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soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「いとしきエブリデイ」でも、いとしくは感じられなかった

2013-12-07 09:53:06 | ミニシアター系映画
映画「いとしきエブリデイ」★★★
シャーリー・ヘンダーソン、ジョン・シム、
ショーン・カーク、ロバート・カーク、
カトリーナ・カーク、ステファニー・カーク出演

マイケル・ウィンターボトム監督
90分、2013年11月9日より公開
2012,イギリス,クレストインターナショナル
(原題/原作:EVERYDAY)





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「マイケル・ウィンターボトム監督の新作、
刑務所にいる父親が再び家に戻ってくるまでの
母と子の5年の日々を描いた物語、
もうちょっと強い何かが欲しかったな」



急激な寒さに震えた少し前、
人間はおかしなもので、寒さにもだいぶ慣れて
空気の澄んだキリッっとした寒さが
心地よく感じたりもしていますね。
「ひかりのまち」はだいぶ前に見た映画だけど
ラストに強烈な「ひかり」を見せてくれたような
そんな記憶だけもって劇場へ。


予告編にヤラレタ映画、
何気ない日々を過ごす何処にでもいる様な
家族を淡々と描くが
そこには父親が居ない・・・、
なんだか予告編はかなり好きな映画の予感、

しかし本編では
自分にはそこから「何か」は
あまり感じられなかった。


子供たちがリアルに大きくなっていくのは
新鮮な驚きだった、

監督が見出したと言う実際の4兄妹、
彼らはスクリーンの中でも確実に
5年の歳月を過ごし
中には父を遠ざける様な
自我に目覚める子供も。


ドキュメンタリーのようでもあり、
でもそこには監督の
たぶん、明確な意図があるのだろう、
でもこちら側は
明確に示されない「何か」を
深読みするしかない。


だから、ちょっと物足りないのだ。


確かに5年の歳月は
子供たちを確実に成長させる、
しかし対照的に刑務所の父も
残され疲弊する母も
その場から一歩も動けないでいる。



ラストシーンは「希望の光」が見えたと
そう思っても良いのだろうか?
自分には過酷な未来の
予感がしてならない、

新しい生活という
もう一つの選択も母親には
あり得るのではないかと
ふとそんなふうに思った。


★100点満点で65点

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映画「2ガンズ」このバカバカしさが楽しい

2013-12-02 07:35:44 | ミニシアター系映画
映画「2ガンズ」★★★★
デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ出演

バルタサール・コルマクール監督
109分、2013年11月1日より公開
2013,アメリカ,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(原題/原作:2GUNS)



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「デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ
どこかコメデイ色を感じさせるふたり
というか、『テッド』という
大ヒット映画の後は
どうもシャープな演技ってのが
逆に笑ってしまうようなマーク・ウォールバーグが
またしてもアクションに挑戦、
シリアスというより
やはり笑えるシーンもあって
バカバカしいけど面白かった」



メキシコの田舎で、マフィアの手先として働いている
ボビー(デンゼル・ワシントン)と
マイケル(マーク・ウォールバーグ)。
ふたりは実は潜入捜査中の麻薬取締官と
海軍情報部将校だったが、
お互いがそれをまったく知らずにいた。


そんな事実が見てるこちらに分かると
これが二人ともだともう胡散臭く感じる、
で、感じるんだよね
いいぞ、いいぞ、この調子

変に大作とB級の間をゆらゆらされるより、
こうしてあり得ない設定をしてくれれば
こっちも楽しみ方が変わるというもの。


ふたりは手を組んでマフィアの金を
強奪して彼らの罪を立証すれば
晴れてエリート捜査官に戻れるはずだったが
奪った金は,思っていたより
いわくつきの大金で、
ここからなんだか色々入り乱れて
凝った設定にしすぎて
軽妙さと見た目の進行中の内容が
チグハグでもうひとつ楽しめない。



もっと単純化させて
二人の掛け合いに焦点を当てた方が
面白い映画になったんじゃないかな

彼ら二人なら
ストーリーにそれ程仕掛けをしなくても
充分に楽しめるんだからね。


★100点満点で80点


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映画「42~世界を変えた男~」全球団の永久欠番

2013-11-23 11:28:43 | ミニシアター系映画
映画「42~世界を変えた男~」★★★★
チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォード、
ニコール・べハーリー、クリストファー・メローニ 
アンドレ・ホランド出演

ブライアン・ヘルゲランド監督
128分、2013年11月1日より公開
2013,アメリカ,ワーナー・ブラザース映画
(原題/原作:42)




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全米では4月15日の
ジャッキー・ロビンソン・デイに合わせて公開され、
初登場首位となった。

「黒人初のメジャーリーガー、
ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。
白人の世界だったメジャーリーグに飛び込み、
偏見や差別に屈することなく
奮闘した彼の姿を描く。
主役は今回初めて見たチャドウィック・ボーズマンと
驚きの老けメイクで登場のハリソン・フォード」


寒くなってきました、
こんなときは感動で心を熱くしたいもの、
ということで、劇場へ。

戦後、野球がアメリカに戻って来た1947年。
ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーは、
黒人選手とマイナー契約をする、
その後選手は史上初の黒人メジャーリーガーとなるが、
それまでの困難やそれ以後にも続く
人種差別のいやがらせを耐え
現在では彼の背番号「42」は
全球団の永久欠番となっているそうだ



確かに差別を受け耐える彼の姿は痛々しい、
あからさまな南部の人々の差別、
同じチーム内でも
シャワーを一緒に浴びたら黒くなる…等々、
ちょっと考えられない状況だ、
これはどんなに尽くされようと
自分達には理解できないだろう。


人種差別を跳ね返して
野球の殿堂入りまで果たした
映画はひとりの偉大な黒人選手
ジャッキー・ロビンソンを描きながらも

人種差別の過去を糾弾するようなものじゃなく、
その時、受け入れる覚悟をした球団のGMの
「優秀選手だから受け入れる、
優勝すれば金が転がり込むからね」という
いかにもアメリカ的な合理的な割り切り
そんな国民性の一旦もよく描かれている。



あるシーンでは子供が晴れやかな顔で
地元選手はヒットを打つかなぁと言うと
親は「もちろんさ」と返す、
そんなとき「ニガー、ニガー」と叫ぶ親、
子供もつられるような「ニガー」と叫ぶ、
こんなものなのだろう、
教育ってこういうことなんだ。


善悪というより
その時の雰囲気とか身近な親の存在が
なにより子供たちを作っていく、
怖い事だけれど事実。



映画の中で多くの白人選手が
初めての黒人選手の「美しい心」に触れる、
困難なことなんて無いに越したこと無い
でも人生には何度か
どうしても避けられない向かい風が吹く、
そんな時どうするのか
人の価値ってそんなとき輝くのだろうな。

感動して良い気持ちで劇場を後にした。

★100点満点で80点


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映画「キャリー(2013」ジュリアン・ムーアのひとり勝ち

2013-11-19 08:17:37 | ミニシアター系映画
映画「キャリー(2013」★★★
クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア出演

キンバリー・ピアーズ 監督
100分、2013年11月8日より公開
2013,アメリカ,SPE
(原題/原作:CARRIE)




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原作はスティーブン・キングの同名小説。
映画化は2度目



「1976年のブライアン・デ・パルマ監督版から
37年経過し、そろそろリメイクの時期と思ったのか、
いじめられっ子の少女が、
プロムクイーンに選ばれるが
残酷ないたずらに抑圧されていた怒りを爆発させ、
会場は火の海と化す、
期待した怖さはもうひとつだったな」



寒くなってきました、
ストーブにホットカーペット
少しずつ冬仕度をしていると
こんなときは怖い映画が見たくなるってことで
「キャリー」の現代版を見てきた

昔の映画はTVでたぶん何度か見てる、
タイトルを聞いてすぐ思い浮かぶのは
頭から血をかぶってダラーッと垂れた血に驚く
キャリーの恐怖の顔。


視覚的に凄く怖いというより
心の底にうごめく訳の分からないものが
とてつもない力を秘めているかもしれないという
人間のこの割り切れない心、
もしかしたらその秘めた力が
何かの弾みで解き放たれたら・・・。

あのシシー・スペイセクの恐怖の顔と共に
ホント怖かった。


で、今回はどんなふうに現代に置き換えて
怖がらせてくれるのか
楽しみにしていた、
でも主役のクロエ・グレース・モレッツを見た瞬間、
これは違うなと感じた

可愛すぎる


うつむき加減で歩き
同級生達の虐めにあっても
不条理な出来ごとを募らせ
怒りを爆発させる、あのキャリーは
どうも彼女に重ならなかった。


ただし、この映画
本当に怖いのはキャリーじゃなく
その母演じるジュリアン・ムーアだった、

狂信的な彼女は娘の中に
何か異常なものを感じて
高圧的にキャリーを押さえつけ
常に神に祈りの言葉を捧げるのだが
キャリーの怖さは母親に乗り移ったようで
完全に母親の怖さ勝ちで勝負あり。



ラストのプロム会場のシーンは
なるほど最新の映像技術で
炎に包まれて視覚的には凄いシーンだけど

怒りに任せて全員皆殺しという
怒りの爆発じゃなく
割と人を選んで復讐しているようで
このあたりのどかこ理性的な部分も
こんじゃないだろ
怒り狂ったら、
どうにも物足りなかった。

ジュリアン・ムーアの怪演だけが
印象に残った。



★100点満点で75点


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映画「恋するリベラーチェ」絢爛豪華な衣装だけが記憶に残る

2013-11-13 22:15:20 | ミニシアター系映画
映画「恋するリベラーチェ」★★★☆
マイケル・ダグラス、マット・デイモン、
ダン・エイクロイド、スコット・バクラ、
ロブ・ロウ、トム・パパ、
ポール・ライザー、デビー・レイノルズ 出演

スティーヴン・ソダーバーグ 監督
118分、2013年11月1日より公開
2013,アメリカ,東北新社
(原題/原作:BEHIND THE CANDELACRA)





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「1950~70年代に“世界で
最も稼ぐエンターテイナー“として
活躍した人気ピアニスト、
リベラーチェの晩年の知られざるドラマを
スティーヴン・ソダーバーグ監督が描く。
マイケル・ダグラスがリベラーチェに扮し、
同性愛者であることを隠し、
薬物への依存に苦しみながら生きる姿を熱演する。」

ぴあ映画生活 HPより


派手なコスチュームプレイで大衆の人気を博し、
「世界が恋したピアニスト」と呼ばれた。
それがこの作品の主人公のリベラーチェ

キンキンギラギラのド派手な衣装で
ピアノの弾き語りで大衆を魅了したという、
日本では着飾ってショーを見に行くという
習慣は根付いてないので
こういうショーの楽しさは分からないが
その一端はこの映画で見ることが出来た。



大きなホールで観客は酒を飲みながら
ピアノ演奏と合間の軽妙なお喋りを楽しみ、
そしてステージでは
本物のキャデラックを登場させるなど
観客を楽しませる事に徹している
エンターエイナーの光り輝く衣装。



どれもこれも冷静に見ると悪趣味だけど
ひとときの「夢」を見るという事においては
この過剰な演出も
観客には喜ばれただろうなとすんなり理解できる。



お金は有り余るほど手にしながらも
本人は孤独で
そんな時マット・デイモンが演じるスコットと出会い、
5年に及ぶ蜜月を送る、
この映画はその始まりから終わりまでを描き
華やかなアメリカのエンタメ業界の
裏側も見せてくれる。



しかし実生活ではガンを克服した
マイケル・ダグラスは、
よくこの役を引き受けたものだ、
しかも乗りに乗ってるって様子、
やはり役を演じることが天職なんだろうな、
第65回エミー賞では主演男優賞を
この作品で獲得している。


整形にドラッグ
ミエミエのかつら
欲望の趣くまま時代を駆け抜けた主人公は
67歳でエイズでこの世を去った、
映画ではラストは甘い感傷を呼ぶが
実際にはスコットは慰謝料の訴えを起こし
死の前年に7万5千ドルで和解している、
死を覚悟していた主人公は
その時どんな気持だっただろうか。



それでもリベラーチェ は映画の中で輝き
絢爛豪華な衣装でピアノを弾いている、
そんな姿を観客に見せた彼は
実に彼らしく生き抜いたのだと思った。



映画の全編にブラックユーモアが散りばめられ
笑えるし、一緒に舞台を見ている気にもなるしで
結構気に入った作品。

★100点満点で75点


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