スミダマンのほのぼの奮戦記

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Reds Land

2020-12-25 06:25:31 | 地元企業

2005年、さいたま市桜区下大久保(荒川の河川敷)に浦和レッズが設立した総合スポーツクラブがReds Landだ。

敷地は14万8,500㎡(4万5,000坪)東京ドーム3個分という広大な広さだ。

この広大な敷地にご覧の様な施設が設置されている。

天然芝3面、人工芝1面のサッカー場。

F1、F2はレッズのトップチーム、下部組織の練習専用部ラウンド。

ミニサッカー場(天然芝3面)、フットサル場(人工芝4面)、テニス場(全天候型など11面)、

野球場、ディキャンプ場(バーベキューなどが楽しめる)、サイクリングコース、

そしてレッズランドハウス(会員の交流の場となるクラブハウス)。

そしてそれを支えるご覧の様な浦和レッズのパートナー企業がある。

P2(パーキング2)の入口の所にはバスを利用した休憩所のバスハウスがある。

多くの施設は荒川の河川敷内にあるがクラブハウスのレッズランドハウスは荒川の土手堤の外側にある。

今年の浦和レッズは男子の方はいまいちからいまにの成績で終わりそうだが、

女子の浦和レッズレディースはなでしこリーグでは大活躍でチャンピオンに輝いた。

クラブハウスの駐車場にはレッズ関係の物品を運ぶトラックが2台駐車。

その横にはグランド整備のトラクター、芝刈り機も置いてあった。

M2のミニサッカー場は天然芝で、晴天の青空の下、皆気持ち良さそうにサッカーを楽しんでいた。

ここは一般にも開放されている。

こちらのF1サッカー場では浦和レッズジュニアユースとFC東京のジュニアユースの試合が行われていた。

ひょっとしてこの中からトップチームの選手

さらに代表選手が生まれるかもしれないと思うとワクワクします。

この辺一帯は秋ヶ瀬公園と称して河川敷とはいえ、武蔵野の面影が残る雑木林が広がっている。

その一角がここディキャンプ場だ。

季節によっては自然の中でバーベキューなどが楽しめ、

スポーツと兼ねて素敵な時が過ごせる環境が整っている。

この日は浦和東RCが主催する25回目の浦和サッカー少年団フットサル大会が

今年は毎年行われている市立浦和高校のグラウンドが人工芝工事の為使用できず、

今年初めて浦和レッズの協力をいただいてレッズランドで開催されることになった。

コロナ禍で運営関係者は最後まで感染のリスクとにらみ合いながらこの日を迎えた。

子供達の夢の実現の為努力されたこと本当にご苦労様でした。

当然トイレは仮設だが、目隠しをうまく利用して浦和レッズのイメージアップになるよう工夫がされていた。

ここでレッズランドが生まれた背景について記してみたい。

この基本の考え方は西ヨーロッパ諸国に窺えるような地域スポーツ文化の担い手としての

スポーツクラブの役割を明確化し同時にその具体化に取り組む。

その為に浦和レッズがより地域文化に根ざした総合スポーツクラブ作り(Jリーグ百年構想)に着手した。

この理念のモデルは昔の西ドイツのスポーツシューレだと聞いた事がある。

2006年3月、東京農業大学がこの地の借地契約を更新していないのを聞いて

浦和レッズがその後の長期借地契約を結び、営業を開始した。

Reds Landの命令者はその当時の犬飼基昭浦和レッズ社長。

オープンの記念式典には川淵三郎チェアマン、福田正博元浦和レッズ、

中野浩一(競輪)、池山隆寛(元ヤクルトスワローズ)等々、

スポーツ各界の著名人が出席したという。

芝が枯れてくる季節になると人工芝の緑はより美しく見える。

しみじみ最近の人工芝をチェックするととてもよくできていて素晴らしい。

Reds Landをさっと見渡すと何と言っても目立つのが

浦和レッズの赤で塗られたこの高い照明塔と赤い鉄塔と赤い仕切りフェンス。

これがまた青空の下で映えるんだナー。

ここはレッズの城だということがこれを見ると伝わってくる。

他の人工芝のサッカー場では年配者同志の試合が楽しそうに、しかし真剣に行われていた。

まさにここは老若男女サッカーを愛する人々、スポーツを愛する人々が夢中になれるワンダーランドだ。

この試合をよく観ると昔、若い時代に鍛えた技がキラッキラッと出て、本当に青春をしているようだった。

2019年10月東日本台風(台風19号)による暴風雨の影響で

荒川から推定5~6mに達する大量の水が浸入し、ここReds Landも大被害が出た。

この災害に対する支援活動に対するお礼とこれからのメッセージが記されていた。

そして浦和レッズから世界へ羽ばたいて行った原口元気選手、関根貴大選手の

メッセージボードも赤い棚の中に掲げられていた。

前述した浦和東ロータリークラブ主催の第25回フットサル大会の横断幕とフットサル場、

そして大会本部のテントとフットサル試合の風景。

広いReds Landの中程でランチ、飲み物販売をしていたキッチンカー。

お洒落な車が周囲に溶け込んで絵になりますネー!

サッカー以外にもテニススクールや野球も楽しそうにやっていた。

荒川の土手堤を颯爽と走るチャリンコの若者。

まるで印象派の絵でも見ているような光景でした。

 


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