関門橋は山口県下関市と北九州市門司区の間の関門海峡を
繋ぐ道路橋で昭和48年(1973年)11月14日に開通した。
開通時点では日本及び東洋最長の橋であった。全長は1068M、
路面幅26M、海面上141M(主塔)、最大支間幅712Mの吊り橋だ。
関門海峡は大型船舶も航行する重要船路であることから
桁下から海面まで61Mの高さを確保している。
昭和48年には土木学会田中賞(作品部門)を受賞している。
関門海峡には周辺約1.6Mの小さな島だが、有名な巌流島(船島)がある。
宮本武蔵と佐々木小次郎がこの島で決闘したのは
慶長17年(1612年)4月13日のことであった。
現在は海沿いの散歩道なども整備され、誰でも気軽に訪れることができる。
ここに行くには唐戸発と門司発で直行便線路があり、所要時間10分で行ける。
みもすそ川公園前に広がる海は関門海峡の一番狭まったところで
「早鞆の瀬戸」と言われ、潮の流れが速く、
潮流の変化が激しい海の難所。壇之浦古戦場を一望出来るこの場所は
「今ぞ知る 身もすそ川の 御ながれ 波の下にもみやこありとは」
(長門平家物語)という二位の辞世の歌から地名が生じたと
言われている。ここにあるのは義経・知盛の像だ。
この公園には幕末の攘夷戦で外国戦に砲撃した砲台跡もある。
武士の時代は明治4年(1871年)の廃藩置県までの約700年間続いたが
その終わりを招いた明治維新は、同じこの海峡で
勃発した馬関戦争を引き金に始まった。
ここでは100円で発射音と煙の演出が楽しめる。
下関市の対岸の門司の街。詳細は2014-1-20付ブログ、
門司、下関、雲仙の旅を是非参照してください。
カモンワーフと唐戸市場の間にある聖フランシスコ・ザビエルの
下関上陸記念碑。ザビエルは1550年、この地に上陸、
大内氏に布教が認められ、1586年に下関に教会堂が
建てられ布教活動の拠点となった。
下関はもちろん、北九州の食のプロも通う卸売市場「唐戸市場」。
小売も行なっており、一般の人も新鮮な食材を安く手に入れることができる。
残念ながら行った時間が午後2時を過ぎていたので
市場特有の賑わいは既に無かった。
こちらは唐戸市場の近くにある「カモンワーフ。」
レストランや関門の海産物、お土産品など多彩なショップが並ぶ
シーサイドモールだ。ボードウォークから関門海峡が一望できる。
下関の名物といったら「ふく」。ふくバーガーは是非一度賞味あれと薦められた。
領事館の建物としては、現存する最古の旧英国領事館。
明治39年に、建てられ平成26年7月にリニューアルオープンした。
この建物は国指定重要文化財になっている。
北九州空港は福岡県北九州市小倉南区と京都郡苅田町に
誇る人工島に位置する空港(海上空港)で平成18年に開港した。
運用時間は24時間でスターフライヤーが本空港を
ハブ空港(本拠地)と位置付けている。
2017年度の年間利用客数は前年度比17.2%増の164万4049人。
周辺には山口宇部空港、大分空港、福岡空港があり、
利用客の獲得競争が起きている。
空港内に大きく張り出されていた「ギラヴァンツ北九州」の横断幕。
当チームは福岡県北九州市をホームタウンとし
J3に所属している。創設は意外に古く昭和22年。
クラブカラーはイエロー。今年のテーマは「喝!克!勝!」だ。