1998年7月に開港した香港国際空港(チェクラップ国際空港)は
アジアを代表するハブ空港だ。1992年着任した香港総督
クリストファーパッテンは着任早々新空港建設を決定。
3800Mの平行滑走路2本、24時間空港を建設する為に
6年の歳月と200億ドルの巨費を費やした。
その結果、最も高価な空港としてギネス世界新記録に成った。
空港のターミナルを移動中に2009年香港で行われた
東アジア競技大会のメダルと聖火のトーチが展示してあるのを発見。パチリだ。
香港国際空港をベースにしているキャッセイパシフィック航空は
当空港に「ザウイング」と「ザピア」の2つのラウンジを運営している。
長時間の乗り継の際に退屈しない様に、ラウンジには
シャワーやバー(世界有数の長さを持つ)など様々な工夫がされてある。
空港周辺の海はまだ浚渫工事が行なわれている。
注目は今年10月23日に開通した港珠澳大橋(こうしゅおうおおはし)の
完成だ。中国広東省珠海市と香港新界離区ランタオ島
およびマカオ花地瑪堂区を結ぶ海上橋で、全長55㎞からなる
世界最長の海上橋だ。最後の写真は海ほたると同じ構造だ。2009年12月15日から着工し、
建設費は約1100億人民元(1兆6000億円)の巨費を投じた。
片道3車線(合計6車線)で今まで香港―マカオ間は
フェリー船だったが、この大橋が完成して約30分あまりに短縮、
これで地続きとなった。尚、道路は右側通行ルールが適用され
香港、マカオに到着後、走行調整運転方法の表示に従って
右側と左側通行の切り替えを行なう様だ。
飛行機から見た夕方の島々。実に美しい。又下の2枚はたった10分で
空が群青色から茜色に変わった感動の2枚だ。