語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  過酷が終わった2日目

2008-08-22 00:45:38 | シェフの夏休み
ソフトボール日本金メダルおめでとう!!よーし僕も頑張るぞ!!


接岨峡温泉15:09発千頭行きの列車は、往きと同じように空いていた。
息子は、疲れているはずだと思ったが、列車の連結部分が見える窓から顔を出して眺めている。
列車から列車へは移動できない車両なので、いちばん前(または後ろ)は、バスの後部座席のようになっている。
写真にとってくれば分かりやすかったのに・・・・。
僕も一緒になって、しばらく見ていたが、今度は
走っている列車の窓から外を・・と言うか、
進行方向に向かって、親子で顔を出した。そんなに早くない列車でもけっこう風を受ける。
僕らは、トンネルに入るたびに「ブタが寝るからトンネル!!」と歌いながら・・・
またある時は、「今ブタ、何匹寝てた?」「10匹!!」などと言い合いながら、風を受け続けた。
電車の窓から顔を出すのがこんなに楽しいとは・・・。
列車は、アプト式区間を通り、時間通り16:18千頭駅到着。


  

   
             
アプト式鉄道の連結器

僕たちの乗るべき16:32発金谷行きは、もうホームに停車していた。
いまや地方では当たり前のワンマン電車だ。僕たちは、お約束の先頭車両に乗った。
ただ、僕も初めての経験だったのだが、電車に乗るときにドアの横にある(車内)発券機から整理券を取り、
降りる駅が近づいたら、先頭車両に行き、乗った駅の下に表示されている料金を料金箱に入れる。
こんなシステムになっている。バスによくあるシステムですよね。
でも、慣れない人もいて、途中の駅で降りた女性客がホームでうろうろしていると、
なんと、運転士さんが走って行き、整理券を見てお金をもらって、料金箱のところで両替して料金を入れると
お釣りを持って、女性客の所まで行って、戻ってくるとドアを閉め運転席に座ると電車を発車させた。
す・す・すごい。感動した。できないじゃない。やるんだ。
 

     
           
これが料金表。ね、バスみたいでしょう。


妻は冷房の効いた車内でうとうとしている。
さすがの僕も少し疲れた。しかし彼は違う。
「ねぇ、前に行こうよ。」
「1人で行きなさい、ここから見てるから。」
そういうと、普段慎重な彼の割にはすんなりと運転席を見に前に行った。
この電車は、運転士さんがすぐに出られるように、ドアで仕切ってるのではなく、横棒一本?
都電みたいな感じかな?そんな訳で、運転している所は子供でもよーく見える。
結局、金谷駅で降りるまで見てました。
いちばん前に座っていた家族にも、子供が2人いてさっそく友達になっていました。
そのお母さんにも熱心に、東武線や常磐線のことを話していました。
きっと彼は、ドイツのイプフォーフェンでも東武線や常磐線のことを話すのでしょう。
 

    
    
 千頭駅からの電車                    運転席を熱心に見る息子 右下に見えるのが料金箱

金谷駅で、お友達になった家族と電車に、決まりどおりバイバイすると、
改札をぬけ、記念に切符をもらい、駐車場の車へと向かった。


 
  
ばいばい、またいつか・・・

今日の晩ご飯は・・・・もちろんジョイフルだ!!と言う事で全員一致した。
ジョイフルには、山口さんはいなかったけど、珍しくとにかくいっぱい食べた。
妻も息子もよく食べた。息子は、「ドリンクバー」も初体験した。
(ジョイフルについては、「富士霊園経由でホテルルートインへ行こう。その2?」参照)

長い長い1日が終わった。とにかく、お疲れさま。みんな本当に良く頑張りました。
でも、目を閉じるとあの美しい景色が、今でもよみがえります。

という訳で、3日目は・・・・河原でバーベーキューだ。








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