる機内を
ほぼ全力疾走する主人公。
ジョディが母親なら問題ない。

このところ、こんな感じの作品が続いているが、
本来は文芸モノやドラマ性の高い作品向きの人、
何が彼女を走らせているのか。

全米初登場1位も獲得し
まだまだ主演で勝負できることを証明した。

★タイのバンコクで見ました。
またCMに続いて国歌が流れると
客は立ち上がり国王陛下に礼を尽くす。
なんかタイに来たんだなと実感する瞬間。

慣習に触れると、少しこの国に近づけた気がする。

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