スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編326~

2020-12-24 06:32:13 | 食~番外編(県内)

すし屋の信太

さいたま市見沼区東大宮3-2-65

TEL 048-651-2531

定休日 月曜日

http://www.sushiyanoshinta.com/

2ヶ月ほど前に浦和エリアに一見さんお断りの鮨屋さんを紹介しましたが、

大宮エリアにも完全予約制(一見さんお断り)の鮨屋さんがあった。

第2産業道路に面し、東大宮駅から徒歩約12分、店構えは黒い板塀の造りなのですぐわかる。

なかなか他店にはない趣のある雰囲気を醸し出していました。

入口の所に当店の概要が出ていた。

前日からの完全予約制。

にぎり9貫1本5,000円、14貫1本7,000円。

店主のおまかせコースとしては1万円、1.3万円、1.5万円のコースがある。

店内の目立たない壁にメッセージ板が掛けられていた。

ちょっと禅問答的で意味深な内容だ。

次回行った時にはこのことを聞いてみようと思う。

大将が握るカウンター内の奥にはピンスポットに照らされた実のなった鉢植がとても良い味を出している。

店内全体の構えはとてもシンプルでいい感じだ。

店内はカウンター席7席とこの日は物置になっていた小さな個室のカウンター席、

そして間仕切りで2部屋に分けられるテーブル個室2室がある。

とてもコンパクトでよく考えられた間取りだと思う。

当店の大将は銀座で修業したすご腕の持ち主。

名刺交換したら「鮨師 佐々木信二」と書かれてあった。

鮨師とは前述したメッセージ板の意を表しているのだろう。

包丁は鮨職人にとっては命。

よく鮨屋さんには武士の日本刀の刀掛けのように数本のマイ包丁を掛けている店もある。

あれを見ると職人としての誇りを感じるものがある。

信太さんの包丁も数十年愛用のものらしい。

当店のビールはキリンビールが1986年より出荷しているピルスナースタイムの麦芽100%のビール。

こんな所にもこだわりを感じる。

いよいよ刺身のおまかせコースがスタート。

皿にどんどん旬の逸品が盛りつけられていく。

記憶では、こち、ふぐ、平目、えんがわ。

貝としては、つぶ貝、帆立、北寄貝。

全て大将が豊洲で確かな目で見繕ってきた自身の刺身だ。

大振りな生かきを焼いて芳ばしい味付けを加えたもの。

いやーこれは最高だ。

とうとう出てきたといった感じのカワハギの肝のせ。

しこしこ、こりこりしたカワハギの食感にトロトロの肝のコクが絡んでこの相性が合うんだナー。

本当にこれ大好き。

帆立を軽く焼いてのり巻に。

ここで折り返しの口直しかな?

これは何だったか忘れた。

ズワイガニの和えものだったかな?

ビールの後は米焼酎の水割り。

今回は仕事の関係で当店馴染みの方からご馳走になってしまった。

本当にすし屋の信太さんは噂に違わず素晴らしい味を用意してくれていた。

ご覧の通りの玉子焼と・・・?(漬物)。

もうこの頃は話も弾んで準酪酊状態。

これは超がつくほど旨かった大トロの握りと江戸前の代名詞の一つ小肌の握り。

もう言うこと無しの絶品です。

まだ大トロは口の中に入らず次のあわびの握りが置かれた。

お吸物のお椀

鯛の握り

いくら巻き

かんぴょう巻

あじの握り

これが当店のおみやの折り詰め。

すごいのは軍艦巻きに薄経木を巻いてたこと。

経木は殺菌成分で味と成分を保つパワーを持っているらしい。

これは初めて見た。

最後のデザートは和久傅に続きトロトロの柿で〆。

当店の隣には大将の弟さんが経営している燻製屋さん「SASAKI 283」。

 

 

 

 


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