1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

明日は発表会

2009年01月30日 | Weblog
和田町音楽院の発表会です。
会場は、みなとみらいホール 小ホール。

マンドリン科からは生徒さんがお2人参加します。
院長先生のギターと私のドラを加えて、四重奏。
今日が最後の練習でした。
本番はお2人ともかなり緊張することでしょう。
でも、発表会に向けて集中して練習してくれたので、当日のステージはともかく、過程としてはかなり上達したと思います。
やはり参加することはとても意義がありますね。

私にとって、現在の最大の難関はオペラの譜面。
レッスンで先生に見ていただいて、運指とリズムの取り方をいくつか変更しました。
先生の演奏は、やはりキレがある。
あんな風に弾かないと、オケの中で存在感が出せないんですね。

私が出演するなら、ということで、姉と娘が新国立劇場に来てくれることになりました。
宮殿で舞踏会とか、美しいセレナーデとか、そういうオペラではないことをよく説明したんですが、むしろそういうほうが珍しいからぜひ行く、と。

チケットを用意しようかとHPを見たら、安いほうからA席まで完売だそうです。
驚いたー。
マニアックなファンが多いのかしら。
SS席(1万4千円)かS席(1万円)しかない。
学生は3割引、というのはうれしいです。
奮発して2人を招待します。

昨日まで、3日連続レセプショニストの仕事に行きました。
昨日のバイオリンリサイタルも、いい演奏会でした。
前半が内勤(客席内の担当)だったので、フランクのソナタと、ブラームスのソナタを聴けて本当にラッキーでした。
フランク、とても好きなんです。

ホールの仕事のいい点は、こうして生演奏に接することができるのと、お客様の晴れやかな表情を見ること。
期待を胸に来場されるお客様をお迎えし、満足げにホールを後にするお客様をお見送りする。
いつも、しあわせな気持ちになります。
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PrintMusic

2009年01月29日 | Weblog
今練習している曲が、数小節ごとに拍子が変わり、しかも変拍子、しかも小節内に休符が多い・・・。

というわけで、正確にリズムをとるために、譜面を作成して自動演奏させよう、と思いつきました。

が、しかし。

7/8の拍子が設定できない。
8分音符を選ぶと、拍の数で7が選択できないんです。
ぎゃぼーん。
何をどうすれば、7/8や11/8の譜面が作れるんだか。
ご存知の方、教えてください
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三大チェロ・ソナタ

2009年01月27日 | Weblog
素晴らしい演奏会でした。

長谷川陽子(Vc),寺嶋陸也(Pf)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
寺島陸也:チェロとピアノのためのラプソディー
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調
En
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ 第3楽章

チケットは完売で当日売り無し
終演後サイン会有り

ファンの方が多いんですねー。
大盛況でした。
ドレスは2着。
華やかな色で、とてもお似合いでした。


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プレソ練習

2009年01月25日 | Weblog
朝が早くて大変でしたが、行ってみればいつも楽しいプレソの練習。
昼食は新年会ということで全員でテーブルを囲みました。
練習のあとは軽く打ち上げ。
これも楽しかった。

アメデオの演奏会が終わると、プレソの本番まであっという間です。
合宿は3月。清里でプレコンサートもやると思います。
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チラ雪

2009年01月24日 | Weblog
昨日もオケ合わせ。
練習の雰囲気には少し慣れましたが、やはり自分の出る箇所は確信が持てない。
初日よりは幾分近づいたかな。
だいたい合ってるんだけど・・・、というとき指揮者はcloseという言葉をよく使います。そして指示通りうまく演奏できると、ブラボー!と言ってくれる。

不思議で奇怪な(?)印象の曲なんですが、1日7時間も聴いていたらだいぶ馴染んできました。
込み入った拍子がぴったり合ったときの小気味よさは、たまりません。

私の出来を心配して(に違いない)、副指揮の方が休憩のとき声を掛けてくれます。
ここが間違ってたよ、などとは言わず、数えるの大変ですよね、と優しく・・・。
彼がとてもとてもかっこいい人なので、私は普通に会話ができません。
誰かに似てるんだけど、名前が思い出せない。

さて、今日はレセプションの仕事でした。
投資戦略のセミナー。
音楽や歌舞伎だけでなく、こういうのもあるんです。学会とか。
いつもと全く違うお客層で、いろいろ勝手が違いました。
それにしても投資に関心がある人があんなにいるとは。
私にはまったく縁のない世界です。

早朝出勤だった分、仕事上がりは普段より早かったです。
帰り道、雪がチラチラしてました。
今日は本当に寒かったですね。
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オケ合わせ

2009年01月22日 | Weblog
長い練習が終わって、帰りの車中です。
副指揮の方が振るのかと思っていたら、マエストロ ウリ・セガル氏が登場しました。
指示は英語。

難しいのは重々わかっていましたが、実際合わせてみて視線が泳ぐ私…

帰ったらハゲ練(激しく練習)です。

私は全体の1%くらいしか出番がありません。
熱演するみなさんをただ見つめるばかり。
みなさん、大忙しです。とんでもなく難しそうです。
それなのにきちんとできてる。
それが当たり前なんですね。

小川典子さんの著者に、
イギリス人の初見力のすごさについて書かれていました。
初見で完璧に弾けないような人は、かなり早い時点で自然淘汰され、演奏家にはなれないんだそうです。

なんだか今日は遠い国に1人で放り込まれたような心細さを感じました。
自分の力で乗り越えるしかない。しかも一晩で。
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図書館で、楽譜

2009年01月21日 | Weblog
ル・グラン・マカーブルというオペラに出ます。
日本初演だそうです。

届いた楽譜はマンドリンのパート譜。
休符が延々続いた後に、突然fffffで2拍弾く、のような部分が多いんです。
それでなくても現代曲なので変拍子だし、テンポは揺れるし、他のパートや歌とどう絡むのかがさっぱり・・・

スコアを入手したいところですが、マンドリンの出番はほんの少ししかないのに買うのもためらわれます。
だいたいこのように特殊なスコアを売っているのか、売っていたとして値段はどのくらいなのか・・・

そんな風に考えていた私に、一筋の光が。

理論の先生が母校の図書館での閲覧を勧めてくれたんです。
蔵書を検索したらスコアがあったので取り置きをお願いし、芸大まで行ってきました。

芸大の中に入るのは初めてです。
まず門がどこにあるかわからず、奏楽堂や美術館の方を大回りして、足がくたびれた頃にやっと着きました。
カウンターでスコアを受け取って、さあコピー、コピー。
でもその前に提出する書類が3枚も・・・
管理が厳重なんですね。

パート譜を持っていかなかったので、自分が弾く部分を見つけるのに一苦労。
図書館のあとに急いで仕事に行かなければならず、じっくりチェックもできないままとにかくコピーしました。

これを機に、また利用したいと思います。
膨大な楽譜があそこにあると思うと、わくわくします。

図書館から駅まで猛スピードで歩きました。
レセプショニストの仕事を始めてから、私は歩くのがだいぶ早くなったと思います。
早歩きのおかげで仕事にも余裕で間に合いほっとしました。

さて、これからスコアを見ながらCDをよく聴かなければ。
オケ合わせは明日。
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スピーチと演奏

2009年01月21日 | Weblog
いよいよ大統領就任式ですね。
昨日のニュースで見た祝賀コンサート、あれをノーカットで見たいなぁ。
就任式の様子は全部中継されるようなので、録画します。
楽しみです。

一番の楽しみは、スピーチ。
アメリカ人は人前で話すのが本当にうまいですね。

アメリカのドラマが好きでよく見ています。
演説というほどでなくても、日常生活の中で、ごく普通にごく普通の人が、人の前できちんと話ができる。大人も子供も、です。
しかも、ユーモアも交え、かつ感動的なことを言うのがすごい。

アメリカでは(他の国もそうだろうと思う)、まず自分はこう思う、というしっかりした考えがあって、それを自分の言葉で説得力を持って表現できなければ、誰からも認められないんだと思います。
日本人みたいに、やたらと「・・・みたいな」や、「・・・な感じかなと思う」などの曖昧な物言いでは、一体どうなんだ、と詰め寄られるんじゃないかとと想像します。

それはさておき、オバマ氏の演説は魅力的です。
演説集のCD、買おうと思ってます。
就任式のスピーチ版も今月末に発売らしい。
こちらにしようかしら。

オバマ氏は戦略的にきちんと演説の仕方を習得しているし、有能なスピーチライターの存在も大きいと思います。
でも、例え立派な原稿があっても、心が伴ってなければ、内容は人の胸には訴えかけないことでしょう。

これは演奏も通じるところがあると思います。
どんなにいい曲をどんなに正確に演奏しても、技術だけでは伝わらない。
音楽を奏でるのは心。

四宮小学校の先生の言葉をまた思い出しました。
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パッソ初練習

2009年01月19日 | Weblog
本年最初の四重奏の練習でした。
ひさしぶりに全員顔を合わせたので、年末年始のあれこれを報告し合いました。
4人4様のお正月。
気付かないうちに溜め込んでいたことを聞いてもらうと、不思議となんだかすっきりするものです。

年頭(もうそんな時期でもないけど)に際し、今年の活動目標を決めました。
漠然と練習しているより、方向性が決まっていたほうがいいですね。
ハ音の譜面を見るのが今年初めてだったので、時おり読み間違えました。
やはり長く休むのは良くないです。

アメデオ演奏会に来てくださった方々から、感想をいただいています。
今回とても良かったそうです。
管・打・弦のバランスがいい、と言われたのは本当にうれしい。
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アメデオ第25回記念演奏会

2009年01月18日 | Weblog
昨日、無事終了しました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございます。

この演奏会のための練習は9月から始まりました。
今年は例年より練習日が多かったように思います。
記念演奏会ということで内容が盛りだくさん。特に、ゲストとの共演があったためでしょう。

今回の会場はミューザ川崎シンフォニーホールでした。
私にとっては近くて楽ということだけでなく、本当に素晴らしいホールで大満足。
音の響きはもちろん、客席とステージの距離感、楽屋から階段を使わずにステージに行けること、ゆったりしたアーティストラウンジがあること・・・いいことずくめでした。
毎回ミューザで演奏会ができたらどんなに素敵でしょう。

演奏会当日は朝から準備と長時間のリハーサル。
集中力が長続きしない私は本番の前があまり長いのは苦手です。
でもいざステージに出てみたら、たくさんのお客様に囲まれて自然とやる気がわいてきました。

「カレリア」も「一楽章のシンフォニー」も、本番が最高の出来だったと思います。
そして、四宮小学校の合唱団の登場。
リハーサルとは別人のように生き生きとした子供達の様子と歌声にびっくりしました。
合唱団のアンコール曲「ありがとう」は本当に胸に沁みました。
歌はもちろん、ピアノもよかったし、ご指導の先生の指揮に引き込まれました。

杉並区からバス仕立てで川崎まで来てくれた合唱団のみなさん。
リハーサルの時点では体調も集中力も今ひとつだったようです。
それを本番までの間にみんなの気持ちをまとめた先生。
「喝」を入れた(命令ではなく、子供達自身のやる気を引き出す指導)とのこと、メールで読ませていただきました。
その中にこんな文章がありました。

歌は技術だけでは伝わらない、音楽は心で奏でるもの、という何かを学んだ子供たちでした

学んだのは子供たちだけではなく、大人もです。
ひとつひとつの言葉、メロディーに心をこめること。
音楽って素晴らしい、と改めて感じました。

リハーサルが終わったときは、校長先生が子供たちに向けて話をしてくれました。
1月17日がどんな日か、という話。
こうして今自分達が生きていることはどんなに素晴らしいことなのか。
それを客席に歌声で伝えよう、という内容でした。
いいお話でした。

ああ、1部の話だけでこんなに長くなってしまった。

2部では、小川典子さんのピアノにうっとり。
コンチェルトも惑星も難しくて、個人的にはちっとも弾きこなせなかったです。
オケとしてまとまっていたことを祈ります。

アンコールはいつものように楽しくにぎやかに。
アメデオでないとこういう雰囲気は出ないと思います。
最後に合唱団のみんなが客席で大きく手を振ってくれたのがうれしかった。

打ち上げには遅れて参加したので、今ひとつ乗り切れず。
人数が多いせいか自分が積極的でないせいか、たくさんの人とは話ができずに終わりました。
脳が興奮してるせいか、ちっとも酔わなかったし。
そんなわけで二日酔いもなく、元気な日曜日でした。

友人のギタリストtutti氏が演奏会の感想を書いてくれています。



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