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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編345~

2021-05-31 06:17:14 | 食~番外編(県外)

開化亭

神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1 岡田美術館別館

TEL 0460-87-3931

定休日 無休(美術館に準ずる)

https://www.okada-museum.com/facilities/restaurant_kaikatei/

昭和初期の日本家屋を改築した風流な飲食施設で2013年にオープンした。

明治の半ば、この地にあった外国人向けホテルの名に因んで開化亭と名付けられた。

岡田美術館隣りの坂のアプローチを登っていくとこの玄関に出る。

当店の建物は2棟に分かれていて広い廊下で結ばれている。

こちらは玄関に近い部屋でテーブルがコの字になって

それを囲むようになった風情のある造りだ。

私達がいただいたのは奥の棟の和室個室の部屋。

特に床の間のある掘りごたつの部屋の床の間は大きな掛軸の中がくり抜かれていて

隣りの空間が見える何か忍者部屋のような変わった部屋であった。

席は全部で43席もある。

これが当店のメニュー。

主にうどんがメインで変わった所では

地元の料理屋から特別に届けられるお弁当が用意されているとか。

その一つが箱根・塔ノ沢鯛ごはん懐石「瓔珞」企画展特別弁当2,100円と

おめで鯛ごはん弁当1,800円。

しかしこれは昨年12月から当面休止になっているらしい。

メニューの「名物」という2文字に負けて(温)豆アジ天うどん2,200円を注文した。

澄んだ出汁の中にやや平たいうどん。

具はアジの天ぷら2枚に水菜、花かつお、梅干、別の器に温玉。

それ以外に煮付けの小皿のサッパリ系のグッドレシピだ。

相方は(温)キノコうどん1,400円。

他のメニューも興味深いものがあり、お昼にはかっこうなお店だった。

ここ開化亭にはもう一つの売り、約15,000㎡の庭園がある。

ゆたかな自然林と滝や池などの水景が一体となった美しい空間が広がっていて

ガラス戸の向こうから四季折々の庭園を眺めながら食事を楽しむことができる。

90℃の源泉を数秒で冷却させる竹製の装置「湯雨竹(ゆめたけ)」。

加水をせずに温度を下げるため、泉質や鮮度を損なうことなく

源泉そのままを楽しむことができる。

牡丹の苗木を落雪や霜の被害から守るために藁で囲った姿を「わらぼっこ」と呼んでいる。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編344~

2021-05-28 06:25:17 | 食~番外編(県外)

【エクシブ箱根離宮での食事】

当箱根離宮には日本料理店(懐石割烹、寿司)、炭火鉄板焼、

イタリアンレストラン、中国料理などがある。

この日は日本料理の「華暦」の予約を取った。

この店に来るには庭園を見晴らす長い渡り廊下を歩いて入る。

このアプローチが素晴らしい。

この写真はPM5:00なので明るいが既に廊下や天井、渡り廊下の下にある

池のボール状の照明器具には光が灯されていた。

店内に入るとまたまた洒落た空間が現れる。

この店は全体的にガラス張りの中で四面ガラス張りの中庭の中に竹が茂り、

岩と苔で和の香りが日本料理店の空気を伝えてくる。

店内は和をベースにしたシンプルモダンの香りがする。

外の景色が独り占めの眺望も味わう美食空間が堪能でき、本当に贅沢な時が流れていた。

特にまだ明るい夕方から、夜の帳が下りる黄昏時はウットリしてしまう素晴らしさだった。

旬菜   雲子含め煮 菜の花 海老 唐墨 生湯葉 豆乳ソース

鮑と数の子の雲丹和え 鮑柔らか煮 数の子土佐漬け 軸三つ葉 くこの実

吸い物   西京白味噌仕立て 鰤一味焼 大根 人参 春菊 柚子

造り身   鮪 真鯛 富士山サーモン焼霜 ぼたん海老 山葵 紅蓼

煮物代わり   銀鱈と蕪の蒸し煮 梅麩 隠元豆 生姜 木の芽

中皿   黒毛和牛ローストビーフ 季節の野菜 ちしゃ味噌

八木下農園の柑橘と青森の林檎ソース

焜炉   河豚の小鍋仕立て 白菜 水菜 長葱 椎茸 ちり酢 薬味

御食事   御殿場産コシヒカリの梅ちりめん山椒御殿

小田原いいちみそ合せ仕立ての味噌汁 香の物

水菓子   料理長のお薦めデザート

四季折々の海の幸が匠の技とセンスで風情あるれる逸品に生まれ変わった日本料理を堪能。

行きに来た渡り廊下と全く顔を変えた夜の廊下を渡り、部屋に帰った。

日が変わって朝食タイムです。

場所は夕食会場の隣り、入口はライトが灯されていて何か夜の雰囲気だ。

夕食のガラス張り会場と風情が変わって壁は城壁のような石張り。

廊下のセンターには怪しげにブルーライトが光る中庭がある。

この中庭の池から水が流れ、昨晩紹介した渡り廊下の下にある池に流れ込んでいる。

かなり凝った作りだ。

朝食会場は夕食会場と違って個室部屋。

雰囲気が全く違ってその違いを楽しむ配慮を感じる。

部屋の中はご覧のようにかなり渋い。

これが朝食です。

日本の文化の粋を味わう寿司コーナーはこちらです。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編343~

2021-05-26 06:34:22 | 食~番外編(県外)

富士屋ホテルRESTAURANT Cascade (カスケード)

神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359

TEL 0460-82-2211

昼食 11:30~15:00(LO 14:00)、夕食 17:30~21:30(LO 20:00/予約制)

https://www.fujiyahotel.jp/meal/cascade/index.html

大正9年建築の旧宴会場「カスケード」を復元したレストラン。

約2年間の耐震補強及び改修工事を終えて142年目の創立記念日となる

2020年(昨年)7月15日にグランドオープンした。

華麗なステンドグラスや彫刻は竣工当時のままで

クラシックの雰囲気の中でランチタイムを楽しむことができた。

尚、座席は92席で個室はありません。

入口の所には皮貼りの重厚なメニューが置いてある。

クラシックランチはフルコースで7,260円。

ライスはビーフカレーかハヤシライス富士屋風が選べる。

これを見てもビーフカレー、ハヤシライスは当ホテルの売りなのがわかる。

CPはかなり高めのレベルだが、華やかな時代に想いを馳せながら

歴代料理長により生み出された往年の洋食を堪能できる。

このレストランにも見せ皿が置いてあった。

淡い濃紺色と白のシンプルカラー皿だが、

よく見ると富士山と芦ノ湖が描かれたこだわりのデザインなのがわかる。

今回当ホテルの名物カレーライス系をオーダーしたら

6種の薬味が入った箱根の寄木造りの器で出てきた。

オー、お洒落!センスがいい!

薬味も器で高級に見えてくるから不思議だ。

因みに6種の薬味は上段左から福神漬、マンゴーチャツネ、ドライオニオン。

下段左かららっきょう、ピクルス、ココナッツ。

サフランライスの海の幸取合せカレー4,356円。

金額が細かいが消費税とサービス料が含まれている。

こちらは名物のビーフカレー3,872円。

美味しいのは重々わかるが、カレーに関してはあまり極めていないので、

その美味しさの奥にあるものはよくわからない。

これにランチセットC・2,299円を加えると本日のスープポタージュとサラダとコーヒーが付く。

このポタージュは絶品でしたヨ。

今回カスケードルームをカスケードウイングに新築した理由の一つに

ホテルのバックヤードの充実があるとのこと。

その一端がこの一枚からうかがうことができる。

これによって一層質の高いサービス提供が可能になった。

以前のカスケードルームは天井が格天井だったらしいが、

今回は工夫して格天井もどきになっているが、これまた味があってとても良いですネ。

又、欄間の彫刻には箱根の風景や江戸時代の東海道を旅している様子などが描かれており、

1枚1枚物語が秘められている。

奥の正面の壁には左官で仕上げられた人の温もりを感じられる

珪藻土?の芸術品が優しく語りかけてきた。

これを見て谷川温泉の仙寿庵を思い出してしまった。

さすが歴史を誇る富士屋ホテル。

残された古い写真が一角に飾られていた。

大正11年、昭和8年、昭和11年撮影の集合写真は、その時代を生きた人々が写されている。

又、天井高がすごく高いキッチンの写真は

圧倒的に富士屋ホテルキュイジーヌの歴史を訴えかけてくる。

こちらが昨年完成した4階建のカスケードウイングの外観。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編330~

2021-02-05 06:32:44 | 食~番外編(県外)

仙令鮨

仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅3F

TEL 022-214-6180

定休日 無休

営業時間 10:00~22:30(LO 22:00)

一仕事を終え、仙台城跡を散策して帰路につく前に若干小腹が空いたので

仙台駅構内のすし通りに戻り寄り道をしてみた。

たまたま通路を歩いていると牛たんの利久の年配女性から話しかけられ、

すし屋さんでオススメの店を聞いた所、当店に行きなさいと言われた。

当店は以前は北辰鮨という店だったとか。

ご覧のように当店はカウンター席(約10席)のみで、しかも立ち食い鮨屋さん。

確かに小腹を満足させるにはぴったりの店だ。

この方が若いがテキパキして感じの良い店長さん。

仙台で牛たん通りがあるのはわかるが、なぜすし通りなのか?

それは宮城県が世界三大漁場と呼ばれる恵まれた漁場を持つこと、

又、日本屈指の漁港があること。

故に新鮮なネタが手に入ること。

そして宮城は米どころの為おいしいシャリが作れることから、寿司がオススメなのだそうだ。

隣の席で若い女性が美味しそうにお寿司をほうばっていたので

「旅行で来られたのですか?」と聞いたら、

「以前仙台に住んでいて、ここのお寿司が懐かしくて食べに来た」とのこと。

旅先でのこんな小さな会話も楽しくなりますよネ!

これが当店のおしながき。

1貫80円のが2種、120円が5種。

いかは真いか、生げそ、いかみみと3種ある。

160円はぐっと増えて9種もある。

ずわいがに、なめろうは珍しい。

220円になると本格的鮨種が11種も。ばくらいは何?

あいなめ、しまあじ…いいですネー。

350円クラスになると高級魚がでてくる。

本鮪の頭肉とほほ肉、金目鯛もここだ。

430円はあわびに中とろ、一番高値の550円は皮はぎの肝のせ、

きんき炙り、生うに、ぼたん海老…旨そうー。

尚、手巻きは120円と220円の2ランクだ。

店長一押しの本日の3貫セット。

とろ中おち、さわら、そい 550円。

当店はシャリもこだわって国産米100%(山形県産ほえぬきと青森県産まっしぐら)を使用。

さわら、そいはいかにも地元産をチョイスといった感じだ。

とろの中おちは軍艦巻きだ。

握りは小さめで3貫あっという間にペロリだ。

やはり酢飯は別腹だ。

ここからお好みのきんき炙り。

あまり鮨種で食べたことのない漁師料理あじのなめろう軍艦巻き。

最後に大好物の〆鯖。

ここのは身の色が若干赤みを帯びていてちょっと鯖らしく見えない。

 

 

 

今回はランチはご当地名物の牛たんにしたが、仙令鮨をいただいて寿司も大有りだナと感じた。

とにかく安くて旨い。

次回仙台に来る機会があったら、牛たんの誘惑を振り切って寿し店へ。

もう一度、仙令鮨で腹いっぱい仙台寿しを味わってみたい。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編329~

2021-02-03 06:33:14 | 食~番外編(県外)

たんや 善治郎 牛たん通り店

仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅構内3F

TEL 022-722-5081

定休日 無休

営業時間 11:00~21:00(LO)

https://www.tanya-zenjirou.jp/

今迄、牛たん通りの「利久」・「伊達」・「喜助」は行ったので

今回は宮城県内でしか味わえない「善治郎」さんにおじゃましました。

「たんや善治郎」は昭和61年8月創立と比較的若い店で仙台市内に5店舗(本店・仙台駅前)、

宮城県内で4店舗展開している。

当店は2010年3月にオープンした。

因みに牛たん発祥の地、仙台市内には牛たん店が100軒以上あるそうだ。

店内は見た目より広く3つにゾーニングされ全部で26席ある。

仙台しか味わえない昔ながらの牛たんを受け継ぎ、

全ての仕込みは職人の手で行い、その技で味を出している。

店内には立派なみやげ物コーナーがある。

そして持ち帰りの牛たん弁当も取り扱っている。

但し、注文をしてから3時間以上と時間を要する。

厨房の裏側とキビキビと働いていた女性店員の背中をパチリ。

牛たんにはみそ味、しょうゆ味があるそうだが、

塩焼が絶対に旨い、そんな想いで店を出したそうだ。

これがたんや善治郎のメニュー。

牛たんは1枚3切の単位で表示している。

牛たんメニューの中にはシチュー、カレーなどもある。

そしてなぜかくじらのメニューも多い。

たんや善治郎のこだわりは大きく3つある。

①粉挽き塩を手振りしまろやかな旨みを引き出す。

②職人の腕の見せどころ、強火で一気に焼く。

③職人が手切りするため分厚いのにさくっとした食感を味わえる。

牛たん定食 3枚6切 1,550円(税別)

仙台以外で牛たんを何回か食べたが、全て期待が裏切られはずれが続いた。

しかし本場での当店の味はいくつものこだわりの通り、やはり旨い。

味が全然違う。

どうやら人に聞いた所、職人さんの焼く腕の違いが牛たん料理にはでるようだ。

牛たん定食の定番はテールスープに麦めし。

そしてとろろかサラダが選べる。

何の疑問もなくとろろを選択。

これが麦めしに合うんだナー。

そして主役の牛たん焼きに匹敵するのがテールスープ。

このネギがスープの味にフィットして美味しいんだナー。

相方は若くてガタイが良いのでボリューム満点の善治郎定食2,400円(税別)をチョイス。

これは牛たん塩焼き以外に牛たんつくね、牛たんソーセージ、そしてゆでたんが付いている。

麦めしのお替わりは一回サービスということで、お替わりもしていた。

牛たんと麦めしの組合せは最強だ。

せっかく仙台まで来たのでもう一品「たん辛味ネギ和え」380円(税別)を追加してみた。

ほぐし牛たんをキムチっぽい味のネギと和えたものでちょっと辛かったかなー?


浦和エリア旨い店シリーズ~番外編325~

2020-12-18 06:24:34 | 食~番外編(県外)

広東名菜点心飲茶 菜香新館

横浜市中区山下町192(横浜中華街上海路)

TEL 045-664-3155

定休日 第2火曜日(祝日と8月12月は営業)

http://www.saikoh-shinkan.com/

横浜中華街の上海路には春節で飾り付けされたいかにも中華の提灯が

秋になってもそのまま飾られていた。これは新型コロナに感染しないよう

念を込めて飾り続けているとの事だ。本当に今年は大変な歳に成ってしまった。

菜香は戦後間もない横浜の地に始まった。

中国広東省出身の創業者夫妻がつくる温かな広東家庭料理の味が評判になり、

やがて行列のできる繁盛店となった。創業者夫妻の味を受け継ぐ一方、

広東料理・香港料理にその神髄を求め、かつ「温故創新」をモットーに

「飲茶」を紹介するなど菜香新館は1988年5月から広東料理の奥深さを届けている。

そして2017年10月のトリップアドバイザー横浜市のレストラン13,724件中第3位の超人気店となった。

店頭路上には種々のPR看板が出ていた。

新名物チャーシューメロンパン 10%OFF 205円。

今、流行のテイクアウト&デリバリー商品1コース+4ボックスメニュー。

そして2020年10月下旬~12月 上海蟹フェア

「菊花蟹肥」菊の花が咲く頃に蟹が肥える。

これがグランドメニューの一部 点心。

当店のおすすめは干し貝柱入り、那須郡司豚の手包みしゅうまい。

そして季節のおすすめ点心が干し豆腐入り小松菜ぎょうざ 2個490円。

どれもこれも皆、美味しそうなものばかりだ。

入口を入るとクロークカウンターの前におみあげ物コーナーがある。

食後グループの皆さんはここで大量のおみあげを買い上げていた。

お店の人に当店の一番人気を聞いたら「菜香明蝦巻」元祖海老のウエハース巻き揚げ 6本入り1590円。

帰りにこれを買ったが、これはオススメ。噛むほどにエビのうまみが引き立つ一品で

なる程オススメの商品だけの価値がある。

当店は多彩な料理をゆったりとした空間で味わえるのが魅力の大型店で

カジュアル、シック、和空間、モダンチャイニーズと各階ごとにテーマのある

店内は軽い食事から宴会まで幅広く利用できる。

この1階の飲茶フロアは香港さながらの雰囲気が漂い、専門厨師の技を

見ながら50種以上の飲食メニューが味わえる。

5階にあるティーラウンジ「清芳春」には30種類の厳選された中国茶と

オリジナルスイーツを楽しむことができる。

尚、当店の席数は1階72席、2階が128席、3階が130席、

5階が100席と24席、全部で454席もある。

それでは5階の個室宴会場で昼食スタート。

このフロアのテーマは「東洋と西洋の出会い」

テーブルナプキンもフレンチ料理のようにお洒落。

中華料理コースの前菜4品。

当店は本場香港の味をモットーに、どこの店にもなく

しかも日本の方にも喜んでいただけるような逸品をリーズナブルに提供している。

いきなり本日のメインイベント「紅焼大排翅」ふかひれの姿煮の登場。

ふかひれはとても繊細な食べ物で機械などで加工してしまうと繊維が切れてしまったり

形が崩れてしまうが、当店のは美しく仕上がっており深みのある甘辛ソースと絡んで

素晴しい逸品となっていた。この繊細さを味わう為、会場内は暫し沈黙が続いた。

途中からは香酢をかけ違った味を楽しむことができる。

続いて中華料理のもう片方の横綱、北京ダックが出てきた。

北京ダックの皮を中華包丁で切るデモンストレーションを目前で行ない、

その身はどうするのか尋ねたら、処分してしまうとの事。

それではこのダックは浮かばれないのではと、つまらぬことを考えてしまった。

個人的には中華の高級料理といわれているわりには北京ダックはそんなに旨いと思っていないが

当店のはかなりいけていた。巻くのもお店の人がやってくれて見た目に美しい出来栄えだ。

〆は帆立と蟹の爪のヌードル。

麺は幅広麺で上品な味がし、これ旨かったなー。

デザートはレモンのせのマンゴープリン。

 

これで豪華ランチは終了したが、菜香新館さんは数ある横浜中華街の

中華料理店の中でもとりわけ評判が高いとの話だ。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編319~

2020-10-30 06:26:59 | 食~番外編(県外)

貴美の浜焼き

静岡県熱海市和田浜南町9-24

TEL 0557-82-7505

定休日 元旦を除き年中無休

営業時間 10:30~19:30 (ラストオーダー 19:00)

http://kiminohamayaki.com/

熱海湾ロープウェイ乗り場正面、熱海後楽園前バス停向かいにある熱海裕海丸漁師直営の浜焼き中心の店だ。

席は小上りのお座敷とテーブル席。

それぞれビニールシートとアクリル板でコロナ対策をしっかり取っている。

壁には漁師直営店だけに大漁旗をディスプレーして雰囲気を盛り上げている。

ここはお店全体がオープンエアなのでコロナも安心。

これも売りにしているとは変な感じ・・・。

厳選された魚介類、特に熱海産のサザエなど毎日生簀に入れているとか。

これだけでも新鮮度のアピールがあります。

オープンエアな店頭にはいかにも漁師の手書きといったメニュー看板が出ている。

店長のイチオシは活貝と丼がセットになったお得なメニュー

A(1,980円)、B(2,380円)、C(2,980円)がある。

因みにご当地高級魚の金目鯛は1,190円だ。

それともう一つ本日のオススメが数量限定の伊勢海老で、これは時価だそうだ。

海なし県の埼玉ではこんな浜焼き専門店のお店はないので何かの参考にと、

お店の写真付メニューを皆撮ってアップしました。

ちょっと字が小さいのでお値段は見えないかな?

さらに当店のスペシャルメニュー。

上質な生牡蠣をそのまま焼いたガンガン焼き、限定10食、約1kg、7~8ヶ、1,980円。

そして当店の素晴らしいラインアップのおすすめ品メニュー、

当日の活貝セットメニュー3点、最後に食べるべき1品活貝焼きセット。

あー、ゆっくりとアルコールを飲みながら腹一杯食べたかったナー。

豪快に焼く浜焼きスタイルは、ジューという音に見て良し、聞いて良し、食べて良しの

三点盛りで楽しめるここは浜焼きワンダーランド。

今回は幹事さんの統一オーダーで酒蒸しハマグリ、あじフライ、

帆立焼き、アワビ料理、ミニ三色丼(810円)。

いやー、浜焼きは豪快で魚介は新鮮、リラックスの中でこのお昼は最高でした。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編318~

2020-10-27 06:27:14 | 食~番外編(県外)

ATAMI  せかいえの食事

厳選された旬の食材を使い丁寧につくられた本格的日本料理を提供している「日本料理つくし」。

伝統の技法とモダンの融合で新しい日本料理が楽しめる。

ATAMI  せかいえは大型ホテルではないので、この日は我々12名が一番広い部屋コーナーとなった。

他は個人対象ばかりのコーナーだった。

(夕食の部)

先付 松茸フライ、焼き蛤、里芋照り焼き、酢橘

お椀 澄まし仕立て、帆立真丈、金時草柚子

造り 本鮪、平目、勘八、あしらい彩々

組肴 金目鯛の飯蒸しからすみ、鱧焼霜梅肉和え、胡瓜胡麻風味梅酢ジュレ掛け、

蓮根饅頭、銀杏、鼈甲飴、柿酢和え、ほっき貝、小かぶ

(ここから2枚ボケてしまって申し訳ありません。)

合鴨ロース、葱スープ煮、菊花の浸し、山えのき、とんぶり

強肴 黒毛和牛ときのこの小鍋仕立て、平茸、しめじ、舞茸、かきのき茸、三つ葉、柚子

食事 鰆の御飯釜炊き、胡麻、葱、茶漬け出汁、あられ、海苔、山葵

香の物、レタス、長芋たまり漬け

水菓子 無花果、梨、ぶどうアイス、ヨーグルトムース

甘味 かりんとう饅頭

 

 

 

この日の献立「長月」を食しての感想は一言で言うと温かい心がこもっていた料理だった。

夏からのGoToトラベル3ヶ所のホテル・旅館のお食事をブログにアップさせていただきましたが、

当然それぞれ特色・個性があるが、料理長のハートが伝わってきたのはここだった。

見た目の美しさは谷川温泉・仙寿庵は素晴らしかった。

素朴でファミリー向けは裏磐梯高原ホテル。

ここ、せかいえは旬の食材の大胆な活かし方、素材の持つ能力の引き出し方、

そんな所に日本料理の可能性を強く感じた。

 

 

 

(朝食の部)

林檎とオレンジのミックスジュース、ヨーグルト、蜂蜜

サラダ 野菜盛り合わせ(レタス、蓮芋、茗荷、水菜、サラダ菜、牛蒡の素揚げ)

このサラダの発想は独創的で自由さを感じる。

1つは通常のドレッシング掛け。

このドレッシングがまた個性的で美味しかった。

もう1つはサラダを土鍋に入れ温野菜へ。

こちらは和風化して旨い。

小鍋(鰹と鶏ガラ出汁の小鍋で鶏もも肉、豆腐、梅干しが入っている)の向こうには

朝日を浴びた個室コーナーが眩しい。

本日の焼き魚を中心に小鉢料理全部。

冬瓜とベーコンのひじき餡掛け

法蓮草と舞茸の梅香浸し 糸賀喜

鮪の山掛け

茄子田舎煮

留椀として、けんちん汁と香の物

ごはんは新潟県産コシヒカリ釜炊き

水菓子 ひとくちフルーツ(パインアップル、キウイ、グレープフルーツ、ヨーグルト、蜂蜜)

朝食も夕食に続いて素晴らしい。

全体的なバランスとリズム。

特に自分的にはサラダの野菜盛り合わせから小鍋に変化するところがダイナミックさを感じた。

ATAMI  せかいえ「つくし」の山口和久料理長は仕事が丁寧で大した腕の持ち主だと思う。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編316~

2020-10-13 06:33:35 | 食~番外編(県外)

ラーメンと餃子の旨い店 馬鹿旨

群馬県沼田市久屋原町25-1

TEL 0278-24-3751

定休日 水曜日、第1火曜日

駐車場 50台

国道120号線沿い、別名ロマンチック街道、更に上州沼田とんかつ街道沿い、

そして関越自動車道沼田ICから約2kmの所に沼田の超人気店「馬鹿旨」さんがある。

お店の外観は中華屋さんらしくなく、ちょっとロマンチック系の素敵なお店だ。

駐車場はなんと50台もあるが、これが満車になってしまうというからその人気振りがわかる。

当店はローサイド店なので黄色地に赤文字という目立つ看板ですぐわかる。

それにしても店名がいいですネー。

馬鹿旨(ばかうま)とはそのものズバリで一度目にしたら忘れられない。

さらに一度食べたらリピーターになってしまう。

この自信に満ちた店名は誰が考えたのか。

素晴らしいインパクトだ。

店の前に居る人達は皆ウエイティング客です。

店内でノートに名前を書いてあるので外で呼ばれるのを待っている。

こんなのんびりしていて、のどかなウエイティング風景は地方都市ならではのような気がする。

これで約40分待ちだった。

これが満員の店内風景。

テーブル4人席が5卓、6人用の円卓1つ、カウンター席3席、

座敷席テーブル4人用3卓+個室があり全部で43席だそうだ。

これは大型店だ。

これに対応しているお店のスタッフは男性コック3名と厨房内1名、接客ウエイターが5名。

テキパキと対応していたのが印象的だった。

これが馬鹿旨さんのメニュー。

まず当店の人気ベスト5ランキング。

第1位はトマトラーメン890円、第2位は酸辣(サンラー)トマトラーメン890円、

第3位は豚塩カレーラーメン890円、第4位は広東ラーメン890円、第5位は担担トマトラーメン890円だ。

そしてなぜか全部890円だ。

これを見ても当店の売りはトマトラーメンだということがわかる。

それと当店のもう1つの売り、焼餃子は6個で430円だ。

次に来た時にトライという表現は使いずらい距離感だが、他に気に成ったメニューは

サンマーメン、カキうま煮ラーメン、そして外せないのがやはりチャーハンだ。

因みに当店ではオリジナリティに富んだメニューの開発に力を入れているそうだ。

特に地域に根ざした食材、国産食材を中心に安心安全で美味しい料理を

リーズナブルな価格で提供することを心掛けているとの事だ。

沼田名物トマトラーメンはマストということで迷わず注文。

これが注目のトマトラーメンだ。

新鮮なトマトをふんだんに使い、ふわふわの卵でとじた中華とイタリアンのコラボレーション。

もはやラーメンのようなパスタのような正に中華とイタリアンの良いとこどりのレシピだ。

食した印象は最初は「ヘィ!?」次に「ラーメンとしては変わっているけど旨いゾ!」

「どこかで似た味に出会っているナ?」「そうだ、サムシングの真夜中のスパゲッティだ!!」

焼餃子は普通脇役の料理だが、ここのはひょっとしてトマトラーメンを押さえて東の横綱かもしれない。

この焦げた味が他店には無いすごいインパクトがあり、旨さにつながっていた。

一緒に食べた全員がここの餃子すごく美味しいと力説していた。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編315~

2020-10-10 06:27:21 | 食~番外編(県外)

別邸・仙寿庵のお食事

群馬県利根郡みなかみ町谷川614

TEL 0278-20-4141

 

 

 

さすが、旅行業界のアカデミー賞、

ワールド・ラグジュアリーホテル・アワード2016を受賞した旅館だけのことはある。

すべてにおいて本物の5つの要素のうち

Cuisine(質の高い料理)、Caurtesy(心のこもったおもてなし)、

Charm(洗練された魅力あるスペース)、そしてCalm(落ち着きやリラックスできる場所)を

謳い文句にしていることだけのことがあった。

 

 

 

(夕食の部)

当庵は食事処「乍茶屋(ながらちゃや)」で朝・夕をとるやり方だ。

意匠に素晴らしい和モダンの廊下を渡り、季節を感じるススキの飾りを見ながら各部屋に案内される。

たった3人なのにこの広い、しかも様々な所に工夫が施されている和室で大名気分の夕食。

(詳細内容は前ブログに記載)

この部屋で独占した中庭もライトアップされ、より幽玄の世界へと導かれる。

この日の献立は「仲秋のお月見 芋名月から東栗名月へ」。

この様な旅館には総料理長が指揮監督しているのが普通だが、

聞く所によると当庵は総料理長のいない調理部で合議制で料理をしているようだ。

因みにこの日は5人の料理人で作っているとか。

食前酒 中身の内容説明を受けたが忘れた。

それよりも切子グラスが美しい。

前菜 海老菊花寿司、菊菜と占地茸の浸し、

金目鯛粕漬け焼き、石川小芋衣かつぎ、枝豆。

ご当地、沼田を中心とした地域の特産は天狗印枝豆「味緑」。

築地市場で高い評価を受け、高級ブランド枝豆として有名。

他にも素材を活かしたレベルの高い前菜が並んでいた。

お造り 本日のおすすめ鮮魚、地産ギンヒカリ。

つま、あしらい。

ギンヒカリは群馬のブランドニジマスで確かに旨みと甘みが際立っていた。

御椀 満月玉子豆腐、甘鯛、谷川茸、三度豆、口柚子。

当庵は有機・無農薬栽培の野菜など四季それぞれの旬の食材を大切にしている。

料理もさることながら御椀の器も素晴らしい。

焼物 奉書焼き、鱸薄塩、松茸、銀杏、割酢、酢橘。

単純な焼物ではなく奉書焼きとは調理部も攻めてきたという印象を持った。

薯蕷揚げ饅頭 里芋、かしわそぼろ、榎茸、鼈甲餡かけ、絹さや。

このあんかけ饅頭は自分の好きな料理。

あまりごてごてせず、シンプルなのがかえって新鮮だ。

絹さやの包丁さばきを見ても神経が細かく調理している。

強肴 上州増田牛、マロンソース仕立て。

今一トリュフの良さが調理できてない自分だが、

その下に隠されているマロンソースと牛の組合せは調理部の挑戦心を感じる。

これは絶品だった。

舞茸御飯と止椀のちぎりっこ汁。

自家製漬け物がまた素晴らしい。

ビジュアル的にも美しい。

因みにちぎりっこ汁とは群馬の郷土料理で一種のすいとん汁。

甘味 求肥巻、金時芋、梨のコンポート、りんごと梨のシャーベット。

器といい、葉の飾り物といい、最後に美しさで締めたと思わず感激した。

 

 

 

(朝食の部)

朝食会場は夕食会場と同じ。

昼間なので中庭の様子がよくわかる。

ライトアップで栗のイガが幾つか落ちていたが、意外に大きな栗の樹が中庭に生えていた。

お洒落な木台とグラス。

朝食のドリンクとして3種の説明を受けたが、これも忘れた。

右端のグラスはヨーグルトだったかな?

真ん中のグラスはブルーベリー。

新鮮な地元産の野菜サラダ、ドレッシングがとりわけ美味しかったのを覚えている。

この4つの小鉢の説明も日本語がとても流暢なベトナム人女性からあったが、どれかが鯉料理。

水上だけの特産きのこ料理だけ記憶しているが、あとは忘れた。

あゆの一夜干し、だし巻き卵に昆布の佃煮。

小さなあゆで姿が美しい。

のりをここまでするのかと思ってしまう三国家の木箱。

箱の中には、のりを乾燥させる為の炭を炊いていた。

すごいこだわりだ。

油揚げになめこと三つ葉のお味噌汁。

このお椀の柄も素晴らしいものだ。

これが朝食の全部メニュー。

ごはんも地元のみなかみブランド米を使っているとか。

わらび餅とコーヒー、紅茶、緑茶セレクトの緑茶でフィニッシュ。

結構でございました。