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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

大利根カントリークラブ

2016-04-28 07:46:55 | ゴルフコース

茨城県板東市にある大利根カントリークラブは、

全国屈指の名門コースとして知られている。昭和34年9月1日に創立、

昭和35年8月にコースが完成し、昭和35年10月10日にオープン。

今年で開場56年を迎える。

昨年、全面改修を終えて、クラブハウスの姿を一新させた。

フロント、プロショップ洗面所とトイレ。

全体的にシックさと重厚さが更に増したような気がする。

大改修によって2階談話室に展示されていた各種カップ、

ペナントが1階のロッカー入口の所に移された。大利根C.Cは

設立発起人に元総理の佐藤栄作氏はじめ政治家のメンバーが

いたためか、「総理大臣杯」のコンペがあり、その立派なカップもこの中にある。

2階の談話室は逆にちょっと明るくカジュアルに模様変えされた様な気がする。

大利根C.C全体の航空写真。ここは東西36ホールあり、コース内に

公道は一本も入ってなく、東西アウトインコースの

最終ホールが全てクラブハウス前に帰ってくる。

今まで多くのゴルフ場に行ったが、この様な設計ができているコースは

ほとんど記憶に無い。

約半世紀の歴史を持つ真のチャンピオンコースでは過去多くの

プロのトーナメントが行われていた。1971年11月、

第4回日本女子オープンゴルフ選手権競技では樋口久子プロが優勝(西コース)

他にも1972年9月、第37回日本オープンゴルフ選手権。

2008年11月から開催のレクサス選手権。開場50周年の

2010年には第43回日本女子オープン選手権も開催された。

クラブハウスは伝統風格を漂わせる。今回の大改修で

さらに格式、そして洗練が織り込まれた空間が拡がった。

RC造の柱は杉板の打放しで増々味が出てきた様だ。

クラブハウスから東コースへ向かう途中に元安西浩理事長(元東京ガス会長)

の胸像がある。氏は当クラブの設立の代表発起人で他にも

佐藤栄作元総理、石井光次郎元衆議院議長、石坂泰三経団連会長、

根津嘉一郎東武鉄道社長そして施工した大木建設社長等々

その当時の政界財界トップの名が連なっている。

コースには広い敷地を利用して、豊富な設備を備えたドライビングレンジ練習場。

東西コースではアプローチ、バンカーの練習もできる。

大利根の優れた所は色々あるが、特に有名なのがベントグリーンで

日本でも屈指の2グリーンと言われている。

グリーンコンディションも表示されているがこの日はグリーンは遅目のできだった。

設計は名匠といわれた井上誠一氏(明治41年生)。氏の設計の

バックボーンには「自然とゴルフへの愛」があると言われている。

美しい松林でセパレートされた高低差わずか3Mのフラットコース。

松林や池、バンカーが戦略的に配置されたレイアウトで難易度が高い。

(コースレート東・西各々74.0)

参考に井上誠一が設計した他のコースは霞ヶ関カンツリー倶楽部西コース、

那須ゴルフ倶楽部、鷹之台カンツリー倶楽部、龍ヶ崎カントリー倶楽部、

日光カントリー倶楽部、武蔵カンツリークラブ豊岡コース

湘南カントリークラブ、茨城カンツリークラブ西コースとその名を挙げれば枚挙がない。

この名はほとんど日本の名門コースといわれているコースばかりだ。

東コースをホールアウトして見たクラブハウスとパッティンググリーン。

茨城県のコースは土質が良く芝生を売っているぐらいで最高のコンディション、

グリーンも前述のように最上級のパッティングクオリティを誇っている。

レストランラウンジもフィックスの大ウィンドに改修され東西18番グリーンを

見下ろせ、美しいベントが目に優しく入ってくる。

陽光が差し込むレストランで印象的なコースを眺めながらゆっくり寛げる

ゴルフは最高の時間だ。

レストランの壁には各種のクラブ競技チャンピオン名が貼ってある。

1988年のシニアチャンピオンに当社の会長が刻みこまれている。

他にグランドシニアチャンピオンも勝った。

大利根C.Cはスミダ工業のホームグランドである。

普段は当然撮ることができない改装となった脱衣室、風呂場を

ブログに載せる為、昼休みに入ってみた。お風呂場は今回の改修で大きく変わった。

東コースイン10番のティーグランドの横に白樺の由来と書かれた石碑が立っている。

しみじみ読んだことが無いので気に成る石碑だ。

 


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