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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ハートの問題」何が大切か、それは人それぞれ、だから面白い

2013-09-17 06:40:39 | ミニシアター系映画
映画「ハートの問題」★★★★
アントニオ・アルバネーゼ、キム・ロッシ=スチュアート
ミカエラ・ラマゾッティ、フランチェスカ・イナウディ
アンドレア・カリガリ、ネルシ・クセマライ
キアラ・ノスケーゼ、パオロ・ヴィラッジョ出演

フランチェスカ・アルキブージ監督、
104分、2013年6月29日より全国順次公開
2009.,パンドラ、イタリア
(原題/原作:QUESTIONE DI COURE)



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特集「Viva!イタリア」上映中の作品

「イタリア映画を3本連続上映の1本、
『最後のキス』が期待してたより
面白かったので、
翌日またも名演小劇場へ、
病院で出会った二人の男、
日常では会うはずのなかった
二人の友情は彼らの生活を変えていく、
映画館じゃなくては出会えなかった作品」



レンタルショップでズラリと並んだ
DVDを見る、
「話題の新作」はほぼ映画館で見てる、
借りるものは韓国映画がほとんど、
最近は公開も限定的なので
DVDレンタルで見てる、
そんなときこの作品が棚に並んでても
きっと見ないだろうな・・・。



映画館の暗闇で
イタリアの特別でもない場所を見て、
見た事もない役者達を見守る

救急病棟で隣り合った男ふたり、
そんな二人が退院後もつながり
友情が生まれ、家族ぐるみの付き合いが始まる、
「そんな出会いって無いだろ」
突っ込みを入れるところだけど
この映画ではそれ自体が
あり得るように感じられる。


主人公二人の表情や行動を
丁寧に描いているからだろう、
彼らの気持ちがセリフなんかなくても分かる

心臓発作という爆弾を抱えて
常に不安を感じながら
今までと同じ様な生活をしようとするが
彼らの気持ちはやはり二人にしか
分からない部分もある。

心臓の為に二人で歩き始め
その間にお互いの生活を知っていく、
人気脚本家のアルベルト(アントニオ・アルバネーゼ)は
有名人に知り合いも多く、
一見きらびやかな生活だが
生活費にも困るような浪費家、
かたや自動車修理工場を営む
アンジェロ(キム・ロッシ・スチュアート)は、
大家族で暮らしながら
好きな自動車の修理を仕事として
結構羽振りが良い。


お調子者で楽しいアルベルトが
真面目なアンジェロに請われる形で
彼の家族の一員のようになっていくのは
そんなことないだろ、と思いつつも
そんなことがあっても良いよなと思わせる、
彼らの魂の深い部分で
お互いを結びつける何かがあった。



人生の楽しみ方は人それぞれ、
何に価値を置くかも様々だ、

共感できるものもあれば
それはちょっとなぁと思うものもある、
でもだから面白いんだろうな、
ちょっとした出来ごとに驚きつつも
自分には無い何かを
スクリーンで見る幸せ。


良い映画だった。

★100点満点で80点

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映画「最後のキス」人生の色んな選択

2013-09-16 10:52:20 | ミニシアター系映画
映画「最後のキス」★★★☆
ステファノ・アコルシ、ヴィットリオ・アマンドラ
リナ・ベルナルディ、ジュリア・カルミナーニ
マルコ・コッチ、ルイジ・ディベルティ
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
サブリナ・インパッチャトーレ出演

ガブリエレ・ムッチーノ監督、
115分、2013年6月29日より全国順次公開
2001,パンドラ、イタリア
(原題/原作:L'ULTIMO BACIO)




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特集「Viva!イタリア」上映中の作品


「イタリア映画を3本連続上映の1本、
30歳目前の幼なじみの男5人と
彼らの妻や婚約者、恋人の
それぞれの関係をモザイクのように
色んな色に描いている」



しっかし皆よく喋る、
大声で早口で
傍から見てたらケンカしてるみたいだ、

柔らかい印象は全く無く、
彼らの家の中はカラフルで
それに負けないかのように
各人が皆、強烈な個性を持って
空間と言う空間を言葉で埋め尽くす。


「愛してる」彼らは口を開けば
この言葉が無いと気が済まないように
「愛してる、愛してる」
疲れそう・・・・、
でもそれが無くては
彼らはしゃんとして歩けないかのよう。



孫がいる年齢でも
「愛」を感じられなければ
一緒に居られないと右往左往し
熟年の戸惑いを尻目に
30歳目前の主人公達は
人生が決まってしまう事に苛立ち
あったかもしれない別の生き方に
魅力を感じてしまうのだ。



人間的といえばそのものズバリ、
自分に正直でもある、
から騒ぎの様子は
コメディそのものだけど
ちょっとしみんみりしたシーンでは
余計と現在の幸せが
やはりこれまで自分が選択してきたものだと
やんわりと教えてくれて
心に響く。とても優しく。


製作は2001年、ハリウッド映画では
考えられない公開方法だ、
でもこうして良質な海外の映画を見ると
まだまだ知らない秀作が
たくさんあるんだろうなと実感、

それは図書館や書店で
ずらりと並んだ本棚を見たときに似ている
「全部は読み切れないんだ」
でもその一部にでも
なんとか触れたいものだと。


★100点満点で75点


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映画「クロワッサンで朝食を」ラストはちょっと甘いけど、見どころアリ

2013-09-04 07:42:00 | ミニシアター系映画
映画「クロワッサンで朝食を」★★★☆
ジャンヌ・モロー、ルイ・マル、
フランソワ・トリュフォー、オーソン・ウェルズ、
ルイス・ブニュエル出演

イルマル・ラーグ監督、
94分、2013年7月20日より全国順次公開
2012年フランス/エストニア/ベルギー/セテラ・インターナショナル
(原題/原作:UNE ESTONIENNE A PARIS )




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「エストニアで母を看取ったアンヌに、
パリでの家政婦の仕事が舞い込む。
娘の後押しもあり
パリの高級アパートで
家政婦として働き始めた
彼女の前に立ちはだかるのは、
毒舌で気難しい老婦人のフリーダだった」



85歳の伝説的女優ジャンヌ・モロー,
彼女が演じるのがフリーダ、
寝室の彼女の指には大きな指輪、
いつでも気を抜かな佇まい、

居間の壁は日本の屏風のような
黒地に金箔で描かれた絵、
ショールームでしか見ないような
テーブルに長椅子、
ハイソな生活が垣間見える。


そんなフリーダから目を離さないようにと
家政婦が雇われるわけだけど、
頑固な彼女は新しくやってきたアンヌに
帰れと言い放つ。
エストニアに帰ろうとする彼女をとりなすのは、
フリーダがかつてパトロンとして
付き合っていたカフェを経営するステファンだ。


頑固なフリーダは親しい友人もなく、
頼りはステファンだけだけど、
彼にしても「いつまでも面倒はみられない」と
フリーダに向かって言う場面も。
そんな言葉を表情ひとつ変えずに聞いているが
何気ない視線の表情で
彼女の孤独が際立つ。



色々あって頑固な女主人と出稼ぎ家政婦は
これからなんとか仲良くやっていけそうな
ほんわかした雰囲気で終わる、
このあたりはちょっと甘いかな、
頑固な人はそう簡単には
他人を受け入れないと思うからね。



エストニアで学生時代にフランスに憧れ
フランス語を勉強したアンヌは、
主人が眠ってしまうとパリに街を
あてもなく歩く、
彼女の口元が緩んでいる、
街の表情を楽しむように。
そんな何気ないシーンが良い、
何か満足できるものがあれば
つらいことも乗り切れそうだ。



凄く深い感動を誘うような映画じゃないけど、
映画のどこかに何か感じるものを
見つけられそう、

パリの街並みだったり、
賑わうカフェの店内だったり。

★100点満点で70点

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映画「タイピスト!」タイピングの世界大会!

2013-08-27 00:09:35 | ミニシアター系映画
映画「タイピスト!」★★★★
ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ
ベレニス・ベジョ、ミュウ=ミュウ
ショーン・ベンソン、メラニー・ベルニエ出演

スティーヴン・ソダーバーグ監督、
111分、2013年8月17日より全国公開
2012,アメリカ,カルチュア・パブリッシャーズ、ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:POPULAIRE )




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「スポ根映画とラブ・コメが合体、
予告編で想像した通りの展開だけど
その過程というか
細部が面白い
どこがどうって言えないが
フランス映画ってやはりアメリカ映画と
違うんだよな、
そんな雰囲気の違いも楽しめる」



1950年代のフランス。
秘書になりたくて田舎から出てきたローズは、
何とか保険会社に採用される。
でも彼女は秘書として採用された訳でなく
タイプの早打ち大会に出るため
採用されたのだ。



そんなことに社長が妙に肩入れし、
特訓まで始まるんだけど
マジでありながら
それ自体がコメディとして成立してて
その必死さ、生真面目さが笑える。



社長であり鬼コーチのルイに
恋心を抱きつつ
唯一の取柄で仕事と
恋を獲得できるのか・・・。
と、今となっては
バカバカしいような話だけど
世界タイプ大会は実際にあったもので
1分間に500字打つことに
全精力を傾ける真面目な競技なのだ。



話はそれるが昔のタイプは
間違ったらホワイトとかで
消してたんだろうか?
間違えるとその分マイナスにカウントされ
不利になるから
タイプミスは最大の敵だが
これはもう練習しかない。


当時のファッションも再現され
それ自体がお伽噺のような
舞台のセットの様な

そんな中で繰り広げられる
恋とタイプのバトルは
何だ、コレ!と思いつつも
競技の間は結構力が入って
自然と自分も主人公を応援していた。



アイデアと脚本が良ければ
この映画にはもうひとつ美術も加わって
それで面白い映画が出来上がる、
ここでも映画の魔法を見せてもらった。

★100点満点で75点


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映画「マジック・マイク」チャニング・テイタムの自伝的映画

2013-08-24 17:41:56 | ミニシアター系映画
映画「マジック・マイク」★★★
チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、
マット・ボマー、マシュー・マコノヒー出演

スティーヴン・ソダーバーグ監督、
110分、2013年8月3日より全国公開
2012,アメリカ,カルチュア・パブリッシャーズ、ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:MAGIC MIKE )



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「チャニング・テイタムの自伝的映画、
そのあたりから企画が生まれたのだろう、
日本でも一時話題となったが
男性ストリッパーというのは
日本にはなじまなかったのか
最近は聞かないな、
ともあれ題材は下世話だけど
意外と綺麗にまとまった映画だった」



オリジナル家具を製作・販売することを
夢見ている主人公は
現在は家の修理や清掃のバイトをし、
週に数回、“マジック・マイク”と呼ばれる
ストリップダンサーとなって
事業資金を貯めていた。



他人の夢の話を聞くのが好きだ、
ただしなかなか話してはくれない。
だいたい「夢」って何歳くらいまで
持ってていいのだろう?
そんなリミットみたいなものを
誰もがいつしか自分の中で見つけて
大人は次第に「夢」なんて
語らなくなるのだろう



だから映画の主人公の夢は
その意味で「夢」なんだけれど
自分の目からは実現可能な
「目標」のように感じた

だから事業ローンが借りられないことに
焦り、怒りさえ感じる主人公が
とても子供っぽく感じた。


短絡的に経営者と衝突して
怒りにまかせて飛び出す主人公、
美しい肉体をもっていて
それで金を稼いでいながら
オツムは子供のままだ、
このあたりのアンバランスが
もどかしい気もした。



チャニング・テイタムはダンサー経験を経て
今はハリウッドスターだ、
彼の事業計画は順調だろうか?
言ってることと
やってることに隔たりがあって
映画の内容になかなかノレなかったが
ストリッパーを見て歓声を上げる
観客達の熱狂は
この映画の中で唯一ホンモノだった気がする。



★100点満点で70点


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