もしや徹夜？

これまでも何度かブログで書いてきましたが、私は日本の空の表玄関と呼ばれている空港で働いています。よく航空会社の地上職員や乗務員の皆さんとお会いするのですが、直接には航空業界に関わっている仕事ではないので、以下の文章で誤りがあることに気が付いた方はコメントでお知らせ頂けると幸いです。

昨夜は夜勤でしたので、最終便が飛び立つまで現場で働き、２４時過ぎまで後片付けをしました。偶然いつもと格好が違うＣＡ(昔でいうスチュワーデス)さんたちを見かけました。普通、ＣＡさんの格好は、キャリアのついた大きめのバッグに中くらいのバッグを載せ、颯爽と荷物を引きながら歩いています。

しかし、彼女たちは、中くらいのバッグを手に提げているだけでした。不思議に思って一人の方に尋ねると「これから香港に行って、すぐ早朝便で帰ってくるんですよ。」とのことでした。つまり、日本を夜２１：３０発の飛行機で香港に向かい、到着後間もなく引き返し便で現地を出発し日本に早朝７：００着となるわけです。

ＣＡという職業は、よくテレビドラマで放映されているので、華やかでカッコ良い仕事とばかり思っていました。でも、実際は俗に言う３Ｋ（きつい・危険・？）の大変な仕事なのだと気付かされました。若い綺麗なお嬢さんたちが、夜通し飛行機内で働くというのは、それも日本と香港を往復しながらとは、なんとも凄いではありませんか。

こんな、頑張っている人達と空港で一緒に働けるということを考えると、自分も職場で起こる多少の不満などは気にせず、前向きに頑張っていこうという気になりました。ＣＡだけでなく、パイロット、機体整備…運航管理に関わる大勢の皆さんの汗の結晶により、今後も安全で快適な空の旅をクリエイトし続けて頂きたいと思います。