1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

鳥の巣

2012年05月30日 | Weblog
我が家の軒下に今年も鳥が巣を作りました。
玄関の上とベランダの上、とふたつあります。
どちらもツバメの巣だと思っていたら、ひとつはスズメが出てきたように見えたのでスズメの巣なのかも。
朝は餌やりに忙しいようで、鳴き声がとてもにぎやかです。
ヒナが元気に育ってくれますように。
うちの近所、もともと鳥が(名前もわからないような不思議な鳥も)たくさんいるんです。
静かで平和だからかな。天敵がいないのかもしれません。
私は手乗り文鳥が飼いたいです。シナモン色の。懐いたらかわいいだろうな。

さて、自動車税の納税時期ですね。
この頃ちょうど車検がきれるので、2年ごとに大出費です。
もし車を買い替えるなら、5月・6月は避けようと思います。学費の支払いもあるし。
いつもぐずぐずしていて車検満了日ぎりぎりになって慌てています。
持ち込める日も限られてるので、思い切って今日出してきました。

まず見積もりをしてから、というシステムだそうなので、予約した時間に行って見積もり結果が出るまで店内でしばし待ち時間を過ごしました。
有料だったけれどマッサージチェア(フットマッサージ付きの!)があったので、10分100円を2回堪能しました。
あと30分くらいやってもよかったなー。
1時間以上待たされたので、待合室にあった金田一少年の事件簿を2巻読みました。
3巻目に手を出そうとしたら、3・4がなくて次が5巻だった。
謎解きが気になるのに話が中途半端で終わって無念・・・。
仕方なく5巻から読んだら新しい事件が起こってしまっていて、なんとか物語に入り込んだところで見積もりが完了。
これも途中で終わって無念でした。

車検はいろいろ含めて10万ちょっとらしいです。
これに自動車税が4万弱。
痛い。
でも車は必要なので仕方ないですね。

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トライ・アンド・エラー

2012年05月28日 | Weblog
昨日は発表会のリハーサルでした。
このリハーサルのあとは、毎年同じような内容の投稿をしていると思います。

うまくいかなかった

本番まで気持ちを入れ替えてがんばろう

来年はもっと早く準備しよう

毎年これを繰り返しているということは、ちっとも学習していないってことですね。
実際そうなんですが。

他のみなさんはとても上手でした。
曲を聴いていると、自分が弾いた頃のことが鮮やかによみがえってきて、なかなかに感慨深いものです。

ジプシー奇想曲は、学生の頃憧れていた(いや、いまでも憧れています)方の演奏が強く印象に残っている曲です。
私は、彼女がコンサートミストレスを務めていたマンドリンオケに参加していました。
当時の演奏会は3部構成で、2部が彼女の独奏、ときには小編成などのステージでした。
それがもう楽しみで。
私と彼女は1学年しか違わなかったんですが、まさに雲の上の存在でした。
何を弾いても素晴らしかったな。
あれほどまでに感動する独奏は、それ以来聴いていないです。
自分がジプシー奇想曲を弾いたときはとてもうれしかったけれど、あの演奏とは、ほど遠いものでした。
ともあれ、独奏を弾いてみたいと強く思った当時の熱い気持ちを、今でも懐かしく思い出す曲なのです。

ロ・ツィンガーロは、発表会で弾いたときに、自分では出来に不満を感じていました。
でも、聴きに来てくれた友人が涙を流して「よかった」と言ってくれた。
それが意外で、でもとてもうれしかった。
器用ではないけれどこれからも続けていこう、と思えた瞬間でした。

カラーチェのコンチェルト第二番1楽章は、清里マンドリン音楽祭で弾かせていただきました。
ピアノ伴奏の代わりに、セカンドマンドリン、ギター、チェロ(マンドチェロではなく)付き、という編成に編曲していただいて、とてもうれしかった。
あの頃、自分のこれから、についてすごく考えていたっけ・・・。


そのように感傷的になったリハーサルでありました。
私は問題点が山積みだったので、ピアノの先生に居残りレッスンをしていただきました。
お疲れのところ、ありがたいことです。


自分が発表会に出る立場だと、つらくてやめたくなることもあります。
出なければどんなに楽だろう、と。
でも、出なければここまでつきつめて練習することもない。ある程度弾いて、できた気になっておしまいです。
たとえ本番で思ったように弾けなくても、練習したことは無駄にはなりません。

自分が生徒に発表会への参加を勧める立場では、無理強いはしません。
ただ、本当にいい経験になるから、ということは自信を持って言えます。

「自分にはとても無理。もっと上手になったら出ます」
という生徒が多いんですが、実際のところ、出ないと上手にならないんです。
上手になりたければ出てください。
失敗したとしても命に関わるわけではないし、誰からも責められません。
そもそも、失敗か成功か、の二択ではないですね。

そんなことを考えているこの頃、とてもいい文章を教えてもらったので、ここに紹介します。

【ある美術学校でのエピソード】

ある美術学校でのエピソードである。

陶芸の授業のとき、
最初に教師はクラスを2つに分けた。

そして、
アトリエの左半分の生徒には作品の量によって、
右半分の生徒には作品の質によって採点すると告げた。

採点の日が来て、
興味深い事実が明らかになった。

優秀な作品は、
すべて、“量グループ”から生まれたのだ。

量グループの生徒は、
たくさんの作品をつくっていく過程でいくつも失敗し、
そこから学ぶことでいい作品を次々と生み出すことができた。

しかし、
“質グループ”の生徒は、
完璧な作品について理屈をこねるだけで手を動かさなかったために、
成果として残ったのは、
壮大な理論と作品になりそこねた粘土だけだったのだ。

あなたの目標が、
ビジネス、スポーツ、芸術、人間関係など、
どんな分野であろうと同じこと。

進歩する唯一の方法は、
「トライ・アンド・エラー」をくり返すことだ。

そして、
そこでの失敗を経験という財産に変えていくのだ。

【人の心に灯をともす】http://merumo.ne.jp/00564226.html より

P.F.ドラッカーは、次のように言っている。

「間違いや失敗をしたことのない者だけは信用してはならない。

そのような者は、無難なこと、安全なこと、つまらないことにしか手をつけない。

人は優れているほど多くの間違いをおかす。

“ドラッカー 365の金言”(ダイヤモンド社)

安全や無難なことを目指すなら、
何もしないことだ。

何かにチャレンジすれば、
何回かは必ず失敗する。

人間がやることで、
100発100中の成功など、
この世にありはしない。

失敗を恐れない勇者だけが、
成功を手にすることができるのだ。

「倒れたら起き上がる」

何回失敗しようが、
そこから起き上がり、
あきらめずにチャレンジし続ける人に勝利の女神はほほ笑む。


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さぼてんのキャベツ

2012年05月25日 | Weblog
大好きです。おいしいですね。

JEUGIAカルチャーでのレッスンの日は、昼食と夕食をテラスモール湘南でいただきます。
その日のレッスン予定によって(欠席があったり、体験レッスンが入ったりで、空き時間が都度違います)行くお店を選択します。
短時間ならスタバかサンマルクカフェなど。
今回は、少し時間があったので、さぼてんに行きました。
カツよりも、むしろキャベツが食べたくて。

注文すると、まずキャベツがどっさり運ばれてくるんですね。ひさしぶりだったので、忘れてました。
さぼてんのキャベツは、一般的な千切りキャベツより細かい。極細です。
そして、ひんやり。
これがおいしいんだな。
カツがくる前に、胡麻ドレッシングで8割がた食べてしまいました。
カツと共に食べるとまたおいしくて、キャベツをお替り。
いやー、よく食べました。

千切りキャベツが好きで、以前スライサーを購入しました。
自分で包丁で切るよりは繊細な千切りキャベツができますが、さぼてんのキャベツにはかないません。
さぼてんのキャベツを毎日食べたいものです。
さぼてんの売店で売ってるのは結構高いんですよね・・・。
店で頼むとお替り自由だからいいな。


さて、今日はおさらい会の会場代を支払いに行ってきました。
控え室も確保して、これで一安心。
全日借りたので、時間の制約も無いし。
それはいいんだけど、手続きをしてくれた担当の人が、用紙を取るときにいちいち指を舐めるのが本当にいやでした。
どうにかやめてほしい。
指サックでもしてください。
舐めた紙(正確には、舐めた指で触った紙)を渡されて持って帰るのって・・・。

レッスンに来た生徒さんには、とりあえず本番の日程をお知らせしています。
まだ申込書等が作成できてなくてすみません。
なるべく早く選曲しましょうね。

今回、JEUGIAの生徒さんがどのくらい出てくれるかが楽しみです。
打診したら、「とりあえず1回客席で様子を見る」という人が多かったです。
強制ではないので、もちろんそれでもいいんです。
でも当日会場に来られるなら、弾いたほうが楽しいのにな、と思います。
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素朴な質問

2012年05月23日 | Weblog
私の友人関係は、音楽をやっている人が多いです。
大人になってからは、音楽を通じて知り合う、という、「先に音楽ありき」状態なので、なおさらです。

そんな中にいると、私の日常生活は特に変わったものでもないんですが、音楽に縁のない人からするととても不思議に見えるらしい。
このごろ、その方面(?)から新鮮な疑問をぶつけられて、改めて考えさせられることが多いです。

【疑問その1】
一体なぜマンドリン?

数ある楽器の中から、なぜよりにもよって(本当にそう言われた。全く悪気はないようですが)マンドリンをやることにしたのか。
これだけ自分の周りにマンドリンを弾く人がいると、自分が特殊な楽器をやっているという自覚すらないです(メジャーではない、という自覚はある)。
なんでなんで?と聞かれると、本当になんでなんでしょうね。
高校のときに剣道部で挫折して、急いで他の部を探していた(部活動全入制だったので)ときに出合ったのがマンドリンでした。

漠然と音楽系にしようとは思ってました。
高校の音楽部には、弦楽部、吹奏楽部、合唱部、マンドリン・ギター部がありました。
バイオリン系だと2、3歳から始めないとだめだろうし、ブラスは中学での経験者がたくさんいるだろうし、合唱はちょっと人数が少ないし・・・。
いや、決して消去法で選んだわけではありません。
新入生歓迎会で聴いたマンドリン部の演奏がとても上手だったから。
学校で練習してこれだけ弾けるようになるなら、いいな、やってみたい、と。
音色もカタチも個性的で魅力を感じました。


【疑問その2】
マンドリンを教えることが仕事になるの?

実際のところ、私はこの仕事だけでは自活できないでしょう。
家計の足しにはなりますが、これで1人暮らしは経済的に無理だなぁ。
でも結構生徒さんはいるんです。
この「結構」がまた漠然としてますね。
書道家の武田双雲さんは、生徒が230人だそうで。その上、題字等を書く収入や、書籍、テレビ出演等、すごいんだろうなぁ。
お習字はマンツーマンレッスンではない(ことが多いですよね)だからこその230人だとは思います。
楽器でこれだけの人数をこなす(という言い方は失礼かな)のは不可能でしょう。

【疑問その3】
どんな人がなぜ習いに来るの?

子育てを終えたり、退職したり、自分の時間が持てるようになって何か趣味を、という方が多いです。
何か楽器が弾けるようになりたい。できればそんなに難しくなくて持ち運べるものを。
前から音色が好きで、という方もいらっしゃいます。


【疑問その4】
習いに来る人は何を目指してるの?

私の教室だと、楽しみのため、ということだと思います。
年齢的にも、これからマスターして演奏でお金を稼ぎたい、などと思ってる方はいません。
生活の中の心のゆとりのため。
好きな曲を弾いて楽しみたい、そんな目的でしょう。
このように答えたんですが、なんかどうも腑に落ちないようで。


【疑問その5】
教えるくらいなのに、まだ習いにも行くのか、毎日練習しないとだめなのか、これからどうなりたいんだ

私が練習してることすら不思議らしいのです。
教えるためには自分は前に進み続けていなければいけないと思っています。
教科書にダジャレまで書き込んで、毎年毎年同じ授業を繰り返すだけ、というわけにはいきません。
今教えていることそのものだけでなく、バックグラウンドがたいせつだと思いますし。
教える専門でなく、ステージ(どんなステージであれ)に立つ奏者でもありたいと思っています。
誰かに、一緒に演奏しよう、と誘われるような自分になりたいし、いざそういう場ですぐに対応できる準備を常にしておきたい。

具体的にどうなりたい、というのはいまさらありませんが、少しでも自分の理想に近づきたいです。
芸の道には終わりがない。

そんなところです。


これがピアノやバイオリンなら納得なのかなー。
マンドリンだから不思議がられるのかしら。

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付け焼刃

2012年05月21日 | Weblog
金環日食のことです。
ずっと気になりつつも、(家族の)誰かが日食メガネを買うだろうと思っていたら、結局誰も買わなかったのです。
昨日になって、私が重い腰を上げた頃にはどこでも売り切れ。とほほ。

でもまぁ曇りらしいし、いいか、と思って目覚めたら横浜は小雨。
むしろ買えなくてよかったかも、などと思いつつニュースを見ていました。
いざ金環の時間になったら、薄日が射していたので、娘と慌てて窓から顔を出しました。
で、うっかり見てしまったのです。
裸眼で。
あれだけ「チラ見もだめ」と言われていたのに。

当たり前ですが、眩しい、ということしかわかりませんでした。
しかも、極度の近視なのにコンタクトもメガネもしていなかったので、木漏れ日や雲に透かしてであろうと見えるはずがなかったのでした。
で、結構目にきました。
これほどではなかったですが。

せめて黒いタイツでもかぶって見ればよかったなー。
いや、目を覆えばいいので、かぶる必要はないか。

みなさんが感動してる様を見たら、やはり日食メガネを用意して、コンタクトもして、準備万端待っていればよかったな、と思ったのでした。
準備が遅いんですね、何をやっても。


今日、メトロノームを使って練習したら、自分のテンポ感の悪さにがっかりしました。
はっきりと自覚できたのは不幸中の幸いです。

ニュースステーションで、レスリングの吉田選手の強さの秘密(タイトルは不明ですが、こういう内容の)をやっていて、興味深かったです。
集中とリラックスが同時にできる、とても特別な人なんだそうですよ。
そういう「ゾーン」に入れる人は優秀なアスリートに多いんだとか。

それなのに、ご本人は「ゾーン」のことなどまったく関心がなく、ただ楽しくやっているだけだというからすごい。
実際、彼女は厳しいトレーニング中でも笑顔なんです。
そこだなー。
私も笑いながら練習すれば、ゾーンに入れるかな。

などと考えるような人はダメらしいです。
心底楽しめばそういう境地に自然となるようで。

私がマンドリンを楽しんでるかどうか、については、また明日・・・。

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気が抜ける・・・

2012年05月20日 | Weblog
発表会の、2回目のピアノ合わせでした。
前回は時間切れであまり弾けなかったぶん、今日はピアノの先生から細かくアドバイスをいただきました。

私は、どうもすぐに気が抜けるようです。
腹筋に力を入れるのは意識しているんですが、それでも気が抜けてる。
気が抜けるとはどういうことかというと、音の方向性が定まってない、次に向かって歌いかけていない、ということです。
はー、本当にまだまだです。

自分の前後の人の演奏を聴いたら、上手なこと上手なこと・・・。
みなさんお仕事しながらいつ練習しているんだろう。

というわけで、私の演奏はともかく、研究所の発表会はかなり聴き応えがあります。
どうぞ足をお運びくださいませ。
6月9日(土)14時開演
ルーテル市ヶ谷センターです。
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当選♪

2012年05月18日 | Weblog
今年のおさらい会の会場、第一希望に当選しました。
10月分が落選だったので、11月もはずれたら今年は開催できないところでした。
12月は演奏会が2つ既に決まっているので、おさらい会とは両立(というか三立?)できないのです。

11月10日(土)
吉野町市民プラザです。
関係者のみなさま、どうぞよろしくお願いします。

立地の便利さから関内ホールを狙っていたんですが、10月分の抽選にはずれました。
というわけで、11月分は吉野町市民プラザ一本に絞って当てにいきました。
とにかく決まってよかった。肩の荷が下りました。

吉野町市民プラザの良さは、打ち上げ会場が広くて安くて貸切り、ってところです。
いえいえ、もちろんそれだけではありません。
ホールの響きは、関内ホール小ホールより評判はよかったんです。
前回の経験を踏まえ、動線など考慮してスムーズな進行を心がけます。
でも、夜の10時まで会場を押さえてあるので、安心して最後まで演奏できます。

次の段取りをいろいろやらないといけないですが、とりあえず6月の発表会が終わるまでは寝かせておこうかな・・・。

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電車の旅

2012年05月17日 | Weblog
いま、朝の10時。
横須賀線に乗っています。
下り電車に。

今日は高円寺のレッスンなので、10時開始に間に合うように家を出ました。
都心に行くルートはいくつかあります。
今朝は、最短所要時間(だが最高運賃)の、戸塚から湘南新宿ライン、を選択。

地下鉄を降りてJRに行ったら、なんだか不穏な雰囲気。
東海道線が人身事故で止まっていました。
並走する横須賀線、湘南新宿ラインも影響を受けることか多いので、不安になりました。

ホームに上がったら、ラインの運行状況がはっきりしない感じで、とにかく横須賀線に乗れとのアナウンスを信じて乗車。
その電車が次の駅で止まってしまいました。横浜で線路に人が立ち入りだとか。
これって、よくありますよね。踏切ならわかるけど、駅で、なぜ?
この安全確認というのが延々と…。

20分経ってやっと運転再開。
途中で湘南新宿ラインに乗り換えたかったけれど、アナウンスが入らず運転状況がわからないので、そのまま品川まで行きました。

この時点で、10時10分前。確実に間に合いません。
私の勘違いで、11時レッスンかも?、とかすかな期待を胸に先生に電話をしたら、10時の約束とのことでした。やっぱり。

せっかく行って20分程度しか弾けないなら、と、思いきって諦めました。
月謝制なら、それでも行ったと思います。でも私はワンレッスン制で納めているので、こういうときに厳しい。

で、自宅に引き返しています。
2時間の電車の旅。
ちょっとむなしい。

思い起こすと、こういうことは前によくありました。
子供が小さい頃。
上の子を幼稚園に車で送って、下の子を連れて高円寺のレッスンに急ぎました。
環八を通るので、よく渋滞に巻き込まれてレッスンを諦めて引き返したことが何度もあったなぁ。
幼稚園のお迎えの時間には絶対遅れるわけにはいきませんから。
砧公園やマックに寄ったりして息子と遊んだな。
そんな状況でしたが、なんとかレッスンを続けさせてもらえたので、今もマンドリンを弾いているんだと思います。

今日のような日もあるけれど、細く長く続けます。
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東急BE青葉台校マンドリン教室発表会

2012年05月15日 | Weblog
昨日終了しました。
発表会といっても、特別な会場を借りるわけではありません。
通常のレッスンの時間を2クラス合同にして、お互い独奏を聴きあう、という会です。
例年、年度末(3月の最後のレッスン日)に開催していたんですが、ギタリスト氏の仕事が忙しくて先延ばしに。
彼がいなくては成り立たないイベントなんです。
生徒の都合も考慮して、全員が出席できる日にやっと開催しました。

【プログラム】

7時クラス合奏
・ラバーズコンチェルト

8時クラス合奏
・花祭り
・春の日の花と輝く

独奏
・水色のワルツ
・シューベルトのセレナーデ
・タランテラ ナポリ
・アンダンテポロネーズ
・ガボット ワルツレント
・演奏会用第二カプリチョ
・春の海

講師演奏
・ナポリ狂詩曲


こちらのカルチャーでは、グループレッスンが2クラス。
グループレッスンの中で、独奏曲を練習するというのはかなり厳しいものがあります。
月2回、1時間のグループレッスンで、1クラスに4人いる場合は、1人当たりの時間は単純計算で15分。
たった15分です。
なので、最終的には個人練習にかかっています。
私が手を差し伸べられるのは、本当にわずかなことなんです。

そんな中、みなさんはそれぞれの目標を持って取り組み、発表してくれました。
本番はとても緊張して、トレモロもままならなくなることもあるんですが、それでもこうしてチャレンジすることは確実に力になると思います。

今回は伴奏の事前合わせなしで、当日リハーサルのみ。
この状況もかなり厳しいですが、カルチャーのレッスンの範囲内であまりぜいたくな時間も取れず。
普段よりリハーサルに時間がかかったので、開始時間が遅くなり、当然終了時間も遅くなり、講師演奏は端折りました。
この前のおさらい会のようだなー。
でも、主役は生徒で、私の演奏はおまけのようなものなので、これでいいんです。

披露するつもりで、準備はしていました。
ナポリ狂詩曲のピアノ伴奏譜をギター用に編曲してもらいました。
tutti氏とは、おさらい会に弾く機会がありますので、それを楽しみにしています。

楽しみといえば、終了後の打ち上げ。
でも、時間が遅くなってしまったのと、tutti氏が翌日早出だということで、打ち上げは無しでした。
まっすぐ帰っても、最寄り駅で11時だったので、寄らなくてよかったかも。
お腹が空きましたが・・・。



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腹に力を

2012年05月11日 | Weblog
昨日は雷がすごかったそうです。
私は辻堂(テラスモール湘南)でレッスンをしていました。
レッスン室からは外の様子はわからなかったんですが、突然の停電。
どうやら雷が原因のようでした。

レッスン室の明かりは消えなかったけれど、ドアの外は真っ暗。
防災センターからアナウンスが入り、緊張しました。

が、しかし。

動揺する私とは正反対で、生徒さんは手を休めることなく課題を弾き続けていたのです。
年配の方はさすがに肝が座っている。
停電くらいでは動じないんですねー。すごいな。
館内は部分的にあちこち停電していたようです。5分程度で復旧模様でした。

アナウンスが入った、と書きましたが、その内容が少々謎でした。

「ただいま シュンテイ が起きました」

シュンテイ??
・・・と考えて、やっと「瞬停」だろうとわかりました。
瞬間停電。
実際は瞬間ではなかったですが。

でもアナウンスで省略言葉を使うのはどうかなぁ。
肝心なことが伝わらない。
部内者の呼び方なんだろうし。


さてさて、タイトルはレッスンでのことです。
自分が受けているほう(ほう、という言葉は好きじゃないですが、この使い方は間違ってはいないですよね)のレッスンです。

ものすごい重音や、速弾きのパッセージなど、弾くことに一生懸命なところや派手なところではなく、音符的には単純なところの演奏。
たとえば、全音符のトレモロなどですね。
体力を使うような長い曲の場合は特に、そういうところで「体力温存」、または「しばしリラックス」になってしまうのではないか、ということです。
なんとなく、気が抜けたような、「無」の感じになりがちではないでしょうか。

人の演奏を聴いていてそう思うことがあるので、自分も同様なんだろうと思うのです。
音楽ではどんな音符も手を抜いていいようなものはないはず。
でも、なんだかただ音を伸ばしているように聴こえたら、気持ちが抜けているってことなんですよね。

片岡先生からは、そういう部分では特に腹筋を意識して、と言われました。
私は演奏姿勢がいい(と思う)ので、お腹もだいじょうぶと思っていたんですが、気にしてお腹に力を入れて弾いたら、先生が
「ほら、音が全然違うでしょう」と。
確かにそう思えました。
私のお腹はだらけていたんだなー。

曲の中で、音符数が少ないところほど、本当のところは表現が難しく、演奏者の味が出るところだと思います。
そのへんをより一層意識していこうと思います。


余談ですが、レセプショニストの仕事は、常に「感じのいい笑顔」が基本です。
クローク業務のときなど、お客様からの荷物を持って後ろに下がるときなどに、真顔に戻りがちなんです。
でも、そういう横顔も見られていると意識して、真顔(無表情)にならないように指導を受けています。

聴いている人がなんだか退屈に感じるときは、演奏が無表情になっているんですね。
それだと、音楽ではなくて技巧練習を聴かされてるような感じなんでしょうね。
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