~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/11/14(水)ヤマダ電機跡地について思うこと

2018年11月14日 | はんなん話
13日(火)付けの朝刊記事。


先週の産経新聞の記事以来、
テレビやネットニュースで報道されるたびに、
市民の方から、
「市長、大丈夫なん?」
「早く売れればいいのに、どうなってるん?」という声が寄せられます。

私も含めた市民の多くの方は、
ヤマダ電機跡の建物を見るのも、そばを通るのもイヤ、という気持ちがあります。
24時間、365日考えているわけではありませんが、
うっかり前を通ったり、
話題に上ったりすると、
「早く、考えなくてすむ日が来てほしい」と思うのです。

「なぜ、売れないのか?」を考えると、
「そもそも、なんで、あの建物をあの値段で買ったの?」という疑問になり、
解決しない問答になるので、がまんしているのに、
今回のような形で報道されると、
封印していた気持ちが吹き出してきます。

今回の訴訟は、
●市民に利益のない建物が立つ借地に、毎日9万円が支払われていること

●そのことが、財政逼迫の一因でもあるのに、それが解決していない状況で財政改革として、市民生活へのしわ寄せが提案されていること

●市民には、売却のために市がどんな動きをしているのか、見えないこと

から、必然的に起こった訴訟だと感じました。

市が、ヤマダ電機跡の建物の売却を表明したのは、
私が議員になる前の、
平成29年7月31日の、子育て拠点整備特別委員会で、です。

市長就任から9ヶ月も経っていたわけですが、市長就任から7月までの間には、

子育て拠点整備のためのプロジェクトチームの立ち上げ、会議での検討

地域ごとにワークショップを開催

地権者と市が交わしている契約があり、転売が難しく、子育て拠点として使わざるを得ないという判断からの提案(中間とりまとめ案)

ワークショップ後に開かれたタウンミーティングで、市民から反対意見多数

議会からの「ヤマダ電機跡の建物を子育て拠点として使わない」という申し入れを市として受諾

という経緯があり、
売却を決めたわけです。

売却にあたっては、



表のような検討がされたとのことです。

新聞記事や、
来週の月曜に予定されている、
総務事業水道常任委員会に出されている案件によれば、
委員会で再々議員から意見が出されていたのに値下げすることのなかった売却価格を、
半分以下に下げての入札になるとのことです。

個人的には、
もともと、市の基準で算定した、
4億もの売却価格は、
どうしても納得いかなかったので、
半分くらいで市場価格だろうという感覚はあります。

あとは、
●約3億8000万で買った建物を、半分以下で売却した2億何千万かの差額をどう補填するのか
➡企業が入り、税収入が見込まれるとすれば、どのくらいの増収になるのか

●市民は、今回も、新聞報道からさまざまな情報を得た。市民への情報提供、市民からの意見収集について、どう考えているのか
➡売却に向けての動きは、市民の関心の高いこともあり、ていねいな情報提供をしてほしい。もちろん、議員にも。

●今回の訴訟に関して、また、財政の状況、今後の展望などについて、市民と状況を共有するための会を持てないか
➡市民を信頼し、現状をしっかり共有することが大切だと思うので、ぜひ実現させましょう。

まずは、
この跡地問題を、
これで解決する!という、
市の本気を感じたいです。

















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