走快エイトの気まぐれ人生

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次男の成人式に思うこと

2015年01月12日 13時30分39秒 | 自分&家族
1月11日は、3番目の子の成人式があり、夫婦で式典に同伴してきました。平成元年生まれの長男は2010年に、3年生まれの長女は2012年に既に成人式を済ませています。私は3交替制勤務をしているため、なんとか3人とも成人式に同伴できたことは、とても嬉しいです。今回の次男は早生まれのため、兄弟の中で一人だけ19歳での成人式となりました。私ら夫婦の仲人さんや大勢の親戚の方々から、次男の成人祝いを頂き、恐縮してしまいました。式典は、酒々井町にある複合施設の中のイベントホールで開催され、厳粛なうちに30分で無事に終わりました。その後の集い大会は、ビンゴゲームなどをして楽しんでいました。

次男は、知的障害があることから、地元の小・中学校では特別支援学級に通いました。その際、心無い周りの子どもたちから「いじめ」を受けてきました。言葉による暴力や、持ち物を壊されたり隠されたりすることなどの「いじめ」にも、私ら夫婦は次男を守るため真っ向から立ち向かってきました。中学卒業後は、特別支援学校の高等部に進み、幸い卒業と共に地元の食堂に就職でき、現在に至っています。幼い頃は身体が弱く病気がちだった次男ですが、中学3年間での野球部での経験は、心身共に成長させてもらえたようです。殆ど正式な試合には出られず補欠でしたが、ずっと練習に励みながら休まず3年間の部活動をやり遂げられたのは、とても立派でした。中3の夏休みに、チーム内でラストゲームとなる紅白戦をした際、かねてからの希望を叶えてもらい、ピッチャーを途中からさせてもらい、見事に打者数名から三振も奪いました。また、打者としてタイムリーも打って勝利に貢献したことから、観戦していた大勢の保護者からの満場一致で次男がMVPに選ばれました。一生忘れられない思い出です。

中3の夏休みに情報を入手し、2学期から参加し始めたスペシャルオリンピックスのサッカープログラムは、今でも楽しんで続けています。昨年の11月には、千葉県代表チームの一員として福岡で開催された全国大会(4年に1度の開催)に出場し、予選と決勝合わせて6試合全てでプレーし、一度も負けることなく見事に優勝を飾りました。私も仕事を休んで応援に行き、全試合を観戦してきました。多分これからも、ずっとスペシャルオリンピックスの活動には関わっていくと思います。社会人となった次男には、月に2度のサッカーが唯一の運動ですから。今は選手としてですが、将来は小さい子どもたちの面倒をみながらコーチする立場にもシフトしていくことでしょう。私も、次男を通じて生涯スポーツとしてスペシャルオリンピックスに関わっていき、次男と同じような知的障害を持つ大勢の子どもたちと触れ合っていきたいと思っています。


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