走快エイトの気まぐれ人生

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嵩に懸かる

2011年08月19日 14時53分11秒 | 日本の野球
今日の甲子園(全国高校野球選手権大会)準決勝は、休日でしたので2試合ともテレビ観戦できました。第1試合は、青森の光星学院が初回、6回、8回と加点を続け、5-0で栃木の作新学院に完勝しました。雨で試合が途中1時間以上も中断したり、私自身が歯医者に出かけたりしたので、終始見ていたわけではありませんが、光星学院の一方的な試合だったようですね。第2試合は、千葉の習志野を破った東京の日大三高が、岡山の関西高と対しました。

途中まで、1-1のこう着状態が続きましたが、7回裏にドラマが起きました。ピンチを迎えた関西が投手交代をしたのですが、そこから日大三高の怒涛の攻め、解説者に言わせると「嵩に懸かった」ように8点をもぎ取りました。8点目は、菅沼二塁手のホームランでした。彼は、いつも笑っているように見える表情のため、女房は彼を「にやにや王子」と呼んでいます。8回表には、関西が3点を返し得点差が縮まり、試合の行方が分からなくなりました。

しかし、日大三高の力が勝っていたようで、8回裏に関西の4人目の投手から5点を取り返し、勝利を決定づけました。ホームランを含めたヒットもさることながら、主将の畔上君の送りバントも良かったです。14-4、10点差での勝利。それにしても、甲子園での全試合で二けた安打の強力な打撃陣と、エース吉永君の魂のこもった球は見事でした。明日の決勝は、習志野を破った日大三高にぜひとも優勝して欲しいものです。


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