1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

梁山泊

2006年01月31日 | Weblog
「親展書類のため、受取人以外の開封は厳禁!!」

と書いてある封筒が私宛によく届きます。
ケンシローの顔もついています。
差出人は「関東梁山泊スロット事業部」。

そのまま捨てる時もあるし、たまに開けてみることも。
今回は「仕込みネタに関する重要事項」だそうです。

だいたい、パチンコとスロットの違いもよくわからない(もしや同じもの?)ような私に、どうして何度も何度もこういうものが届くんだか・・・。
一体どこで個人情報を手に入れたんでしょう。
そしてなぜスロットがらみなんだろう。
クロネコメール便なので、勝手にポストに入れられてしまいます。
ヤマトに電話して受け取り拒否をすれば、もう来なくなるかしらん・・・。

今日レッスンに来た生徒さんも、あの雪の中、アメデオの演奏会に足を運んでくださったそうです。
ありがたいです。
雪予報を見て、前日にレインブーツを買って準備してくださったそうです。
ありがたいです。

演奏会は楽しんでくださったそうです。
特にアンコールがおもしろかったと。
自宅への帰り道は、降り積もった雪がとても明るく、雪の夜独特の静けさに胸を打たれたそうです。これも、演奏会に出かけなければ味わえなかったことで、誘ってくださってありがとうございました、とまで言われて、大変恐縮したのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンサンブルの練習

2006年01月30日 | Weblog
練習には遅刻しないこと、極力休まないこと。

こんな当たり前なことは、わざわざメンバーで決めるほどのことでもありません。
でも、意外と守るのは大変なのかもしれません。

それが当たり前にできているのが、今日練習したマードレ ルネディだと思います。
全員が「早め到着」を心掛け、着いた人からどんどん練習会場の準備をし、開始予定時間にはチューニングが終わって指慣らしができている。

そういうのって、やはり気持ちいいなと思います。
練習日、練習時間を大切にしているということが感じられます。
これが、練習の「きちんと」なんだな。
それに加えて、「きちんと」個人練習ができていればそれに越したことはないですね。
自分だけなら怠けるのは勝手だけれど、アンサンブルの場合は時間を守ることや、譜読みの出来不出来は、全員に影響しますから。

今年の発表会では、マードレは「樹々のかなた」(千秋次郎)を演奏します。
作曲者は1962年生まれの方なので、現代曲ですね。
でも、いわゆる現代曲っぽい難解さはありません。
樹々の向こう側にある見えていない何か。そういう心象風景を表現する曲だそうです。
流れるような8分の9拍子で、対位法的な中間部をもつ3部形式。
ちょっと霧がかかったような湿気のある葉や土の感じ・・・ときどき射し込む木漏れ日・・・、そんな音が出せたら、と思っています。

練習の帰りは実家に顔を出しました。
母のお誕生日プレゼントは、毎年CDなんです。
欲しいCDがあっても、お店に行くとどのあたりを探していいのか、場所が見つかってもそのアーティストの数あるCDの中で自分の聴きたい曲がどれに入ってるのか、そういうことに悩まされてしまうらしいので、私が母が希望するものを購入しています。

今回のリクエストは、iichikoのCFソング、ビリーバンバンのCDでした。
早速そのCDをBGMに、2人でゆっくりお茶を飲みながらのんびりしたひとときを過ごしました。
年末から携帯を持ち始めた母の質問にあれこれ答え、設定し直したり、請求書の読み方を説明したり、料金プランの変更を申し込んだり・・・。
操作にはまだ慣れていないようで、一所懸命練習している姿が微笑ましかったです。
マニュアルも高齢者にはとにかく読みづらいようです。
新しいこと(特に機械もの)に対しての思考回路もあまり応用が利きませんし、苦労してました。
でも、この前撮影した長谷の大仏の写真が思いのほかきれいに撮れていて(撮影したものの、見方はわからなかったらしい)、とてもうれしそうでした。

そんな母ですが、きれいに掃き清められた玄関、高級ブランド品じゃなくてもピカピカに磨き上げられた食器類・・・。隅々まで「きちんと」手入れが行き届いていて、尊敬しています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きちんと

2006年01月29日 | Weblog
病気でもないのに、よくこんなに長時間寝られるもんだ、と我ながら呆れるくらいよく寝ました。

必要最低限の家事はしましたが、あとはほとんど生産性ゼロ。
こんな生活をずっと続けたら、人としてだめになりそう。

まいにち
きちんと
生きてゆく

finoという資生堂のヘアケア製品のコピーです。
このブランドのイメージモデルは、宮沢りえさん。
自然な感じで、本当にきれいです。
CFソング「今日をたいせつに」も好き。
改めて聴いてみたら、歌詞が5番までありました。

「休日も早く起きましょう」

はい・・・。

誰に何を言われるわけじゃなくても、「きちんと生きてゆく」っていいなぁ。
なんでもないことのようだけど、一番たいせつなことだと思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

餃子祭り

2006年01月28日 | Weblog
今日は餃子祭りでした。
祭りと言っても、町をあげて大々的にやっているわけではありません。
我が家の食卓のことです。

餃子タイムってだいたい夕食ですよね。
朝から餃子って、あまりないと思います。
昼食の場合、対策をしっかりしないと、その後の仕事に差し支えそうです。

となると、餃子は夕食のおかず、ということになります。
それでも、夜仕事がある日はやはり自粛しますし、翌日にレッスンがあったりすると、やはり念のためやめておこうか、ということになります。

ひさしぶりに明日は仕事も練習も無い、ということで、今日は心置きなく餃子が食べられました。
はぁ、満足。
思う存分餃子を焼き、思う存分食べました。
それが、餃子祭りなのでした。


今日、中央線に乗ったら、前の座席に、見た目アメフト部系の男性が2人座っていました。
その2人の会話が、
「板尾はおもしろい」
という内容で、すっかり惹き付けられました。
「板尾もおもしろいけど、板尾のヨメ、最高ですよね」
と、つい参加したくなる気持ちをぐっとこらえました。

日野にレッスンに行ったら、あの雪の中、生徒さんが2人アメデオの演奏会に来てくれたことがわかりました。
年齢層と遠隔地ということから考えて、諦めていただけにうれしかったです。

開演ぎりぎりに入ったからロビーコンサートは見てないそうです。
演奏会の感想としては、
「演奏はとてもよかった。演出は不要だと思う」
ということでした。

演出に関してはかなり反応がわかれるものですね。
楽しそうでよかった、という意見もあれば、文化祭みたいなノリはいかがなものか、という意見もありました。
難しいものですね。

練習では、先週配った譜面をみなさんよく練習してきてくれていて、先が明るくなりました。
こういう時はとてもうれしいです。

練習後のお茶の時間には、福砂屋のカステラが。
厚切りでした。2切れもいただきました。
おいしかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい大人が電車でマンガ

2006年01月27日 | Weblog
以前、友人に
「のだめ、おもしろいから読んでみたら」
と勧めたら、
「読みたいけれど、帰宅後はやることがいろいろあって暇がない」
との答えでした。

「通勤の車中はどう?」
と提案してみたところ、
「電車の中でマンガを読むなんて」

はぁ、確かにいい年をして電車でマンガを読むというのはみっともないことかもしれません。
私は、電車の移動が多いからありとあらゆるものを読みます。
とても貴重な読書時間なんです。寝ることもありますが。
で、通勤時間帯をはずれた時間に乗っているので、人目を気にせずマンガも読んでしまいます。
・・・みっともなかったか。

それ以来、なんとなくマンガを広げることはなくなりました。
でも、先日ふと電車の中でお隣さんを見たら、若い女性は「はちみつとクローバー」を、50ガラミの男性は「ヤングジャンプ」系のものを熱心に読んでました。
その日は何かの週刊マンガの発売日だったのか、マンガを読んでる男性をたくさん見かけました。
これは日本独特の光景なのかもしれません。
居眠りしてる人が多いのは、外国人から見たらとても妙らしいですが、マンガもそうなのかな。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿部です。

2006年01月26日 | Weblog
ここ数日、阿部という送信者からメールが来るんです。1日に複数のときもあります。
いかにも怪しいので、開かずに削除していますが、しつこい。
もうやめてくれー。

阿部だけでなく、そういった類のメールは本当に多いですね。

突然ごめんなさい

今、いいですか

とかが件名にあるんですが、電話じゃないのにそんなこと書くのがだいたいおかしい。
よくないよ、と虚しくつぶやきながら削除してます。


「やる気無い病」は今日も続いています。
レッスンも休もうかと思いましたが、とにかく行ってきました。
休むのは簡単だけど、そうしたらずるずると怠けてしまいそうなので・・・。

でも、楽器を持たずに家を出ました。
どうしても楽器を担ぐ気になれなかったんです。
レッスン室に入って先生に事情を説明したら、そういう時もあるわよね、と、コーヒーとお菓子を用意してくれました。
楽器は弾かずに、でも、マンドリンのことをあれこれ話して、アンサンブルの譜面をコピーして帰りました。

自分の感情の波は、たぶん今ものすごく引き潮なんだと思います。
落ちるところまで落ちればあとは上がるだけだし、無理せず自然に任せよう。

マンドリンがらみの夢を見るとき、楽器を忘れたり、楽譜を忘れたり、本番に大遅刻をしたり、たいていそういう大ピンチ関係のものが多いです。
起きた時、本当に焦ってます。なんか妙にリアルで。

今日見た夢は、体験レッスンの日に、自分の楽器も貸し出し楽器も忘れて出かけて、家に戻る、という夢。
そして、自宅の近所に住んでる森光子が和服姿でドラを持って出かける所にすれ違う、というおまけ付きでした。
何で森光子・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わけもなく

2006年01月25日 | Weblog
気分が滅入るときがあります。
今日はそんな日のようです。
でも、真っ白できれいな富士山を見ることができたので、ちょっと救われました。

今、「マンドリン悠々」を読んだら、また重苦しくなってしまった。
うすうす感じてはいたけれど、小穴さんはこんな心境でステージに立っていたんですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新国立劇場 魔笛

2006年01月24日 | Weblog
オペラ、見てきました。
とても楽しかった~。
いい気分で新宿に着いたら、人身事故で電車が止まっていて、東京経由の遠回りで帰ることになりました…。
そんなわけで東海道線の車中からブログを送信します。

さて、オペラの話に戻ります。

オペラに興味はあるものの、何しろチケット代があまりにも高いので、今までほとんど足を運んだことがありませんでした。

チケットクラシックという情報誌で、オペラのことがとても詳しく取り上げられてるのを毎月読むにつけ、やはりどうしても行きたくなってきたんです。

調べてみれば、チケットって値段の幅が結構あります。
メトロポリタン・オペラなんてS席が6万4千円!
これだけ高いと一番安い席でも1万5千円です。安いけど、高い(?)。

でも新国立劇場のオペラは比較的安いようです。もちろん内容が違うので値段だけで比べるのも変ですけど。

最高が2万1千円、最低が3150円。
私はその一番安いチケットで、魔笛を見ました。

覚悟はしていたけれど、4階席の一番後ろというのは、かなり傾斜がきついです。一応センターだったので端が欠けることはありませんでした。
3千円でこれなら、不満はありません。

演出のミヒャエル・ハンペ氏はとても有名な方らしいです。
それとパパゲーノも大人気でした。
詳しいストーリーは知らなかったけれど、歌は有名なものばかりで、ああ、こういう話の流れでこの歌なのね、と納得しました。

詳しいことはまた加筆するかもしれません。何しろ電車が混んでるからパンフを広げるわけにもいかず。

今日は美智子皇后陛下もいらしてました。
アナウンスがあって登場されましたが、なぜか二部から。全幕ご覧になりたいのではと思いますが、いろいろ事情がお有りなんでしょうね。
そういえば、3階席の右サイドがまるまる一列空いていたから、なんでだろうと開演前に思っていたんです。そこは皇后様を撮影するためのカメラ席でした。
今日は淡いピンク系の和服をお召しでした。お帰りは長いカーテンコールの後で、客席あちこちに手を振って拍手に応えていらっしゃいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体験レッスン

2006年01月23日 | Weblog
東急セミナーのレッスンを終えて自宅に帰るところです。

毎月第2・第4月曜日がレッスン日です。今月は祝日があったために、今日が新年初レッスンでした。

東急のサイクルは3ヶ月区切りなので、私は年に4回も『1学期始業式の担任』のような気分を味わいます。
継続の人が多いですが、前触れなく辞めてしまう人もいますし、新規入会の人や体験レッスンの人もいます。少し感傷的になりつつも、いつも以上に準備や挨拶、レッスンの時間配分、レッスン後のフォローなど、とにかく大忙しなのが今日のような日なんです。
無事に終わって、よかった…。

3月の終わりにはマンドリンクラス恒例の発表回があります。
みなさんの選曲の役にたてば、と曲集を2冊購入しました。
どちらもバイオリン用です。
『バイオリン名曲31選』と『バイオリンレパートリーポピュラー&クラシック名曲集』。
これは曲数のわりに安くて、買ってよかったです。


アメデオの演奏会の感想、望月君もHPに書いてくれていました。ありがとうございます。
確かに譜めくりの音は気になりました。
普段の練習の時はさほど何とも感じていなかったんですが、舞台の静寂の中であれだけの譜面がめくられると、どんなに気を付けても音は出るし、動作も目につきますね。
そういうところにも細心の注意を払うように今後気を付けたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンサンブル・アメデオ 第22回定期演奏会

2006年01月22日 | Weblog
大雪の中、演奏会は無事に終わりました。
悪天候にかかわらずご来場くださったお客様(1140名だそうです)、どうもありがとうございました。

ロビーコンサートの模様をビデオで撮影したものを見たら、なんだかみんなとても楽しそう。
私自身、弾いていてとても素敵な気分でした。
突然、指揮の小穴さんが「この曲、ちょっと難しいんで、やめましょう」とにこにこしながら言って、急遽1曲やらないことになりました。
そんなわけで、弾いたのは以下の曲です。

・アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(1楽章)
・サウンドオブミュージック
・私のお気に入り
・マリア
・エーデルワイス
・サムシンググッド
・ドレミのうた
・すべての山に登れ

サウンドオブミュージックの曲は、どれもいいですね。
弾きながら、映画の場面を思い浮かべていました。
特に好きなのは「すべての山に登れ」。
悩みを相談に行ったマリアが、修道院のシスターに言われる言葉です。
また映画を見たくなってきました。

この曲を弾き終わったら、指揮者が全員を立たせてお終いの挨拶を・・・。

まだ残ってるんです。
「劇場支配人」が。

実は、ロビーコンサートの個人練で9割以上の時間をこの曲に割きました。
たぶん他のメンバーもそうだったんじゃないでしょうか。
みんなで「やりましょう」と言って、開演時間も迫っていたけれど弾きました。
弾かないで終わりになってしまったらどんなに心残りだったことか。
小穴さんは、忘れていたのか時間的にカットしようと思ったのか、今でもわかりません。

そんなこんなで、ロビーで演奏したのが9曲、約40分。
弾くほうは少人数、お客様はすぐそば(後ろが階段だったので、背後から聴いてくださったお客様も)、という状況でしたので、弾き終わった時には、なんだかもう一仕事終わったー、という感じになってしまったんです。
そのせいか、本プログラムは、いつも以上にリラックスして楽しく弾けました。

弦と管と打のバランスは、マンドリンオケで一番の課題かもしれません。
ヴァイオリン属と比べて、マンドリンはかなり音量が小さいですから、管楽器や打楽器が入るとマンドリンの音がかき消されてしまうことが多いんです。

それと、合わせの問題もあります。
管・打楽器は全ての練習に参加しているわけではありません。
特に打楽器は楽器のレンタル問題もありますので、全部が揃った状態で演奏するのは、演奏会前に2~3回くらいでしょうか。

演奏会の舞台で実際音を出してみないと、音量のバランスが調整できないということもありますので、管・打を入れることは、効果もあるけれどリスクも背負う、というのがマンドリンオケの宿命(大げさかな)なんです。

今回も、そういう課題が消化できずに終わった部分がありました。
音量面ではないんですが。ノリ、かなぁ。
残念です。
演奏会全体としてはとても楽しかったですし、本番ならではの音の響き(特に残響)も堪能できました。

演奏会のお客様側からの感想は、タテラッツィさんひよかんさんが書いてくださっているので(ありがとうございます)、ぜひそちらもご覧くださいませ。

アメデオの演奏会に関して、どんなことでもご意見、ご感想をお聞かせいただけたら、と思います。
どうぞお気軽にコメント欄をお使いください。
無記名でもかまいません。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする